国府の「王者-23」ではいろいろな趣向を凝らした限定メニューを販売している。
このブログでも度々取り上げてきたけれど、本当にバラエティ豊かなメニューを提供してくれて、食べに行くのがとても楽しい。
今回は限定メニュー「阿波尾鶏の中華蕎麦」「豚骨魚介」「あご出汁冷やし蕎麦」を紹介したい!
阿波尾鶏の中華蕎麦
阿波尾鶏の中華蕎麦(大盛り)とローストポーク(850+100+150円)
阿波尾鶏は全国の地鶏の中でも高い人気を誇る徳島のご当地地鶏。王者が徳島の地場食材を取扱い、PRする「阿波ふうど繁盛店」に認定されたことを記念して作られたメニューだ。
阿波尾鶏の丸鶏を使ったスープはすっきりとした中にも、鶏のうまみが丹念に出ている。表面を覆う鶏油がコクを追加してくれていて、とても味わい深い。
そしてトッピングのメンマのコリコリ食感が楽しかった。
全粒粉の麺は抜群の茹で加減で、プリプリでとてもおいしい。
丸鶏がなかなか入ってこないらしくて、販売期間の短い限定メニューだったけれど、丁寧な仕事と徳島の恵みを感じられる素晴らしい一杯だった!
豚骨魚介
豚骨魚介(大盛り)とご飯(小)(850+100+150円)
近年のラーメン界の人気フレーバー、豚骨と魚介のダブルスープ。魚介の味はうまくやらないと全体が魚介味になってしまいがちだけど、王者の豚骨魚介は魚介と豚骨のバランスが絶妙。魚介や魚粉の複雑なうまみと、豚骨のまろやかなうまみが非常にうまくマッチしている。
平打ちの縮れ麺は食感がとても楽しい。そして海苔がとても美味しい!
あご出汁冷やし蕎麦
あご出汁冷やし蕎麦(大盛り)とローストポーク(850+100+150円)
10月になっても暑い日々が続くけれど、そんな時にありがたい冷やしメニュー。旨みの強さで知られるあご出汁だけど、やっぱりこれも使い方を間違えると全体があご出汁の味になってしまう。でも王者のあご出汁冷やし蕎麦はあご出汁の味が強すぎなくて、軽い感じで仕上がっている。
全体的にさっぱりと頂ける一杯だ。
全粒粉の細麺も冷やした事でよりプリプリ。最後まで楽しく頂けた!
王者の新たな味に対する探究心は本当にすごいと思う。毎度毎度テイストの異なる限定メニューを短いスパンで提供してくれて、ファンの一人としてとても楽しい。
最近、王者に行くといつも限定ばかり頼んでいるから、そろそろ久しぶりに通常メニューを頼もうかなと思う。でも券売機の前に立ったら限定メニューと迷いそうだ(笑)
徳島県徳島市国府町和田表17-3
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