先週末(6/29、6/30)には他県より弟が遊びに来ていた。しかしその日の徳島はあいにくの雨模様だったため、雨でも見て回れる「徳島県立防災センター」を訪問した。
その後はカラオケに行ってキッズルームに通されたり、スシローで夕食をとったり、徳島最強の味付け海苔・大野海苔で宅呑みをしたりなど楽しんだ。
天候の回復を待ち就寝したものの、30日は前日にも増して強い雨。弟からの「そばを食べたい」というリクエストに答えて、僕は以前から気になっていた店に向かうことにした。
徳島市福島の、助任川東岸にあるそば屋「蕎麦 堂眞」だ。
こちらの店は、有形文化財に登録された築100年以上の酒蔵を改装して作ったそば屋だ。勢玉酒造という造り酒屋が経営している。
徳島市内は強い雨だったが、店内はたくさんのお客さんで賑わっていた。
席が空くまで、店の周りを見物することにした。
そば粉は自家製粉
店舗の隣には売店があり、勢玉酒造のお酒を買うことができるほか、勢玉酒造の歴史を感じられる展示品を見ることができる。
風情ある雰囲気を楽しんだところで、席が空いたようなので店内に入った。
風情溢れる店内は淡い照明で雰囲気抜群
食前のそば茶。良い香り
注文したのは「そば米雑炊と蕎麦のセット」(1100円)。
そばはつるりと滑らかな二八そば。喉ごしがとても楽しい。そばつゆは濃いめの味付けで、鰹のうまみがよく効いている。
そば米雑炊は優しい鶏ベースの汁に、柔らかい掻き玉がとても美味しい、落ち着く味わいの一杯だ。
そして〆にそばつゆをそば湯で割って頂く。鰹だしのうまさを余すことなく味わうことができた。
食後のコーヒー付き
店員さんの応対はとても丁寧で、快適でゆったりとしたランチタイムを過ごすことができた。
何より、有形文化財の酒蔵は雰囲気抜群。風情ある酒蔵の中で味わうそばというのもまた乙なものだった。
……とはいえ、野郎二人で来る場所ではなかったかもしれない(笑)
こういうおしゃれなところには恋人を誘うもんだ!くぅ。先日ふられたばっかりの傷ついた心に塩が塗りこまれるぜ。
徳島県徳島市福島1丁目4-9
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