2023年1月。愛宕上杉通とハピナ名掛丁商店街の交差点付近に「ラーメン豚山」という店がオープンしました。店名や独特の黄色い看板から察しがつくように、いわゆる二郎系ラーメンの店です。東京近郊を中心に複数店舗出店しています。
気になってはいたものの、オープンして間もないこともあってか、いつ見ても行列ができていました。それゆえ食事の選択肢にはなかなか入ってこなかったのですが、先日運よく行列のできていないタイミングを見つけたので、入店してみました!
初心者でも注文しやすいシステム
なまこマンの中の人は、伝説のすた丼屋があるビルの5階に入居している「あしカラダ」というマッサージ店に顔を覚えられるぐらい通っています。その日も「全身お疲れですね」と言われながら施術を受けました。
施術が終わり、夕食をとろうと、ふと道路を挟んで反対側にある豚山のほうを見ると、いつもなら店の前から商店街の方向へ伸びている列がこの日はありませんでした!なので、これは待たずに食べられそうだと思って意気揚々と店内へと入ったわけです。
豚山の店内は20席ほどのカウンター席から構成されています。お冷やはセルフサービスなのですが、給水器が入口のところにあるので、席に着く前に水を注いでおかないと後で注ぎに戻るのが大変です(笑)
メニューはミニ・小・大の3つのサイズのラーメンと、各種トッピングです。ラーメンは豚(チャーシュー)の量を2枚から8枚まで選ぶことができます。麺の量はミニが125g、小が250g、大が375gと、なかなかの盛りなので、注文の際には食べきれる量を頼むようにしましょう。僕も三十路を迎えてから二郎系の大はきつくなってきたので小にしました(笑)
その他、+100円で汁なしにしたり、期間限定味(訪問時は味噌でした)に変更したりもできます。
さて。二郎系ラーメンといえば欠かせないのが「コール」ですよね。慣れていない方にとっては緊張する瞬間だと思いますが、豚山では席にコールの解説が貼られているので安心して注文することができます。店員さんから「にんにく入れますか?」と聞かれたときに、コールをすることでにんにく、野菜、あぶら(背脂)、からめ(タレ)を好みの量入れてもらえます。
豚山の場合は、
にんにく:ぬき⇒少し⇒ニンニク⇒ニンニクマシマシ
野菜:少なめ⇒標準⇒やさい⇒やさいマシマシ
あぶら:標準⇒あぶら⇒あぶらマシマシ
からめ:標準⇒からめ⇒カラカラ
のようにコールします(矢印が右に進むほど量が増えます)。標準の量で良い場合は特に何も言わなくても大丈夫です。僕は麺こそあまり多くは食べられなくなりましたが、野菜などはたっぷりと食べたかったので「全マシ(ニンニク・やさい・あぶら・からめ)」で注文しました。
ちなみに「にんにく入れますか」の際に「アレ」と言うと、秘密のトッピングをしてもらえます。「アレ」の内容は店舗ごとに異なっており、内容は豚山のTwitterにて発表されています。
とろとろの豚が最高!こだわりのラーメン
コールが終わると、程なくしてラーメンが出来上がります。
こちらが注文した「小ぶたダブル(全マシ)」です。丼の上がお祭り騒ぎです!ちょっとした山になっていますが、野菜がたっぷりなので体に良いに決まっています(え)
この手のラーメンの必勝法は、まず麺から攻めることです!野菜の隙間から麺を引っ張り出し、早速味わってみます。なるほどなるほど。とても力強いワシワシ麺です!強力粉(オーション)で作った、弾力と噛み応えにこだわった麺は、猛烈な存在感を放つスープや具材に負けていません。
スープは豚の力強さを感じられ、濃いタレの味と旨味と脂が脳髄をガツンと殴ってきます。旨味の暴力です。
野菜はくたくたになりすぎない、シャキシャキ感を残した良い塩梅に茹で上げられており、濃厚なラーメンの中で「癒し」として機能しています。ですが食べても食べても無くなりません(笑)
個人的にとても素晴らしいと思ったのは、豚肉ですね。5時間とろとろになるまで煮込んだという豚肉は、赤身に至るまでほろりと柔らかくてびっくりします!「飲める豚肉」と言っても過言ではありません!ダブルを頼んだので8枚付いてきたのですが、ぺろりと食べることができてしまいました!
豚山のラーメンは総じて完成度の高いラーメンだと感じましたが、特に豚肉の旨さは最高でした!がっつり脂を摂取したい気分のときは、ぜひともダブルで楽しんでみてください!
久しぶりに、お腹がたぷたぷになりました!マッサージと食事の順番が逆だったらと思うと恐ろしい!
ラーメン豚山 仙台駅前店
宮城県仙台市青葉区中央1丁目7-18
青葉区八幡にある二郎系ラーメンの店「ラーメン荘 ヤマロク 仙台八幡店」の紹介記事はこちら↓
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