6回にわたってお送りしてきた企画「徳島の餃子の王将に店舗限定メニューはあるのか?」のまとめです。
過去の冒険を振り返りながら、徳島県内にある餃子の王将のオリジナルメニューを改めて紹介したいと思います!
企画主旨
餃子の王将には「各店舗に個性を持たせる」という経営方針があるそうで、それゆえに店長の裁量で出店地域に合わせた味付けやオリジナルメニュー展開が可能となっています1。例えば京都市の宝ヶ池店は「王将でメニューが一番多いお店」と銘打って炙りチーズ餃子や茹で餃子、餃子入り茶碗蒸しなど、王道なメニューから一風変わったメニューまで幅広く提供しています2。また、愛知県稲沢市の稲沢店と一宮市の苅安賀店では本格的なタイ料理を提供しています3。
これらの店舗に関しては様々なメディアや個人ブログにて取り上げられており、面白いメニューのある店舗として広く認知されていますが、一方で徳島県の餃子の王将に関する情報はインターネット上でもなかなか見つけることはできません。
「全国的にあまり知られていないというだけで、徳島県の餃子の王将にも面白いオリジナルメニューがあるのではないか?」というコンセプトのもと、徳島県内にある餃子の王将全6店舗を巡ってオリジナルメニューの有無や内容を調べてみました。
2021年6月現在、徳島県内に餃子の王将は6店舗あり、徳島駅前店が直営店、それ以外の5店舗がフランチャイズ店となっています。
今回の企画では、餃子の王将のグランドメニューのうち北陸・東海・関西・四国・中国(鳥取・岡山)エリアのメニューに掲載されていないものをオリジナルメニューとしてカウントしています。
それでは、ここから1店舗ずつ振り返っていきます!
徳島駅前店
徳島駅前店は前述の通り徳島県唯一の直営店で、徳島駅前のバスターミナルのすぐそばに位置しています。駅前すぐという立地からビジネスマンなどの利用も多い店舗です。それゆえに日替わりメニューの餃子にも「にんにくゼロ生姜餃子」が採用されており、人と会うビジネスマンのランチタイムにありがたい仕様になっています。
徳島駅前店ではオリジナルセットメニューを提供しています。ただしセットの内容はいずれもグランドメニューに掲載されているメニューの組み合わせとなっており、今回はオリジナルメニューにはカウントしません!
よって記事では「徳島駅前店にオリジナルメニューはない」と結論付けたのですが…
なまこ隊長。お言葉ですが貴方はやはり注意力散漫です。こちらの日替わりメニューとグランドメニューを見比べてみてください。
あっ!!!
……実はオリジナルメニューは平日限定の日替わりランチのほうに隠れていたのでした。豚骨ラーメン、塩ラーメン、和風ラーメンがグランドメニューに掲載されていないオリジナルメニューに該当します。
記事投稿時点では完全に見逃していたのですが、改めて確認して気付きました(笑)
というわけで改めての結論。餃子の王将徳島駅前店には平日限定日替わりメニューの中にオリジナルの豚骨ラーメン、塩ラーメン、和風ラーメンがあります!
徳島石井店
徳島石井店は県道30号線徳島鴨島線沿いにあるロードサイド型の店舗です。
直営ではなくフランチャイズ店舗となっています。
徳島石井店でもオリジナルセットメニューを提供していますが、その中にしれっと紛れている塩タンメンセットの塩タンメンが徳島石井店のオリジナルメニューです。僕は気付かなくて全然違うメニューを頼んでしまいました(笑)
また、チューリップやシューアイスもオリジナルメニューという扱いになっています。
徳島沖浜店
徳島沖浜店は国道55号線からアスティとくしまへ向かう市道沿いにあるロードサイド型の店舗です。
徳島沖浜店はオリジナルセットが非常に豊富で、セットメニューの中にある豚焼肉、野菜たっぷり塩タンメン、あんかけラーメンがグランドメニューに掲載されていないオリジナルメニューとなっています。
また、小松島店の項で述べる「和牛モツニラチャンポン」は沖浜店でも数量限定で販売されています。
その他、デザートのシューアイスおよびプレミアムアイス(いわゆるシンカンセンスゴクカタイアイス)もグランドメニューに掲載されていないオリジナルメニューとなっています。
小松島店
小松島店は国道55号線沿い、日開野町のダイレックス小松島店などが立地しているエリアにあります。
日替わりランチメニューを提供しているほか、やはり複数のオリジナルセットメニューを取り揃えています。
内容は一部、徳島石井店および徳島沖浜店と重複しています。この中では豚焼肉、野菜たっぷり塩タンメン、とろみ五目そばがグランドメニューに掲載されていないオリジナルメニューとなっています。
さらに、1日20食限定で「阿波牛の匠 のべ」とのコラボメニュー和牛モツニラチャンポンを味わうこともできます。
徳島川内店(※2023年4月末閉店)
徳島川内店は国道11号吉野川バイパス沿いにあるロードサイド型の店舗で、徳島県内の餃子の王将では最大規模となっています。
ただし、徳島川内店にはグランドメニューに掲載されていないオリジナルメニューの提供がありません。
ですがセットメニュー自体はメインのおかずが2種類あったり、箸休めの漬物があったりなどと、非常にお得です。
鳴門店(※2023年4月末閉店)
鳴門店は鳴門市の中心市街、鳴門駅のすぐそばに位置しています。
鳴門店オリジナルメニューは、とんこつラーメン、元気ラーメン、牛スジラーメンといった3種類のラーメンを中心に、麻婆豆腐丼、あっさりラーメン、海鮮塩焼きそば、ニラ玉炒めなど幅広く取り揃えてあります。
鳴門店では他にも、餃子の大食いチャレンジや独自のポイントサービスなど、特徴的な取り組みを多く行っています。
まとめ
徳島県の餃子の王将6店舗のうち、いずれの店舗でも店舗オリジナルのセットメニューを提供しており、徳島川内店を除く5店舗ではグランドメニューに掲載されていないメニューの提供もありました。
メニューの内容こそ、タイ料理のようなインパクトの強いものではないものの、その分地域の住民の「普段使い」といった雰囲気がありますね。塩タンメンやあんかけラーメンなど、あっさりとした味わいのメニューが多い印象です。また、地元企業(阿波牛の匠 のべ)とのコラボメニューがあるのも、地域性とプレミア感の両方を演出できて良いですね。
というわけで、結論。徳島県の餃子の王将にも地域に寄り添った面白いメニューがたくさんあります!リーズナブルにお腹いっぱいになれる餃子の王将で、たまには店舗オリジナルのメニューにも注目してみてください!
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