激辛とは、人々を魅了してやまないものです。辛味は味覚ではなく痛覚というのはもはや有名すぎる話ですが、人々は辛い物を食べたときの強い刺激や、食べた後の発汗などに魅力を感じるから辛い物を食べるのかもしれません。
先日、「徳島ラーメン 麺王」に新たなる激辛の刺客が現れました。
その名も「激辛王」。
「麺王史上最高に辛いラーメン出来ました!」というアオリのこのメニュー。果たしてどれほど辛いのか。徳島イチ体を張るなまここと、なまこマンが実食してきました!
徳島ラーメン 麺王について
当ブログでも過去に紹介していますが、改めて。
徳島ラーメン麺王は、 徳島ラーメンの有名店「東大」系列のチェーン店で、徳島県内以外にも中四国近畿やアメリカ西海岸にも店舗を展開しています。
麺の固さを「柔らかめ」「普通」「カタ」「バリカタ」の4段階から選べたり、鳴門わかめやチャーシュー等の豊富なトッピングを追加したりなどして、ラーメンを自由にカスタマイズすることができるのが特徴です。
もう一つの特徴は、卓上に置かれた無料トッピングの辛もやしですね。豆板醤ベースのピリ辛味が食欲をそそります。
ラーメンが来るまでの間、ついたくさん食べちゃうのは麺王あるあるですよね?(笑)
レギュラーメニューは「徳島ラーメン」なのですが、定期的に期間限定メニューが加わることもあります。
問題の激辛王は、2021年の春頃に追加されました。
いざ実食
今回訪問したのは、南島田町のショッピングセンター、ショッピングプラザタクト内にある麺王タクト店。
店の外にはこのように、激辛王の垂れ幕がでかでかと掲げられています。
「麺王史上最高に辛い」という煽り文句に、いかにも辛そうな真っ赤なスープ…
ですがなまこマン、この垂れ幕を見てこんなことを思いました。
中に入ってる四角いやつって、もしかして豆腐…?さては中本リスペクトか!?
写真に写る激辛王には、何やら四角いトッピングが入っています。
四角いものが入った辛いラーメンということで、僕はかの有名な蒙古タンメン中本をリスペクトしたメニューなのかな…?と思ったわけなのですが。果たしてどうなのでしょうか。
……まあ結論から言うと、中本は全然関係なかったです(笑)
四角いトッピングは角切りチャーシューでした!垂れ幕の写真では白っぽくてやや豆腐っぽくも見えましたが、僕が実際に注文したものは良い感じに炙られて黒くなっていました。これは紛うことなきチャーシューですね。
真っ赤なスープは粘度も高めです。明らかに辛そうなラー油的なのが乗ってます。
麺王のホームページによると、いつもの豚骨醤油スープにかのハバネロをきかせているということで。もう逃げられないですね。これは…
さて。激辛王に挑戦する前に、なまこマンの激辛挑戦歴を振り返ってみましょう。
なまこマンは、徳島県美馬市のご当地激辛薬味「みまから」を美味しく食べられます。
CoCo壱では5辛を完食できますが、10辛には挑んだことはありません。
激辛ペヤングは完食したことがありますが、近年発売された「激辛END」や「獄激辛」にはビビッて挑戦しておりません。
後に『獄激辛Final』に挑戦しました↓
小学生の頃に、グリコの激辛レトルトカレー「LEE20倍」に敗北しました。
そんな辛味に強いんだか弱いんだかわからないなまこマンが、激辛王といざ尋常に勝負!!
食ってみな… 飛ぶぞ。(ジュルッ)
ああーっ!!!!!!!!!!
一口目から熱い!痛い!!
咀嚼して、麺を飲み込むじゃないですか。飲み込んだ麺が消化管のどのあたりを通っているかがわかるんですよ。
スパイスカレーのように後から来るタイプというよりは、一口目からガツンと辛い感じですね。
辛くて辛くて仕方がない中で、白髪ねぎの食感が唯一の癒しでした…
ですが、辛味をご飯で緩和しつつ食べ進めていくと、次第に辛味に慣れてきました。
その状態で改めてスープを啜ってみると、確かにいつもの甘辛い豚骨醤油スープがいました。激しい辛味の中で、辛味以外の味わいに気付けたときってなんだか嬉しいですね。
ちなみに麺王ではラーメンの替え玉をすることが可能で、替え玉には通常の中華麺以外にも、ブラックペッパーを練りこんだ「ブラックペッパー麺」などといった変わり種もあるのですが…
一味唐辛子を練りこんだ唐辛子麺を替え玉すると…
やるんじゃなかったアッーーーー!!!!
刺激が欲しい方に非常におすすめです!(え)
ちなみに、きちんと完食しました!本当に辛いメニューなので、喫食の際はご注意ください!汗びっしょりになります!あと、スープが飛んだ手で目とか触っちゃダメよ!!
徳島県徳島市南島田町3丁目55 ショッピングプラザタクト内
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