道の駅紹介
岩手-31 釜石仙人峠
第43回(2015年4月)登録、2015年4月開業
所在地:岩手県釜石市甲子町7-155-4
釜石の町外れにある道の駅
道の駅釜石仙人峠は、岩手県釜石市の283号線沿いにある道の駅です。釜石市と遠野市の間には仙人峠という険しい峠があり、急勾配、急カーブの連続する交通の難所でしたが、その仙人峠をバイパスする高規格道路の「仙人峠道路」が2007年に開通しました。現在、仙人峠道路は三陸沿岸道路と東北自動車道とを結ぶ高速道路「釜石自動車道」の一部となっています。
道の駅釜石仙人峠があるのは、仙人峠のただ中ではなく、仙人峠道路の釜石側の入り口である「釜石仙人峠インターチェンジ」の正面であり、釜石市街の西の端あたりになります。
「うにぎり」と柿製品が大人気!
道の駅の入口にて、気になるものを見つけました。「おにぎり販売は10時からとなります」とは。ここから察せられる情報はただ一つです。道の駅釜石仙人峠には、名物のおにぎりがある!!
その名物の正体は意外にあっさりとわかりました。空っぽの特設コーナーにあったのは「うにぎり」の文字。釜石仙人峠名物のおにぎりの正体は、その名の通り、うにを贅沢に使用したおにぎりなのです。
地元のミネラルウォーターと磯スープで炊き上げた地元産のひとめぼれをうにと共に握り、市内の水産加工業者、中村家特製の「うに味噌」を塗った一品です。うに自体は海外産のようですが、そうすることで一つ200円という破格を実現しているのです1。
そもそもうにぎりは土日祝限定の商品のようなので、平日の夕方に訪問した僕は当然食べられなかったわけですが(笑) 道の駅釜石仙人峠を訪れるなら是非食べておきたい一品だと思います。
うにぎり以外では釜石市のお土産物を多く取り扱っています。地酒や、特産品の「甲子柿」を使用した柿酢、ご当地ラーメン「釜石ラーメン」のチルド麺などがあります。
食堂では変わり種のソフトクリームや、釜石ラーメンを味わうことができます。柿のソフトクリームもありますが、道の駅釜石仙人峠は道の駅さんりくの15年後に開業しているので、柿ソフトクリームの起源は道の駅さんりくで間違いないはずです(笑)
今回はお腹の容量やタイムスケジュールの兼ね合いで釜石ラーメンを食べるのは見送りましたが、いつか味わってみたいです。ていうかクーラーボックスがあったんだからチルド麺買っておけば良かったよ!
……記事を書いているときに「あれ買っておけば!」となるのはいつものことです(笑)
物産館内には、ラグビーに関する展示もあります。釜石市ではラグビーが盛んで、2019年にはラグビーワールドカップも開催されています。1979年から1985年にかけて、ラグビー日本一を決定する「日本ラグビーフットボール選手権大会」にて新日本製鐵釜石製鉄所ラグビー部が圧倒的な強さを見せ7連覇を成し遂げたことから、釜石ではラグビーが盛り上がりを見せているのです。地域に根付いたスポーツって良いですよね。
現在、新日本製鐵釜石製鉄所ラグビー部はクラブチーム「釜石シーウェイブスRFC」として活動しています1。
道の駅釜石仙人峠まとめ
道の駅釜石仙人峠は、物産館と食堂からなる比較的小規模な道の駅ですが、釜石市の物産を多く取り扱っており、お土産購入に適しています。
高速道路(釜石自動車道)のインターチェンジにも隣接しており、長距離ドライブ中の休憩にも活用可能です!
私はなまこ仙人。そなたの願いを叶えてしんぜよう。
なまこマンさんが今年こそ痩せて、わたしの運ぶ負担が減りますように。
努力します…
ご当地ラーメン「山形の冷やしラーメン」を味わえる道の駅「むらやま」の紹介記事はこちら↓
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