桂浜を後にした僕たちは、宿泊予定のホテルへと向かった。高知市のホテルに荷物を置いた後は、高知市の中心街をいろいろと探索してみることにした!
はりまや橋
高知市のランドマークといえば、はりまや橋。よさこい節にも歌われた純信・お馬の悲恋の舞台ともなった橋だ。
実は思いっきり街の真ん中にあるはりまや橋。現在のものは1998年に復元されたものらしい。
街中に唐突に現れる様子から、一部では「がっかり名所」とも呼ばれているとか…
ひろめ市場
高知市の一番の繁華街、帯屋町商店街を西に抜けたところに、有名な「ひろめ市場」がある。
ひろめ市場は言ってみれば「お酒を飲めるフードコート」といったところ。訪れた時間帯は昼の3時ごろだったけれど、市場の中は人でいっぱい。昼間から飲んでいる人たちもたくさんいた(笑)
満杯だったので、結局市場で何かを食べるのはあきらめました。
時間が変わって、翌日の朝です。散々飲んだ後の酔いを醒ますために、高知市街をぶらぶら散策しました(笑)
高知城
まず最初に訪れたのは、高知城。
土佐藩初代藩主・山内一豊の築いた高知城は現在高知公園として市民に開放されている。
朝っぱらの寒い中、急な石段を一歩一歩登っていくと天守閣が見えてくる。
そして、高知市一帯を見渡すことができる。
城のことについてはあまり詳しくないけれど、あれだけ高い丘の上に城を築けば城下の様子はよくわかるだろう。志村けんのバカ殿だって天守閣から城下町を見下ろしたりしているし。
朝早すぎて天守閣には入れなかったけれど、殿様気分で眺めを楽しんだ。
謎の信号?
高知市街の交差点には、信号のところにこのような謎のアルファベット記号が付いている。
これは2007年頃より始まった「ココ!マーク」という社会実験らしく、複雑に入り組んだ高知市街の交差点の位置をわかりやすくする目的があるらしい。観光客以外にも、カーナビと同期させて地元ドライバーにも役立てたいという思惑があったようだけど、どうも形骸化しているようだ…
「高知 交差点 アルファベット」で検索して出てくる地元民のブログを見た限りでは、地元民からは困惑の声が大きいようです…
やなせ先生のお膝元
高知県は、アンパンマンの原作者、故・やなせたかし先生の出身地として著名だ。市内のいたるところでアンパンマンを見つけることができる。
JR高知駅は列車の到着メロディーが「アンパンマンのマーチ」だし、駅のお土産コーナーにはアンパンマングッズ専門店がある。
また、アンパンマン以外にも、いたるところでやなせ先生のデザインしたキャラクターを見かけることができる。こちらは地震の際の津波避難場所マップ。「じしんまん」「つなみまん」というおどろおどろしいキャラクターが描かれている。
また、土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線では各駅にやなせ先生のデザインしたイメージキャラクターが設定されています。
こうち旅広場 とさてらす
とさてらすは高知駅の傍にある観光案内所。
こちらの坂本龍馬、中岡慎太郎、武市半平太の像が目印。徳島に帰ってきてから知ったのだけど、実はこちらの像は銅像ではなく強化発泡スチロール製らしい!
観光案内所の中にはこのような「サイバーサイクリング」なるものがある。
最初はロードバイク乗りが休憩しているのかと思ったけれど、そうではなくてロードバイクを改造した機械を漕ぐことで、高知県内の名所を疑似的に旅行できるというものだ。
「黒潮町の砂浜美術館」のコースを選択して、漕いでみた。風光明媚なコースがとても楽しい。これは実際に行って漕いでみたい…!
高知八幡宮
泊まったホテルの近くにあった神社。街中にあるけれど背の高い木々に覆われ、どこか日常から隔絶されたような雰囲気があった。
仕事が滞りなく進むように、そして世間を騒がせるコロナウイルスがどうにか収まってくれるようにと神に祈ってきた。きっと時間差で効いてくると思う。
高知市は徳島市と比べると街の規模はやや大きく、徳島市とは「全国的に有名な祭りが開催される」という共通点がある。(徳島は阿波踊り、高知はよさこい踊り)
高知にはにぎやかな商店街があって、年中問わず人の訪れる名所があった。これは徳島市民からしてみれば非常に羨ましい。
もっと魅力的な街にするために、徳島市も高知市に学べるところがあるんじゃないかと思ったりもした。例えば駅前から繁華街(新町商店街~秋田町)あたりへの回遊性を向上させたり。あと、徳島にも面白いサイクリングコースはいろいろあるから、サイバーサイクリングは真似してみてもいいんじゃないかな(え)
他の街を見ると、我が町について改めて考えるきっかけにもなりますね。とにかく商店街が人で賑わっているのが羨ましかったです…
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