2024年9月下旬に、福岡県福岡市へ出張してきました。前乗りも含めて3泊4日の日程です。
出張のホテルを選ぶ基準には、いろいろあるのではないかと思います。現場や駅に近かったり、安かったり、ぐっすりと眠れる場所だったり、ポイントの付く場所だったり… 僕はサウナチャンスを積極的に狙っていきたいので、できればサウナのあるカプセルホテルに泊まりたいです!
最初は「ウェルビー福岡」に泊まろうかと思っていました。ウェルビーといえば、今池と栄にある名古屋の人気サウナ&カプセルですが、博多にも支店があるんですよ。ですが、2024年9月から11月にかけて、ウェルビー福岡では浴室拡張工事を行っており、出張時には浴室の様々な施設が利用できない状態でした。
どうせウェルビーに泊まるなら万全な状態のときにしたいと思ったので、今回は他のカプセルホテルに泊まることにしました。どこか良い感じのところが無いか探してみたところ、博多駅前に「ホテルキャビナス福岡」というカプセルホテルを見つけました。
代案として選んだホテルキャビナス福岡だったのですが… いざ宿泊してみると、お風呂も立地も設備もグルメも「最強」と呼ぶに相応しいカプセルホテルでした!
博多駅から徒歩1分の最強カプセルホテル
ホテルキャビナス福岡は、博多駅を博多口から出て大博通り沿いに進み、徒歩1分の場所にあります!ホテル日航福岡の隣です。
カプセルホテルのイメージとは一線を画す、シティホテルのような外観です。フロントもさながらシティホテルのようにラグジュアリーな雰囲気で、フロント係の方々が24時間体制で丁寧に応対してくださいます。なお、例によって男性専用施設です。
チェックイン時に下駄箱の鍵を預けると、ロッカーキーを渡されます。館内での飲食や物品の購入はロッカーキーで管理しており、チェックアウト時に宿泊代金と合わせて精算します。連泊の場合でも、1日ごとにチェックアウトおよび精算の必要がある点にご留意ください。
2階がロッカースペースとなっており、館内着もそこに入っています。ロッカーは、飛行機に持ち込めるような小さめのトランクなら入るサイズです。大きなトランクでも、1日あたり110円で、フロントにて預かってもらえます。2階には他にもクリーニングがあるので、長めに宿泊する際に便利です。
客室は、個室タイプの「ロイヤル個室カプセル」および「個室カプセル」と、一般的なカプセルホテルと同じタイプの「連結カプセル」があります。今回は連結カプセルに宿泊しました。
カプセルには特に変わったところは無いですね。カプセル内にはテレビが備え付けられています。コンセントは1口です。どうやら「ビデオ無料」らしいのですが… 何のビデオですかね(すっとぼけ) 適当にザッピングしていたら喘ぎ声が聞こえてきてたまげました。
各階には談話室的なコワーキングスペースと喫煙室があります。
その他、9階がリクライニングチェアのある休憩スペースとボディケアルーム、10階が展望レストラン、11階が大浴場となっています。
広いお風呂と2種のサウナで旅の疲れを癒す!
長旅の後には、お風呂で疲れを癒したいですよね!
ホテルキャビナス福岡のお風呂は、11階の大浴場と屋上の露天風呂から構成されており、浴槽の種類もたくさんあります。シャンプー、ボディタオル、かみそり等のアメニティは備え付けられています。
大浴場には白湯・ジャグジー、シルキーバス、パルスボール(打たせ湯のようなお風呂)、麦飯石の寝湯、日替わり湯、水風呂があります。また、屋上の露天風呂には博多駅方面が見える窓が設けられています。
温度はぬるめのものから熱めのものまで揃っており、安らぎたいときにも、目を覚ましたいときにも便利です。
サウナは足湯付きの低温サウナ「ロイヤルサウナ」と、高温サウナの2種類あります。
ロイヤルサウナは足湯が良い仕事をしていて、室内の温度は60℃とそこまで高くないながらも、足元からじっくりと温めることで全身が温まり、汗をしっかりかくことができます!
高温サウナは室内が90℃ほどあり、水風呂との温度差でしっかりとととのうことができます。ロイヤルサウナ⇒高温サウナ⇒高温サウナの流れで入ると、体が高温に慣れた状態で汗をかくことができて良い感じでした。
なお、サウナのみの日帰り利用も可能です。
おつまみから郷土料理まで!展望レストランで乾杯!
ホテルキャビナス福岡10階の展望レストランは、なんと24時間営業です!名前の通り大きな窓から博多の街を見下ろすことができます。店内も広々としており、席はテーブル席と座敷席の両方がありますが、いずれも余裕を持って座ることができます。
せっかくの出張なので、博多の美味しいものをたくさん食べたいところなのですが… 実はホテルキャビナス福岡の展望レストランもメニューが豊富なので、ホテルで食べるか博多の街に繰り出すか、とても悩ましかったです!
博多の街で気になるグルメを頂いた一方で、ホテルでもいろいろと気になるメニューを満喫してきたので、紹介していきます!
まずは軽いジャブ感覚で、ポテトサラダと烏龍茶です。マヨネーズの酸味が効いたほくほくのポテトサラダは落ち着く味わいです!
ポテトサラダと烏龍茶は、チェックイン時にフロントでもらった「ドリンク&1品サービス券」と交換してもらったものです。
ポテトサラダと烏龍茶でエンジンがかかってきたところで、ジャンジャンいきましょう!
梅チューハイと、かまぼこのバター焼き「カマバター」を頂きました!
梅チューハイは爽やかなのど越しに、梅の香りと酸味が良いですね。名古屋駅から博多駅まで、のぞみに約2時間40分揺られてやってきたわけです。座り続けて疲れてきた体に、クエン酸が染みわたります!
カマバターは、まあ想像に難くない味わいなのですが(笑) 色鮮やかな見た目と香ばしい香りが食欲をそそりますね。お酒と一緒につまむのは、こういうラフで適当な感じのおつまみが良いんですよ!
他にも、とても面白いメニューがあります。こちらは山口県下関市の郷土料理「瓦そば」です。その名の通り、屋根瓦の上にそばが乗っかってやってきます!
どんな料理かというと、熱した瓦の上で牛肉や錦糸卵といった具材の入った茶そばを焼き、つゆに浸けて頂く麺料理です。ビジュアルのインパクトが強烈ですが、味もなかなか濃いめで満足度が高いです。熱した瓦の上でパリパリになったそばが美味しいんですよ。というか、この料理のために「調理用の瓦」があるんですかね…
長崎県の郷土料理「特製チャンポン」もあります。
スープは濃厚でありながらも後切れの良い味わいで、麺はもっちりとした食感です。非常に具沢山なのが嬉しいです。野菜も豚肉もたっぷりと入っています。
6時~10時には税込550円で朝食を提供しています。朝食は和食、洋食、カレーの3種類から選ぶことができ、今回は和食の朝食を選びました。味噌汁は糸島豚の特製豚汁に変更することが可能です。もちろん変更しています(笑)
味付け海苔に、焼き魚に、目玉焼きに、漬物という、朝から重すぎず、それでいてごはんをたくさん食わせてくれる「The 朝ごはん」とも言うべきおかずたちにはテンションが上がりますね!
糸島豚の豚汁も、豚肉がやわらかく、さらに野菜もたっぷりで美味しかったです。
最後に、ホテルキャビナス福岡名物のサウナドリンクを紹介します。その名も「オロヤク」です。オロナミンCとヤクルトをミックスしています。
とにかく甘いのですが「こんなのを一度飲んでみたかった!」と言いたくなる味です!ビタミンを補給しつつ、乳酸菌でお腹の調子も整えられる「神ドリンク」です。サウナでととのった後は、腸内環境をととのえていきます!
ホテルキャビナス福岡の展望レストランでは他にも、刺身、もつ鍋、カレー、チャーハン、親子丼、鯛茶漬け、焼酎、ホッピー等、バラエティに富んだメニューを提供しています。滞在時は何を頼むか本当に悩ましかったですね!
その他、宴会や団体での利用にも対応しています。
ホテルキャビナス福岡 まとめ
ホテルキャビナス福岡は、博多区の博多駅前にある男性専用カプセルホテルです。
博多駅博多口から徒歩1分という非常に利便性の高い立地にありつつ、お風呂もサウナもグルメも非常に充実しています。さらに、24時間チェックイン可能で、フロントもお風呂もサウナもレストランもボディケアもリクライニングルームも24時間営業なので、いつ博多に到着しても、時間を選ばず一息つくことができます!もちろん、日帰り利用も可能です。
連泊の場合にも、1日ごとにチェックアウトと精算の必要がある点にはご注意ください。チェックアウトは11時までとなっています。
サウナは足湯付き低温サウナと高温サウナがあり、どちらでも心地よく汗をかけます。サウナを出た後には屋上の露天風呂スペースでととのうことができます。
展望レストランのメニューは非常に豊富で、おつまみから、瓦そばのような郷土料理まで、幅広く楽しむことが可能です。
再び博多へお邪魔する機会があれば、また宿泊したいと思えるほどに便利で快適な宿でした!
(本日よりしばらくの間、福岡の記事が続きます。)
ホテルキャビナス福岡
福岡県福岡市博多区駅前2丁目18-1
ホテルキャビナス福岡のWebサイトはこちら↓
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