道の駅紹介
愛知-17 とよはし
2019年3月19日(第50回)登録、2019年5月26日開業
道の駅 とよはし
愛知県豊橋市東七根町字一の沢113-2
営業時間:9:00~18:00
※訪問時点での情報です。
愛知県下最大の道の駅
道の駅とよはしは国道23号線豊橋東バイパス沿いにある道の駅です。豊橋東バイパスの七根インターチェンジに隣接しています。
愛知県下最大級の道の駅とされており、実際に駐車場はかなり広大です!大型車82台、小型車176台の計258台駐車可能となっています。
駐車場は愛知県道406号線(東七根藤並線)を挟んで東西に分かれており、東側の駐車場と西側にある道の駅施設との間は地下道で結ばれています。
施設は農産物直売所「あぐりパーク食彩村」、フードコート兼物産館「Tomate(トマッテ)」、休憩スペースから構成されています。他にも、訪問時には多数のテント屋台やキッチンカーが出店していました。なるほど。愛知県下最大級の道の駅はどうやらショッピング方面で楽しませてくれるようですね!
あぐりパーク食彩村は非常に大規模な農産物直売所です。広い敷地内に、地場野菜、肉類、魚介類、惣菜等がかなりたくさん揃っています。「食材だけなら買い出しはここで全部済むんじゃないか!?」と思ってしまうほどの充実ぶりです。お米に至っては産地や品種毎に量り売りもしていました。
店内の天井の各所からはエアコンの太いホースがたくさん伸びており、やたらと暑いゴールデンウィーク後半の店内を全力で冷やしてくれていたのが印象的でした。
ここは豊橋に住んでいたら普段使いしたいですね。お得で良質な食材の選択肢があまりに多すぎます。
続いてはトマッテのほうに入ってみます。すると出会い頭でキャラメルポップコーンの甘く香ばしい香りが襲いかかってきます!ポップコーン店「Me POPCORN」です。オーダーが入ってから作ってくれるので、できたてを頂くことができるのだとか。
食べたい…!
今食べたら晩ご飯が食べられなくなりますよ!
食べられる、食べられないじゃない。食べるんだよ。
全然カッコよくないですよ!ただ食い意地が張ってるだけです!!(※ポップコーンは我慢しました)
ポップコーン店以外にも、コッペパンのカフェ「コッペとサンド オリーブの風」や、花屋「食彩村花マルシェ」、ジェラートの店「ジェラートサンタ」、うどんとそばと丼の店「つるあん」、豊橋牛のひつまぶし風丼が人気の「いっしょうめし本店」、豊橋名産のちくわ「ヤマサちくわ」の直売所、物販スペース「temiyo」「まるっとみかわ」があります。
それにしても、物がありすぎて何を買うか逆に迷ってしまいます。豊橋名物を幅広く扱っているがゆえに、どれもこれも魅力的に見えてしまうんですよ。さらに、豊橋名物同士を組み合わせた、魅力的な道の駅とよはし限定商品も多数あります。道の駅とよはしオリジナル商品として「焼あご真昆布だし」というものがありましたが、どうやら昆布やあごだし自体が豊橋の特産品というわけではなく1「豊橋の特産の野菜を最高に美味しく食べさせるための出汁」ということのようです。野菜をたくさん買う準備ができていたら買ってもよかったかもしれませんが、今回は見送りました!
いろいろ迷った末、ホテルでの晩酌用にお酒とおつまみを買うことにしたのでした。
ちくわ旨い!
結局匂いに釣られて理性を溶かされてる!!
豊橋名物ヤマサちくわは購入したその場で頂くこともできます。「ちくわ天磯辺揚げ」(400円)を購入しました。「焼きたて・揚げたて」のアドバンテージが大きすぎますね。熱々でサクッとした衣を噛みしめると、プリッとしたちくわの食感と旨味に、青のりの香りを存分に楽しむことができます。ちくわなんて食べ慣れているつもりだったのですが、ヤマサちくわは弾力が強くてびっくりしましたよ。
クラフトビールとうずらの卵とヤマサの練り物で晩酌!
というわけで、ホテルにワープして晩酌タイムといきましょう!
道の駅とよはしオリジナルのクラフトビール「大人の初恋レモン」は、その名の通り、レモンとハーブを使用したクラフトビールです。使用されているレモンは、豊橋市内の果樹園で栽培された完全無農薬レモンです。
ホテルに注げるグラスがなかったのでマグカップに注いでいますが(笑) 早速一口頂いてみます。レモネードのような爽やかな酸味が最初にやってきて、続けて口の中にホップの香りがふわっとまろやかに広がります。余韻もレモネードのように爽やかで、さらにハーブの香りまで感じられます。これはコンセプトの活かされた良いクラフトビールですね。こんな甘酸っぱい初恋に憧れちゃいますね!
苦い恋しか、知らないんだよなぁ…
それはノーコメントで!!
「うずらたま5くん!!」には味噌味、醤油味、燻製の3種類の味がありましたが、今回は味噌味を購入しました。
まあ想像に難くはなかったのですが、甘辛い赤味噌ベースのタレの絡んだうずらの味玉となっています。うずら卵の薄い白身を噛み切ると、ペースト状の濃厚な黄身が現れます。うずら卵を食べたときのこの感覚が好きなんですよね。豊橋市は日本でも屈指の食用うずらの産地であり、このうずら卵も豊橋産です。
ヤマサちくわの「おつまみセット」には、野菜天、イカ天、青じそ天、ごぼう天、さつま揚げ、夏野菜天、カレーボールといった、バラエティに富んだ練り物たちが揃っています。これだけ入って700円というのは結構嬉しい価格です。5月ということで、パッケージにはかわいらしい折り紙の兜とこいのぼりがくっついていました!
プリプリで豊かな香りの天ぷらの中で、玉ねぎやきゅうりやパプリカといった具材の食感がしっかりと活きていました。しそ天はほのかなしその香りが食欲を呼び起こしますし、イカ天は細かく刻まれたいかげその食感が楽しいです。カレーボールはすり身に混ぜられたカレー粉の風味が、具材の野菜の味に見事にマッチしています。
旅先のホテルで、ご当地のものを肴に酒を飲む。運転から解き放たれたからこそ許される、最高の休息を満喫できました!
うずらの参鶏湯「ウズゲタン」
こんなものも購入していました。その名も「ウズゲタン」です。うずらの肉で作った参鶏湯です。実際の参鶏湯は丸鶏で作ることを思うと、ウズゲタンはお手頃サイズと言えますね。
シンプルなパッケージですが、湯煎して器にあけると、うずら肉がごろんと現れます。うずらを丸ごと煮込んだスープには、あっさりとしつつ、それでいて滋味深いうずらの旨味が出ています。これはとても贅沢で旨いスープです!餅米も入っていておかゆのようになっており、腹持ちも良かったです。一方で、うずらはサイズが小さい分、骨を外すのも少しばかり大変だったということを追記しておきます。
まあ、噛み砕けば問題ないけどね!バリバリバリ!(※無理に真似をしないでください)
なまこがどうやって…
道の駅 とよはし まとめ
道の駅とよはしは豊橋市の国道23号線豊橋東バイパス沿いにある、愛知県下最大級の道の駅です。施設は巨大な農産物直売所「あぐりパーク食彩村」と、フードコート兼物産館「Tomate(トマッテ)」から構成されています。豊橋およびその周辺地域のバラエティに富んだ物産を提供するだけでなく、独自に組み合わせて新たな魅力を作り出したりもしています。ここでしか買えない商品や、ここでしか食べられないグルメも数多く提供しており、アクティビティを楽しむタイプというよりは、買い物を楽しむタイプの道の駅ですね。ヤマサちくわやポップコーン等の、食べ歩きに向いたイートインも充実しています。
お土産も充実しており、豊橋の野菜を美味しく食べられる焼あご真昆布だしや、豊橋名物ヤマサちくわ、クラフトビール、うずら肉を使った参鶏湯「ウズゲタン」等が揃います。
地域住民の普段使いにも、観光客のお土産購入や食事にも便利な道の駅です!駐車スペースも非常に広いので休憩にも便利ですね。豊橋の街からも近いので、長旅の際に体勢を立て直す拠点としても活用できると思います。
道の駅とよはしのWebサイトはこちら↓
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