近年は健康志向から、様々な飲食店にて低糖質を意識したメニューが提供されるようになりました。例えば「岐阜タンメン」では低糖質麺としてこんにゃく麺が提供されたり、スシローやくら寿司等の回転寿司チェーン店ではシャリの量を半分にした注文ができたりします。
僕は少し前まで「糖質をとりに行く店で、わざわざそういう注文をするのは馬鹿馬鹿しいんじゃないか」なんて思っていたのですが、それは非常に身勝手で独りよがりな意見だったことを思い知りました。
ダイエット中でも、カレーとかラーメンとか食べたくなっちゃいますね!!たまに外食を解禁する日まで待ちきれない、ということもしばしばあります。そして、ようやく気付きました。低糖質メニューはそういう発作が訪れた時に、なるべく罪悪感を控えめに欲求を満たすためにあるのだということに!
「どうせ外食するならしっかりカロリーをとればいいじゃないか」と思って、今までは見向きもしてこなかったのですが、先日初めて、ココイチの「低糖質カレー」を注文してみました。すると、意外にも美味しくて「今後はこれを食べることを主たる目的にしても良いのでは?」と思えたので、皆様にも共有しておきます!
カリフラワーをほぐした低糖質ライス
ココイチことCoCo壱番屋で食べたいのは、もちろんカレーライスです。好きなソース、好きな辛さ、好きなご飯の量、好きなトッピングでカレーを自由自在にカスタマイズできるので、行く度に大好きなものを食べられてご機嫌になることができます。
僕が限定メニュー以外で食べるのはもっぱら「大谷翔平と村上宗隆の競演する侍ジャパンのようなカレー」こと「豚しゃぶ海の幸トッピング」です。時々「海の幸」を「やさい」に変えることもあります。ご飯もデフォルトより少し多い350gや400gにしたりして、カレーを食べるときにはとにかくお腹いっぱいになることを目的にすることが多いです。
しかしながら、カレーというのはカロリーの高い食べ物です。ご飯はもちろんですが、ポークソースにも脂肪分が多く含まれており、カロリーの塊です。ダイエットとは対極にある存在です。それでも僕はココイチのデララバさんなので、時折無性に食べたくなってしまうのです。
そんな時に目が留まったのが「低糖質カレー」だったのでした。
ココイチの低糖質カレーは、茹でたカリフラワーをほぐしてお米に見立てたものです。ポークソースと180gのカリフラワーから構成される1食分の糖質は16.5gとなっています。参考までに、ライス200gとポークソースの組み合わせは糖質が83.3gとなっており、お米を使わない分糖質の量がかなり抑えられているのがわかります。
前述の通り「カレーライスを食べに来たのならカレーライスを食べれば良いのでは?」と思っていたので見向きもしてこなかったのですが、もしこれが美味しければ、カロリーを抑えたいときにも堂々とカレーを食べられます。試してみることにしました。
というわけで、低糖質カレーを注文してみました。訪問時に提供されていた「グランドマザーカレー」に、ハーフほうれん草とハーフなすをトッピングしています。遠目から見れば完全にカレーライスですよ!
ですが、スプーンに掬ってみるとポロポロとしています。それに、ちょっと青っぽい匂いもします。やはりこれは米じゃなくてカリフラワーですね…
とにもかくにも、ポークソースに絡ませて頂いてみることにします。
あれ?悪くないな!
食べてみた感じは、確かにお米とは全然違います。ですが、よく考えると、カレーライスという食べ物の構造を単純化したら「辛くて味の濃いルーと、淡泊でほのかに甘みのあるもの(≒お米)を絡ませて食べる」という風になるんですよね。その「淡泊でほのかに甘みのあるもの」が米ではなくカリフラワーでも、大枠は成立するんですよ。
それに、カリフラワーのポクポクとした食感も非常に楽しいです。これはこれで、癖になります。
言うなればほぼ野菜なので、カリフラワーライスを大盛りにすることもためらいなくできてしまいます!
そんな低糖質カレーと合わせるトッピングとして、個人的に推したいのはなすですね。なすのトロっとした食感とほのかな甘さが、ポークソースやカリフラワーライスと合流することで、かなりの一体感が生まれます。ほうれん草もアリですが、なすのほうが存在感があって満足度は高いです。例えるなら阪神の大竹耕太郎投手と坂本誠志郎捕手のバッテリーのように、力ではなく技で満足させてくれる魅力があります。
肉が欲しいときには、パリパリチキントッピングもカリフラワーライスとよく合いますよ!カリフラワー特有の風味がくどくなってきたときに、良い具合に中和してくれます。
というわけで、罪悪感控えめかつ、食感の楽しいココイチの低糖質カレーには、時々これを目的に食べに行きたくなるような美味しさがありました!カレーはその力強さゆえに、ライスと合わせずとも料理として成立させてくれる勢いがありますが、そこをうまく突いてご飯を完全にカリフラワーに置き換えてしまうのは盲点でした。ですが、見た目からも味からも「カレーライスを食べている」という満足度をある程度得られるのが嬉しいところです。
糖質は抑えたいけれどカレーを食べたいという方や、野菜をたっぷり食べたいという方は、ぜひともココイチの低糖質カレーをお試しください!
(おまけ)
ココイチの創業祭のグランドマザーカレーといえば、スプーンの当たるスピードくじです。
なかなか手に入らないまま開催期間が終わろうとしていましたが、最後の最後でスプーンをゲットできました!
ミラータイプとマットタイプの2種類ありましたが、ミラータイプのほうが手に入りました。
さすがに安達社長1のように持ち歩いてはいませんが(笑) 大事に使っています。
CoCo壱番屋のWebサイトはこちら↓
- 以前僕の出演したCBCテレビ「太田×石井のデララバ!」にて共演した、名古屋市の中古OA機器の会社「スターネスジャパン」の社長。ココイチのスプーンをお守り代わりに持ち歩いています。
コメント
ココイチにもカリフラワーライスがあるんですね。
私は糖尿病予備軍で白米食べると高血糖になってしまうのです。
びっくりドンキーのディッシュも追加料金必要だけどカリフラワーライスに置き換えられるのでディッシュの時はそれ又はライス少な目です。
ロカボメニューもずいぶんと浸透したものです。昔は単品メニューとか注文するとライスが付きませんが…とかよく店員さんに言われたものです。
コメントありがとうございます。
ココイチの低糖質ライスはもうずいぶん前からありましたね。当然お米ではないのですが、思ったより気分は紛れます。
びっくりドンキーにもカリフラワーライスがあるなら、行くときに是非頼みます!
ありがとうございます(*’ω’*)
これはありがたい情報です✨
ココ壱番屋は、断念することが多かったのですが、気兼ねなく食べられますね☆彡
コメントありがとうございます。
やはりあくまでカリフラワーであり、遠目でみればお米だけれど味はお米ではないのですが、思った以上に気は紛れます。
何よりお米と比べて糖質のほとんどがカットされるのは助かります!