三田製麺所 イオンモールナゴヤドーム前店(名古屋市東区矢田南)

三田製麺所特濃つけ麺 グルメ

イオンモールナゴヤドーム前には1階にレストラン街がありますが、2階にも大きなフードコートがあります。

フードコートにはたくさんの飲食テナントが入居しています。牛角のカルビ丼の店や、はなまるうどん、スガキヤ、ペッパーランチ、リンガーハット等、フードコートではおなじみの店舗が多いのですが、その中につけ麺の有名店である三田製麺所があります。

これまでにいろいろなつけ麺を食べてきましたが、三田製麺所はまだ未体験です。濃厚な魚介豚骨スープに、むっちりとした太麺。三田製麺所でも提供されているような魚介豚骨つけ麺は、定期的に食べたくなります。こんなんなんぼあってもいいですからね!

大きなフードコートで「特濃つけ麺」

三田製麺所外観

イオンモールナゴヤドーム前のフードコートの三田製麺所には、つけ麺、特濃つけ麺、鯛だし塩つけ麺、油そば、各種サイドメニューが揃っています。

注文してから、麺が茹で上がるまでに8分ほどかかるのでゆっくり待ちましょう。買い物の途中でゆっくりと腰を落ち着けて食事をするならそういうのも良いでしょう。

とにかく広いフードコートには、いつ行ってもたくさんの人がいます。フードコートっていつ行ってもお祭りみたいです。イオンモールナゴヤドーム前のフードコートは広いので、特にそう感じます。喧噪の中で、図書館で借りた本を読みながらベルが鳴るまでの時間を待つのも楽しいものです。たくさんの客の楽しい休日の買い物の空気に中てられて、ただ古いスマホを引き取ってもらいに行っただけの僕も楽しくなってきました。

ベルが鳴り、注文した特濃つけ麺を取りに行きました(税込1050円)。麺のデフォルトサイズは並(200g、以下重量は全て茹でる前)ですが、中(300g)、大(400g)まで同じ料金で増量できるのが嬉しいポイントです。

三田製麺所特濃つけ麺

茶色いドロドロの豚骨魚介スープに、早速麺を浸けて食べていきましょう。ガツンとくる魚介の旨味と、まろやかな豚骨の旨味の組み合わせは偉大です。どろりとしたスープが太い麺によく絡みます。

茹でたての麺はもちもちでプチンと切れる強い食感がたまりません。濃いスープと強い麺とのタッグは強烈です。この組み合わせを体が無性に欲することがあるんですよね。

喜び勇んでずるずると麺を啜っていると、スープのあまりのドロドロっぷりに、スープ割りするまでもなくスープが無くなってしまいました!なお、スープ割り用の出汁は魔法瓶に入った状態で店舗カウンターに置いてあります。

仕方が無いので出汁単体で飲みました。鰹と昆布のじんわりと旨い出汁でした。これであの濃厚スープを割ったらそれはそれは旨かったことでしょう!

三田製麺所チャーシューねぎ飯

サイドメニューのチャーシューねぎ飯も注文しました(税込350円)。甘辛くほぐされた肉は食欲を刺激する間違いない味わいでした。

時折体が欲する「特製油そば」と、クオリティの高い「唐揚げ」

三田製麺所油そば1

今度は復活メニューだという特製油そばを注文しました(税込900円)。

タレが絡み、具材のたくさん乗った油そばをしっかりとかき混ぜて頂きます。油と醤油系のタレの味がガツンと舌を刺激しますね。油そばという料理は「腹ペコの時にこういうものを体が欲している」という要素を主成分分析していって、突き詰めて残ったものだけを合体させた存在であるような気がします。

三田製麺所油そば2

油そばはカロリーが低いらしいから問題ないね!

何と比較してですか!!

三田製麺所からあげ

一緒にから揚げも注文しました(税込380円)。三田製麺所のから揚げは、からあげグランプリでも金賞を受賞するほどのクオリティだったりするそうです。

鶏肉が濃いめの醤油ダレに漬け込まれていて、しっかりと味の濃いから揚げで美味しいです。味の強いつけ麺や油そばにも負けていません。

淡麗系「鯛だし塩つけ麺」

三田製麺所鯛塩つけ麺

つけ麺には「淡麗系」というジャンルもあります。ドロッとした濃厚スープではなく、すっきりと澄んだスープを合わせて食べるつけ麺です。イオンモールナゴヤドーム前店には淡麗系として、鯛だし塩つけ麺があります。全部乗せトッピングで注文しました(税込930+400円)。

鯛の塩焼きをそのまま飲んでいるかのような上品な旨味がたっぷりと出たスープを、シンプルに塩ベースで味付けた、すっきりと澄んだ味わいです。そこに存在感の強い太麺を浸けて食べる一品です。

こういうつけ麺と、ラーメンって、何が違うのでしょうか。改めて考察してみました。仙台大勝軒や、徳島の麺屋六根ではつけ麺だけでなくラーメンも提供されていました。そこで提供されていたラーメンは、味の傾向も麺の太さもつけ麺と傾向が似ていたといいますか「つけ麺をラーメン仕様にして提供した」という感じでした。

「だったら最初からラーメンで食べれば良いのでは?」と思うかもしれませんが、それは違います。思うに、つけ麺の真髄は「変化」を楽しめるところにあるのではないでしょうか。ラーメンは麺が既にスープに合わさっているので、麺を食べるときには必然的にスープもリフトアップされ、麺とスープとの絶妙なバランスを楽しめますが、変化という観点で見ると、どのタイミングでも抱く感動は同じで、変化には乏しい気がします。それに対してつけ麺は、麺の浸し具合で印象が変わります。何にも染まっていない麺そのものを食べることもできるし、スープに長めに浸してハーモニーを強く楽しむこともできます。

さらに、麺をスープに浸し続けていくとスープの温度も少しずつ冷たくなっていきます。この「冷め」は敬遠されることもありますが、冷めることによって塩味を感じやすくなり、スープの印象がまた変わります。

温かい時期を過ぎ、だんだんと冷たくなっていく、つけ麺のスープの移ろいはまさに「四季」と言えるのではないでしょうか!四季という日本の心を奥底に感じられるからこそ、日本ではつけ麺が人気なのではないでしょうか?

三田製麺所 イオンモールナゴヤドーム前店 まとめ

三田製麺所の濃厚スープのつけ麺は「つけ麺といえばやっぱりこれだよね!」と思える濃厚な味わいです。何より、大サイズまで無料で増量できるのが嬉しいところです。小麦の風味と濃厚なスープとの組み合わせは間違いありません。

濃厚スープのつけ麺だけでなく、淡麗スープのつけ麺もありますし、油そばも楽しめます。さらに、から揚げやチャーシューねぎ飯等のサイドメニューも美味しいです。

性質上、麺を茹でるのに時間がかかるので「注文即提供」という感じではないのですが、買い物の途中に腰を落ち着けてゆっくりと食べるならこういうのも良いと思います!

三田製麺所 イオンモールナゴヤドーム前店
愛知県名古屋市東区矢田南4丁目102-3 イオンモールナゴヤドーム前2階フードコート

営業時間:10:00~21:00(イオンモールナゴヤドーム前の営業時間に準ずる)

三田製麺所のWebサイトはこちら↓

イオンモールナゴヤドーム前の他の飲食テナントの紹介記事はこちら↓

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この記事を書いた人

日本各地を渡り歩くさすらいのなまこ。食べ歩き、道の駅巡り、スーパー銭湯巡りが好き。流れ着いた地域の飲食店、道の駅、スーパー銭湯情報をブログにて発信中。【これまでの拠点】徳島、仙台、名古屋

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