【道の駅巡り】種山ヶ原(岩手県気仙郡住田町)

種山ヶ原外観 岩手

道の駅紹介

岩手-05 種山ヶ原

第5回(1994年4月)登録、1991年4月開業

種山ヶ原スタンプ
【スタンプ】
種山ヶ原記念きっぷ表
種山ヶ原記念きっぷ裏
【記念きっぷ】販売中

所在地:岩手県気仙郡住田町世田米子飼沢30-39

賢治の愛した高原

道の駅種山ヶ原は岩手県気仙郡住田町の国道397号線沿いにある道の駅です。三陸海岸から離れ、山の中へ入っていくとだんだんと路肩に雪が積もってきました。住田町の中心市街地を過ぎると、周りに人家はなくなり、国道は木々の間を縫って進む山登りルートになります。かなり高いところまで登ったあたりで、道の駅種山ヶ原が見えてきます。

駅名になっている種山ヶ原は住田町、遠野市、奥州市にまたがる物見山(種山)を頂点に広がる高原地帯のことです。道の駅の愛称は「ぽらん」で、道の駅の建物は住田町の木材を使って建築された、星をイメージした形状になっています。

この種山ヶ原という高原は、岩手県出身の文豪である宮沢賢治が愛した場所としても知られています。彼の代表作の一つである「風の又三郎」は種山ヶ原の風景や気候に着想を得て作られています。

種山ヶ原森林公園

道の駅から国道を挟んで反対側には種山ヶ原森林公園があり、宮沢賢治作品をモチーフとした遊歩道があります。トレッキングやバードウォッチングなどを楽しむこともできるようです。

道の駅敷地内には宮沢賢治の歌碑もあったようですが、訪問時には雪に埋もれていて見つけられませんでした(笑)

三ツ矢サイダー自販機

宮沢賢治の好物はサイダーです。昔、三ツ矢サイダーのテレビCMでも紹介されていましたね。花巻市の老舗和食店「やぶ屋総本店」でも、宮沢賢治は天ぷらそばとサイダーを注文していたそうです。

やぶ屋総本店でわんこそばに挑戦したときの記録はこちら↓

三ツ矢サイダー自販機2
三ツ矢サイダー自販機3

道の駅の休憩室の外にあった三ツ矢サイダーの自動販売機は、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」が書かれた特別仕様でした!なまこマンはこう見えて宮沢賢治作品のファンなのでテンションが上がりました!

種山ヶ原の恵みの揃う道の駅

道の駅種山ヶ原のメイン施設「ぽらん」は休憩室、物産館、レストランから構成されています。

物産館では野菜、鶏肉、豚肉など、種山ヶ原の自然の中で育った農産物やお土産、銘菓を取り扱っています。また、姉妹都市の物産もあり、品揃えはかなり幅広いです。

バードコール

間伐材で作った木工芸品も数多くあります。様々な木のおもちゃがある中で特に面白かったのがこちらの「バードコール」です。太い部分を回すとキュルキュルという甲高い鳥のさえずりのような音が出るのです!実際に触ってみて、思った以上に鳥のさえずりで驚きました(笑) なるほど。「種山ヶ原で鳥たちとセッション」というのはこういうことか!でも、狼は人間が遠吠えの真似をしているのが理解できる(ゆえに人間の遠吠えには反応しない)ようですが、鳥はどうなんでしょう…(え)

種山ヶ原レストラン

レストランでは名物の鶏ハラミや豚肉を使用したメニューを提供しています。訪問時は物産館の開店時間と同時だったため、お昼にオープンするレストランはまだ営業していなかったのですが、大きく紹介されている「住田鶏ハラミらーめん」が気になりました。道の駅種山ヶ原のオリジナルメニューであるようで、鶏ハラミをたくさん使った塩ラーメンなのだとか。スライスレモンが乗っているのが気になりますね!鶏ハラミらーめん以外ではとんかつが人気なようです。

道の駅種山ヶ原 まとめ

道の駅種山ヶ原は、宮沢賢治も愛した自然豊かな高原地帯「種山ヶ原」を走る国道397号線沿いにある貴重な休憩スポットです。沿線に本当に何もないので本当に貴重なオアシスです(笑)

物産館では種山ヶ原の自然が育んだ農産物や、間伐材を使用した木工芸品などを幅広く取り扱っているほか、レストランでは名物の鶏ハラミを使用したオリジナルメニュー「住田鶏ハラミらーめん」を味わうことができます。

隣接の種山ヶ原森林公園ではバードウォッチングを楽しめるほか、雪の無いシーズンにはトレッキングもできます。

アクセス路の国道397号線も含めて木々に囲まれている自然豊かな場所なので、緑豊かな季節に改めて訪れてみたい道の駅でした!

次の目的地までちょっと寝るね!うるさくて眠れないからカーステレオは切ってね!でもBGMが無いと寂しいからあんずちゃんが子守唄を歌ってね!曲はつじあやのさんの「風になる」がいいな!

注文の多いなまこ!!

山形県の自然豊かな山中にある道の駅「白い森おぐに」の紹介記事はこちら↓

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