道の駅紹介
愛知-14 瀬戸しなの
2011年3月3日(第35回)登録、2011年3月26日開業
道の駅 瀬戸しなの
愛知県瀬戸市品野町1丁目126-1
営業時間:
9:00~18:00(物産館)
9:00~17:00(品野陶磁器センター)
8:30~15:30(土日祝は16:30まで)(せとめし食堂)
定休日:年末年始
【スタンプ】
【記念きっぷ】
【道の駅カード】
【記念指定券】
※訪問時点での情報です。
せとものの「せと」は「瀬戸」
道の駅瀬戸しなのは、愛知県瀬戸市の愛知県道210号線(中水野品野線)沿いにある道の駅です。東海環状自動車道のせと品野ICから近い場所にありますが、道の駅もっくる新城とは違い、ETC2.0による一時途中退出には対応していません。
道の駅施設は情報コーナー兼休憩スペース、物産館、食事処「せとめし食堂」、品野陶磁器センター、コンビニエンスストア(デイリーヤマザキ)から構成されています。また、品野陶磁器センターの飲食テナントとして、和食レストランの「日本料理敷島」、ラーメン屋の「麺屋 祥」、瀬戸焼そばの店「七福堂 瀬戸しなの店」が入居しています。
ところで、陶磁器のことは「せともの」とも呼びますよね。この「せともの」という言葉は、瀬戸市周辺で作られている陶磁器を指しています。そもそも瀬戸という地名も「陶器の産地」という意味の「陶処(すえと)」が転じてできたという説があるそうです。
道の駅に隣接する品野陶磁器センターには、瀬戸市品野地区の窯元や陶芸家の集まる「品野陶磁器工業協同組合」が運営する陶磁器販売店「暮らしのうつわ」と、陶芸体験や絵付け体験のできる「陶芸教室」があります。
暮らしのうつわには、色とりどりのせとものの器や装飾品が数多く揃っていて目移りします!どれもこれも素朴な美しさがあります。釉薬の透明感と、淡く優しい発色が素敵です。デザインは無地やボーダーのようなシンプルなものが多く、普段使いしやすいです。
値段はピンキリで、1000円もしない処分価格で売られている廃盤の食器があれば、20万円以上する壷もあったりと、幅が広いです。普段使いのものを探すだけでなく、贈答品用のものを探すのにも便利に使えそうです。
僕もずっと欲しかった小さめの茶碗と、醤油皿に使えそうな小皿を購入しました!いずれも処分品で、茶碗は800円、小皿は300円でした。
透明感ある質感と、手作りの温かみを感じられる色付けと、ツルツル、ザラザラとした手触りが最高です!これから普段使いしていくものなので、しっくりくるものをチョイスできたのはとても嬉しいです。しかもお値打ち価格で手に入っているのだから、なおさらです!
店内には瀬戸市出身の棋士・藤井聡太さんにちなんだ展示もありました。
道の駅オリジナルしいたけスープと、瀬戸市のスイーツを味わう!
物産館には、地元の野菜、愛知県のお土産、瀬戸市内の業者の作ったスイーツや加工食品、地酒、農産加工品がバランス良く揃っています。訪問時(2024年10月下旬)にはレジに派手な魔女がいて大いにたまげましたが、どうやらハロウィンイベントの一環で店員さんが仮装していただけのようです(笑)
数ある商品の中から、道の駅瀬戸しなのおよび、瀬戸市ならではの商品を購入してみたので、紹介していきます!
こちらは道の駅瀬戸しなのオリジナルの「しいたけスープ」です。瀬戸市内産のしいたけを使用しており、スープのみならず様々な料理に応用可能です。物産館にはしいたけスープの試飲コーナーもあり、飲んでみたところ、最初にしいたけ特有の香りと風味が口いっぱいに広がり、滋味と言うべきじんわりとした旨味がそれに続きます。
スープとして食べるのはもちろん、だしまき玉子なんかに使っても良さそうですね!
こちらは瀬戸市内の人気洋菓子店「アキクマザワ」のラスク「みのいけちょうらすく」です。大きめのラスクが2枚入っています!シナモン、メープル等のフレーバーがありますが、今回はプレーン味を購入しています。
ザクザクと心地よい食感と共に広がるのは、香ばしさと、フレンチトーストのごとき優しくまろやかな甘味です!
こちらは瀬戸市内の人気洋菓子店「カスタードショップ ウオコー」の人気商品「濃厚カスタードプリン」です。早速食べてみようとスプーンを突き立ててみようとして… びっくりしました!このプリン、固い!押し返してきやがる!!「濃厚」という名前の通り、卵のまろやかな風味が心地良く口の中に広がります。これは食べていてとても満足度の高いプリンです!
「瀬戸焼そば」に「てりかけ」に「ごもめし」!せとめし食堂でせとめしを満喫!
道の駅瀬戸しなのの食事処は「せとめし食堂」という名前で、その名の通り瀬戸市のご当地料理を中心に、定食や麺類等、様々なフードメニューが揃っています。以前当ブログにて紹介した「瀬戸焼そば」も味わえますよ!
瀬戸焼そばを作ってみた記事で「今度は瀬戸市の飲食店で本場の瀬戸焼そばを味わってみたいです」なんて書いたので、1年越しに希望を叶えてきました!「瀬戸焼そば」と一緒に、同じく瀬戸市のご当地料理である「ごもめし」と「てりかけ」を注文しています。
ごもめしというのは五目飯のことですね。油揚げ、根菜、鶏肉、こんにゃくの混ぜ込まれた、醤油味ベースの五目飯です。
瀬戸市の窯元では、窯入れじまいと窯出しじまいの際に、職人たちにごもめしを振る舞う習慣がありました。ごもめしはご飯の中にタンパク質も野菜も入っているので、作業時間の長くなりがちな焼き物職人たちにとっては、手軽に栄養をとれる理に適った料理といえます1。
てりかけは鶏のからあげに醤油とみりんベースの甘辛いたれを絡めた料理で、瀬戸市内の小中学校で給食として提供されている人気のメニューです。以前当ブログにて紹介した名古屋市の学校給食「おぼろみそめん」もそうですが、学校給食というのは本当に食文化のブラックボックスですよ… どんな面白メニューが眠っているかわかりません!
甘酢餡とはまた違った甘いタレは、食べ応えのあるからあげを、よりこってりと美味しく食べさせてくれます。さらに言うと、このからあげ自体も非常にジューシーに揚がっていてとても美味しかったです!
せとめし食堂のてりかけには、からあげと一緒にゆで卵と里芋と大根も入っています。これもホクホク食感で、甘いタレとの相性も良好で、ご飯にすごく合うんですよ!
そして、お待ちかねの瀬戸焼そばです。豚肉も麺も甘辛い醤油ダレでしっかりと味が付いています。過去に紹介したナカモの瀬戸焼そばの素で作ったものと比べると、せとめし食堂の瀬戸焼そばはあっさりとした印象でした。紅しょうがの酸味がまた、あっさりとした瀬戸焼そばの味とよく合うんですよ!
せとめし食堂では他にも、瀬戸市のブランド牛「瀬戸山麓牛」やブランド豚「瀬戸豚」を使ったメニューが提供されています。また「せとめし2.0」と称した瀬戸焼そばのアレンジメニュー「野菜たっぷり白あんかけやきそば」と「ホルモンがっつり黒あんかけやきそば」もあります。シロノワールみたいな形をしたデザート2があったり等、興味深いメニューがいっぱいです。
朝8時半から11時まではモーニング営業となっており、食パンとコーヒーとゆで卵と小鉢のサラダがセットになったモーニングセットが提供されます。
道の駅瀬戸しなの まとめ
道の駅瀬戸しなのは、愛知県瀬戸市の愛知県道210号線沿いにある道の駅です。
物産館には瀬戸市の野菜、愛知県のお土産、瀬戸市内の業者の作ったスイーツや加工食品、地酒、農産加工品がバランス良く揃っており、お土産購入にも普段の食材調達にも使えます。
併設されている品野陶磁器センターには、本場の「せともの」を購入できる陶磁器販売店「暮らしのうつわ」があり、せとものの食器や鍋、装飾品等をお値打ち価格で購入可能です。
食事処「せとめし食堂」では、瀬戸市のご当地料理や、瀬戸市のブランド牛「瀬戸山麓牛」とブランド豚「瀬戸豚」を使用したフードメニューの数々を楽しめます。瀬戸焼そば、ごもめし、てりかけはおすすめです!
24時間営業のコンビニ(デイリーヤマザキ)もあり、時間を問わずドライブ中の補給や休憩に便利に活用できます。
定期的に猿回しやアコースティックライブ等のイベントも開催されています。長い時間を過ごす楽しさのある道の駅です!次は品野陶磁器センターにあるラーメン屋「麺屋 祥」にもお邪魔したいですね…
道の駅瀬戸しなののWebサイトはこちら↓
- 参考:ごも飯 – 日本の郷土料理とマルミツポテリのうつわ
- あんdeまうんてん
コメント
瀬戸市は瀬戸内地方じゃなかったんですね(^^;
お茶碗の青、とてもきれいですね。お買い得にGET出来て良かったですね。私も欲しいな