楓さん!今日は「チャイナ」へ行こう!
行きましょう。
あれ?何のツッコミも無し?「どうやって自転車で中国(チャイナ)まで行くねん!!」とかないの?
自転車で行ける場所だから私を呼んだのでは?
アッハイそっすね…
自転車で行ける「チャイナ」
というわけで今回訪問したのは、国府町北岩延の県道30号線(徳島鴨島線)沿いにある中華料理店「中華菜館 チャイナ」です。徳島にはハワイだけでなくチャイナもあるんです。ちなみに沖浜にも「中華工房 チャイナ」という店があるそうですが、そことは違います。
チャイナの目印は黄色い看板と赤い壁です。夜この道を走っていても結構目立つんですよね。幹線道路沿いに立地していることもあり、駐車場は比較的広めに確保されています。
お店の壁には店名に絡めた小粋なシャレが書かれています。うまいチューカをたべチャイます!
店の玄関にはこんな感じでメニューのサンプルがずらりと並んでいます。
完全に重力に負けてしまっている五目そばに年季を感じたりしつつも、早速店内に入りました。
どこか懐かしさを感じる、落ち着いた雰囲気の店内ですね。ロードサイド店舗ということもあってボックス席が広めな印象でした。店名こそ「チャイナ」ですが、内装はどちらかというと日本のドライブイン的ですね。
そして漫画もたくさん揃っています!美味しんぼから鬼滅の刃まで網羅しています。
僕が座ったカウンター席にはサインが残されていました。調べてみたところ筒井則行さんはイラストレーター、佐野実紀さんと大津斗葵さんは役者の方のようです。
席に着いたところで、早速メニューをチェックしてみました。今日は何を食べようかなーっと!
おぉぅ…
どうしよう…
全然決まらない!!
チャイナのメニューは豊富な上に、お得なセットメニューなんかもあったりして、どれを注文するか非常に悩ましかったです!!
品揃えはラーメンや点心が中心で、まさに日本の町中華といった感じのラインナップです。どれもボリュームたっぷりなようで、美味しそうで迷います!
まだ決まらないのですか?私はもう決まっているのですが。
えっと!どれにしよう!どれにしよう…
(後から入ってきた別のお客さん)餃子・ネギラーメンセットで。
それだぁぁぁぁ!!!!!
どれにするかとても迷っていましたが、僕の後に入ってきたお客さんの注文した「ギョーザ・ネギラーメンセット」に魅力を覚えたので僕も注文することにしました!
ピリ辛ネギラーメンとジューシー餃子
こちらが注文した「ギョーザ・ネギラーメンセット」です。
これはすごい!ボリューム!!
餃子、ネギラーメン、ご飯、冷ややっこ、もやしナムルがセットになっています。
まずはネギラーメンのほうから。オイルで炒めたネギのとても良い匂いが漂ってきます!
スープには辛味噌的なものも乗っていますが、まずは溶かない状態でスープを一口頂きます。まろやかさもありつつあっさりとした飲み口の豚骨醤油スープでしたね。
ベースのスープの味を確認したところで全体を混ぜて辛味噌を溶いてみると、びっくり!スープの印象ががらりと変わりました!!どこか優しさを感じられたスープは、辛味噌と混ざり合うことによって食欲をピリピリと刺激するイケイケな旨辛スープへと変貌を遂げました!!
麺はゆるくウェーブした中細麺です。旨い油を纏ったシャキシャキのネギと併せて、食感がとても楽しいです!唐辛子のピリ辛とネギって、どうしてこんなにも食欲をそそってくるのでしょうね。
ネギが苦手で、味噌汁やラーメンのスープのネギをまるで錠剤を飲むときのように汁で丸飲みにしていた子供の頃の僕に伝えたいです。「ネギはシャキシャキを楽しむといいよ!」って!
ネギラーメンも美味しいですが、忘れちゃならないのはもう一人の主役の餃子です。
酢醤油につけて一口頂いてみると…
こりゃぁうまいぞ… なんてジューシーなんだ…
もう、ジュワですね。ジュワ。ウルトラマンの声じゃないですよ。肉汁がジュワっと染み出してくるんです。
もっちりとした皮を噛むと弾けるように流れ出す肉汁。たっぷりと入ったニラとにんにくの風味が食欲を増進してくれて、スタミナも倍増するってものです!
さらにさらに、ラーメンや餃子でちょっと脂っこい感じになったお口をリセットしてくれる、すだち付きの冷ややっこや、
ラー油とコショウのピリピリが食欲を加速させるもやしナムルも、とても嬉しい箸休めでしたね。
このセットメニュー、どの構成成分をとっても食欲が加速しますね!
食欲が加速しすぎて、食欲のスピード違反で捕まっちゃうかもしれません。せっかくゴールド免許なのに!!
何を言っているんですか?
隠れたデカ盛りメニュー「びっくり焼肉丼」
私は「びっくり焼肉丼」を注文しました1。
「びっくり」って何がびっくりなんだろうね?
チャイナのメニューには中華料理や麺類に交じって、焼肉丼やスタミナ丼なんかもラインナップされています。その中の「びっくり焼肉丼」というメニューに心惹かれたので、注文してみることにしました。
グランドメニューの「飯麺料理」の項目に小さな文字で書かれている「びっくり焼肉丼」。一体何が「びっくり」なのかは、実際に現物が目の前に現れて初めて思い知ることになるのでした…
待って、器大きくない…?
・・・・・。
(店員さん)ご飯が2合半あります。
ええっ!?!?食べられる?
こんなところで負けるわけにはいきません。
カウンター席に座っていたので、厨房の様子がチラチラと見えていたんですよ。店員さんが洗面器ぐらいある大きな丼を抱えている様子も見えたんですよ。その時は「へぇ、この店にもデカ盛りチャレンジメニューみたいなのがあるんだなぁ」ぐらいにしか思っていなかったのが、まさか自分の頼んだメニューがそれだったなんて!しかもご飯2合半とは!僕はいつも炊飯器で3合のご飯を炊いてそれを2~3日かけて食べているというのに!そんなにいっぺんに食べたことない!
改めて、水の入ったグラスと大きさを比較してみてもすごい大きさだということがわかりますよね。ラーメンの丼より一回りか二回りぐらい大きいです。
ですが、男も女も大事なのは度胸。なんでも試してみるものです。とにかく一口頂いてみましょう。
いただきます。
ふむ…。甘めのたれが良く絡んだ豚肉と野菜はとてもご飯が進む味わいですね。どこか懐かしいような、心落ち着く味わいの肉野菜炒めです。
2合半のご飯の上にかかっているのは、豚肉としめじともやしと玉ねぎとニラを甘辛いタレで炒めた肉野菜炒めに、海苔と紅ショウガとネギです。
この肉野菜炒めの甘辛いタレの味が本当にご飯と相性がよくて、シャキシャキの野菜や柔らかい豚肉の食感も楽しみながら食べ進めていくと、いつの間にやらご飯の量は半分まで減っていました。薬味としてトッピングされている海苔や紅ショウガやネギもまた「味変」として絶妙なんですよね。そのおかげで飽きずに食べ進めていくことができました。
・・・・・。(無心かきこみ中)
ごちそうさまでした。
一人で食べきった、だと…!
肉野菜炒めも多めに盛られているため「最後のほうはご飯ばっかりになってしまう」というような事態にはなりませんでした。(まあそれはそれぞれの食べ方にもよるかもしれませんが…)
今回は一人で完食しましたが、複数人でシェアして食べてみても良いかもしれません。どこか懐かしさを感じる味のびっくり焼肉丼、興味のある方はぜひチャレンジしてみてください!
個人的には、もう少し扱いを大きくして「挑戦者求む!」みたいな感じにしても良いような気もします(笑)
ボリュームたっぷりのロードサイド町中華
ロードサイドの飲食店も今はチェーン店が多いイメージですが、僕が子供の頃(20年前)は幹線道路沿いにも、もっとこういう個人経営の店が多かった記憶があります。チャイナで食事をしていて感じた懐かしさって、ひょっとすると子供の頃に家族でこういうラーメン屋に立ち寄って晩御飯を食べた思い出が呼び起されたものなのかもしれませんね。もう店の名前は憶えていないけれど、津山市にあったあの店。今はどうなっているのでしょう…
そんな懐かしさに浸りつつも、ボリュームたっぷりの豊富なメニューでお腹いっぱいになれるチャイナ。お近くにお越しの際にはぜひ立ち寄ってみてください!
ちなみに、記事に使うための写真を撮っていると、ダンディな雰囲気の店員のお兄さんが…
ネットに載せるの?
と声をかけてくれました。
なのでなまこマンという名前でブログをしていることを伝えると「うちのことも記事にするの?」と聞かれました。その後、実際にこのブログを見てくださったようで「(外食ばかりしていると)また体壊すよ」と言われました(笑) いやぁ気を付けます…
チャイナのお兄さんがこの記事も見てくれていることを祈りつつ。また他のメニューも食べに行きたいと思います!みそキムチラーメンが気になるから、今度はそれを食べてみたいですね。
ごちそうさまでした!
さて。たくさん食べた後はもちろん鍛錬です。全力でリングフィットアドベンチャーです。
ヒエー!
徳島県徳島市国府町北岩延三反地9-1
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