道の駅紹介
山形-17 白鷹ヤナ公園
第23回(2007年3月)登録、2007年4月開業
所在地:山形県西置賜郡白鷹町下山661-1
日本最大のヤナ場がある鮎の道の駅
先日予告した「日本海方面道の駅巡り旅」の記事第1弾です!
白鷹ヤナ公園は山形県西置賜郡白鷹町の国道287号線沿いにある道の駅です。訪問時には鮎祭りというイベントが開催されており、賑わいを見せていました。
駅名の「ヤナ(簗)」というのは鮎を捕まえる仕掛けのことです。川の中に竹などで作った簀を斜めにセットすることで、上流から流れてきた鮎が簀に引っかかります。その引っ掛かった鮎を拾う漁をヤナ漁と呼びます。
メイン施設「あゆ茶屋」は物産館と食堂から構成されています。物産館では鮎製品のほか、地域のお菓子や農産加工品を取り扱っています。
地物の鮎は食堂でも鮎定食として味わうことが可能です。
白鷹ヤナ公園の見どころは、施設の裏手にある日本最大級の観光ヤナ場です。上の写真の赤い門から入場できます。足場が狭いので十分注意しましょう。
最上川の川幅のおよそ1/3を遮るように、大きな簀がセットされています。訪問時は夏の豪雨によってヤナ場が破損していたため、修繕中でした。
それにしても、ヤナ場というのはシンプルながらも効果覿面な仕掛けですね…
白鷹の鮎を食す!
前述の通り訪問時には鮎祭りが開催されており、屋台にて鮎の塩焼きが販売されていました。炭火焼きって魅力的ですよね。美味しいものがより美味しそうに見えます。
その魅力に抗えず、買ってしまいました!お腹からガブリと、頂きます!
ホクホク!優しい味で旨味たっぷりだ!
川魚は炭火焼きに限りますなぁ!
焼きたての鮎はとてもホクホクで、程よく脂が乗っています。淡泊な味わいの中にも確かな旨味があり、この旨味を塩が引き立てていますね。
そんな感じで鮎の塩焼きを食べていると…
すみません。さくらんぼテレビです。
山形のローカルテレビ局、さくらんぼテレビの取材が来ていたのです!
これは、インタビューされる流れや!
なまこマンの頭脳は秒速でフル回転しました。
ちょっと気の利いたコメントしないと!えーと。「淡泊な味わいの中にも確かな旨味があり、この旨味を塩が引き立てています」と食レポして… あと「仙台から来ました」って言ったら「そんな遠くから!」って流れになるかな!
ワクワクしながらも平静を装いつつさくらんぼテレビのクルーを待っていましたが、彼らは僕をスルーし、親子連れをインタビューしていました(笑)
なんでや!!
なまこマンさんが最近やたらと口にしていらっしゃる「撮れ高」の問題では?
確かに… 子供の純粋なコメントには敵わないよな…
なお、鮎の塩焼きは背骨も食べられる仕上がりです。頭と尻尾の先以外全部食べてしまいました(笑)
道の駅白鷹ヤナ公園 まとめ
白鷹町のヤナ漁は戦後に一度廃れたのですが、ヤナ場を復活させたいという地域の方々が立ち上がり、ヤナ場を復活させ、自らヤナ公園の運営会社の株主となりました。復元されたヤナ場で採れた最上川の鮎は現在も地域の人々や観光客を楽しませています。
田舎の長閑な風景にも癒されますし、最上川のもたらす恵みをたっぷりと感じられる道の駅です!
ニュースの場合、個人ブログとは違って撮れ高不足は「茶番力」ではカバーできないからね。さくらんぼテレビのクルーは、僕の茶番力に恐れをなしたのかもしれないね!
そんなわけないじゃないですか!そもそも撮れ高不足は茶番力じゃなくて文章力でカバーしてください!
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