【道の駅巡り】信州新野千石平(長野県下伊那郡阿南町)

信州新野千石平外観 道の駅

道の駅紹介

長野-30(長野南部-09) 信州新野千石平

2000年8月18日(第16回)登録、2000年8月18日開業

道の駅 信州新野千石平
長野県下伊那郡阿南町新野2700

営業時間:9:00~17:30

【スタンプ】

信州新野千石平スタンプ

【記念きっぷ】

信州新野千石平記念きっぷ表
信州新野千石平記念きっぷ裏

【道の駅カード】

信州新野千石平道の駅カード表
信州新野千石平道の駅カード裏

【記念指定券】

信州新野千石平記念指定券表
信州新野千石平記念指定券裏

※訪問時点での情報です。

南信濃の物産がたくさん集まる巨大な「蔵」

(シリーズ・なまこマンの1泊2日キャンプ&ドライブの旅【名古屋~つぐ高原グリーンパーク~南信州】

道の駅信州新野千石平(しんしゅうにいのせんごくだいら)は、長野県下伊那郡阿南町の国道151号線沿いにある道の駅です。

この道の駅、一言で言うと非常に「デカい」です。愛知県豊川市と長野県飯田市方面を結ぶ国道151号線、岐阜県恵那市方面と静岡県方面を結ぶ国道418号線の交差点に位置しており、交通の結節点ということもあって、ドライブ中の休憩にぴったりのかなり大きな施設となっています。

施設は物産館「蔵」、食堂、そばと惣菜の店「そば蔵」から構成されています。施設内に味噌や御幣餅(ごへいもち)を手作りする工房があるほか、国交省の「重点道の駅」として防災設備も備えています。

信州新野千石平店内

物産館「蔵」は非常に広く、地域の農産物や農畜産加工品のみならず、三遠南信エリア広域のお土産を幅広く揃えています。「南信州では最多数の商品数を揃えている」とのことなのですが、それも頷けるほどの充実っぷりです。そば、漬物、こんにゃく、飯田市のソウルフード的焼肉「遠山ジンギス」などなど… 充実しすぎていて逆に、ここ(阿南町)ならではのお土産を探すのに一苦労しました(笑)

先日紹介した道の駅南信州うるぎは「小さい施設だからこそ気軽に寄れる」とアピールしていましたが、ここと平谷村の道の駅信州平谷を見てしまうと、そういうアピールの仕方になってしまうのもなんだかわかる気がします。ライバルが強すぎます…!とはいえ道の駅南信州うるぎも、売木村の良いものが凝縮されていて、とても良い感じだったのですが。

今回は訪問していませんが、食堂では御幣餅や川魚、馬刺しといった、地域の味を楽しむことができるようです。また、そば蔵では信州そばを味わったり、手作り弁当を購入したりできます。

信州新野千石平幸法像

駐車場には、阿南町新野地区に伝わる、国の重要無形民俗文化財にも指定された祭り「新野の雪まつり」に登場する最高神「幸方(さいほう)」の像があります。この新野の雪まつりは、1月の深夜に寒風吹く中で繰り広げられるものであり、写真を見ているだけでもとても寒そうでした。なんなら阿南町のWebサイトにも「眠い!寒い!煙い!」などと記されていました(笑)

愛知県田原市とのコラボで誕生!「れんこん餃子」

あまりに広すぎて、何を購入するか迷ってしまった物産館「蔵」でしたが、いくつか魅力的なオリジナル商品を見つけることができたので、紹介していきます!

信州新野千石平れんこん餃子1

最初に紹介するのは蔵オリジナルの冷凍餃子「れんこん餃子」です。地元産のれんこんや、飯田の辛味噌を使用した地産地消のれんこんなのですが、実はこの商品には愛知県との縁があったりします。

道の駅信州新野千石平は、愛知県田原市の道の駅田原めっくんはうすと相互に交流があり、互いの特産品を販売しあっています。そんな中で生まれた新事業が、れんこんの栽培です。阿南町と田原市の有志が町内の遊休農地を活用してれんこんを栽培しており、阿南町のきれいな水で育ったれんこんを活用した新たな名物がこのれんこん餃子なのです。れんこん事業の収益は、田原市の子供たちとの交流などに活用されるそうです。

信州新野千石平れんこん餃子2

調理方法は一般的な冷凍餃子と同じで、熱したフライパンに餃子を並べ、水を注いで蓋をして5分ほど蒸し焼きにして火を通します。

信州新野千石平れんこん餃子3

香味野菜の風味が効いたジューシーな肉餡の中に、細切れのれんこんが「シャキッ」と確かな存在感を放っています。肉餡は辛味噌ベースの味付けがされており、味噌のコクと唐辛子の心地良い辛味もしっかりと感じられます。

地域の特色を生かした食材が、しっかりと存在感を放っている、お土産の理想形みたいな商品だと思いました。餡に結構しっかりと味がついているので、タレやポン酢をかけなくても美味しく頂けます。

自然薯のむかごを練り込んだもちもち食感!「むかごそば」

信州新野千石平むかごそば1
写真を撮り忘れていて、1食分食べちゃった後に撮っています…

続いて紹介するのは、道の駅信州新野千石平オリジナル商品「信州伊那谷むかごそば」です。栄養価の高い、自然薯のむかご1を練り込んだそばです。3食分入っており、つゆも付属します。

信州新野千石平むかごそば2

もりそば風にして頂いてみました。ざらりとした田舎そば風の口当たりでありつつも、ほろりと柔らかい感じでなく、もっちり感と芯のある強い食感です。

信州新野千石平むかごそば3

とろろ昆布とささみを入れて、かけそば風にもしてみました。かけそばにしても、そばの強い食感が保たれており、とても美味しく頂けます。

かけつゆも、付属のつゆと、ささみを茹でた昆布水とを組み合わせて美味しく出来上がりました!

道の駅信州新野千石平 まとめ

道の駅信州新野千石平は、長野県阿南町の国道151号線沿いにある道の駅です。

物産館「蔵」は、南信州エリアでは最大級の品揃えを誇っており、阿南町内のみならず、三遠南信エリアの野菜や物産が幅広く揃います。人気のお土産にはポップもついているので、何を買うか迷ったときにはポップのついたお土産を選んでみるのも良いかもしれません。個人的には「れんこん餃子」がおすすめです。

食堂では名物の御幣餅や馬肉等の地域の味を楽しめるほか、そば処「そば蔵」では信州そばや手作り弁当を購入できます。

愛知県や静岡県からも比較的立ち寄りやすく、長距離ドライブの際の休憩やお土産購入に非常に便利な道の駅です!

道の駅信州新野千石平のWebサイトはこちら↓

  1. 自然薯や山芋の蔓の葉の付け根にできる小さな芋のような部分で、植えると新しい自然薯や山芋が生えてきます。

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この記事を書いた人

日本各地を渡り歩くさすらいのなまこ。食べ歩き、道の駅巡り、スーパー銭湯巡りが好き。流れ着いた地域の飲食店、道の駅、スーパー銭湯情報をブログにて発信中。【これまでの拠点】徳島、仙台、名古屋

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