刈谷ハイウェイオアシスには、軽いおやつや小腹満たしから、ガッツリな食事まで、非常にバラエティに富んだ飲食テナントが集結しています。さながら、飲食テナントの大乱闘スマッシュブラザーズです!
ちなみに僕がよく使うのはダックハントです!
別に聞いてないです!でもどうせファイアーエムブレムの女性キャラか、ホムラとヒカリだろうって思ってました!
そんな刈谷ハイウェイオアシスの飲食テナントのオールスターの中に、さながらスマブラにおけるマインクラフトのスティーブのごとき、思わず使ってみたくなる…もとい、思わず食べてみたくなるものがありました。それは刈谷パーキングエリアの上り線側の施設(名鉄レストハウス)にあるハンバーグの店「ハンバーグスタンドマンタン」の「マンタンバーグ」です。
このマンタンバーグ、一言で言うと「二郎系ハンバーグ」なのです!って、なんじゃそりゃ!ハンバーグで二郎系とは一体どういうことなのでしょう!?少し前には今池に二郎系ポークステーキの店(ガガステーキ)がありましたけれど!
今回は、そんな二郎系ハンバーグの正体を確かめつつ、お腹をマンタンにチャージしてきました!
元気をマンタンチャージ!二郎系ハンバーグ
ハイウェイオアシスというのは、高速道路のサービスエリアやパーキングエリアに隣接した高速道路外の施設(公園等)のことを指しており、高速道路を下りずに利用することができます1。
ゆえに、物販や飲食等の機能を完全にハイウェイオアシス側に任せ、高速道路側のサービスエリアやパーキングエリアはトイレだけという最低限の構成になっている施設も多いのですが2、刈谷パーキングエリアの場合は、上り線の施設にも、下り線の施設にも、売店とフードコートが設置されています。
というわけで、上り線の施設「名鉄レストハウス」にやってきました。刈谷ハイウェイオアシスは、西から刈谷PA下り線、セントラルプラザ、刈谷PA上り線が一直線に並ぶように位置しており、なおかつそれらの施設を広い歩道が一直線に繋いでいるので、仮に自分の車を下り線側に駐車していたとしても、上り線の施設までは容易にアクセス可能です。
ハンバーグスタンドマンタンは、フードコートの一角にあります。写真では見切れていますが、右手の方向にハンバーグスタンドマンタンの専用席があります。
マンタンチャージの方法、もとい注文方法はいたってシンプルです。セルフサービスとなっており、まずは注文口にて注文を伝え、続いてハンバーグにセットで付いてくる卵を取り、味噌汁のディスペンサーに汁椀をセットして味噌汁を注ぎます。ご飯はやよい軒のおかわりロボットと同じシステムでよそうようになっており、大・中・小の3段階のサイズを選べます。ハンバーグソース(大根おろしソース、玉ねぎおろしソースの2種類)を皿に取り分けたら、最後に焼き上がったハンバーグを受け取ります。
1個225gのハンバーグに、ご飯と味噌汁と野菜炒めが付いてきて、その総重量は注文口の「マンタンチャージへの道」にも書いてある通り、1kgに達します。
それでは満を持しての、マンタンチャージといきましょう!看板メニューの「マンタンバーグ」を注文しました。ダブルなのでハンバーグがもう1個付いてきます!なので、余裕で1kgは超えていることになりますね。
どのあたりが二郎系ハンバーグなのかというと、答えは付け合わせの焼き野菜です。その構成成分は、もやし、キャベツ、自家製麺の太麺となっており、さらに背脂も良い感じに絡んでいるので、野菜のボリュームも暴力的なんですよ!今池にあったガガステーキも、付け合わせの野菜がもやしとキャベツだったのですが、それでも麺までは付いてきませんでしたよ!?
ボリュームとボリュームの合わせ技に、どうしようもなくわんぱくな心をくすぐられます!
美味しい食べ方のお作法もあるようなので、それに従って食べてみることにしましょう。なるほど。鉄板が醒めるので、ソースは鉄板に直接かけない方が良いのですね。
まずは麺と野菜を思い切り食らってみます。なるほど。これは大変です。マンタンバーグはハンバーグの単独主演というわけではなさそうです。二郎系焼き野菜とハンバーグのダブル主演だったとは…!
アブラの絡んだ、程良くシャキシャキのもやしとキャベツは食べ応え抜群で、素材の甘味もしっかり出ています。そこに、ぷつんと心地良く噛み切れる食感の太麺が加わることで、ハンバーグから出てきた脂や肉汁を余すことなくキャッチし、この焼き野菜部分だけで満足度の高いおかずに仕上がっています。さながら、若手人気俳優とバディを組んでダブル主演し、若手くんをフォローする中堅俳優のごとき存在感です!あるいは、ハンバーグ弁当の下に敷かれた、ソースや油分を良い具合に吸ってくれるスパゲッティを最大級に豪華にしたものが、このマンタンバーグの焼き野菜なのかもしれません。
続いては、お待ちかねのハンバーグにかぶりつきます。熱々の鉄板の上で、ジューと音を立てています。ハンバァァァァァグ!!!
なるほど。これは良い粗挽きですね!ひき肉の食感が残る、しっかりとした歯ごたえのハンバーグです。味はしっかりと付いており、ソースを付けずとも、肉の旨味と脂の味をしっかりと感じられます。噛めば噛むほど染み出す肉汁がたまりません!
もちろん、大根おろしソースや玉ねぎおろしソースとの相性も抜群です!肉肉しい攻めのハンバーグと、アブラの絡む焼き野菜を、どちらのソースもさっぱりと食べさせてくれます!
生卵の食べ方も、ハンバーグのディップと、卵かけご飯の二通り試してみました。こんなの反則ですよ。ご飯を美味しく食べさせて、楽しくお腹を満たさせることしか考えていない!
やはり生卵も、肉肉しいハンバーグの口当たりをまろやかにしてくれますね。ご飯をかきこむ手が止まりません!
ハンバーグスタンドマンタン まとめ
ハンバーグスタンドマンタンは、伊勢湾岸自動車道刈谷パーキングエリア上り線のフードコートにあるハンバーグの店です。
「二郎系ハンバーグ」という世にも珍しいコンセプトのハンバーグ店で、ハンバーグにはもれなくご飯、味噌汁、生卵が付属します。ご飯の量は3段階から選ぶことができます。ハンバーグを二郎系たらしめているのは付け合わせの焼き野菜で、もやし、キャベツ、自家製の太麺という、二郎系ラーメンの主要構成成分がハンバーグの横にドカンと盛られています。この焼き野菜が、ハンバーグから出てきた肉汁や脂を良い感じに吸収し、かなりの食べ応えをもたらしているのです!
ハンバーグもジューシーな粗挽き触感で、やはりこちらも食べ応え十分です。
今回はオーソドックスなハンバーグの「マンタンバーグ」を注文しましたが、他にも牛すき焼き肉が一緒に付いてくる「ジャポネバーグ」や、焼き野菜の代わりにフライドポテトがたっぷり乗った「デミバーグ」といったメニューもあります。
ハードな長距離高速ドライブを乗り越えるためのエネルギーを、マンタンにチャージできますよ!
ハンバーグスタンド マンタン
愛知県刈谷市東境町松ヶ枝63-1 刈谷パーキングエリア上り線
営業時間:11:00~20:00
※訪問時点での情報です。
刈谷ハイウェイオアシスのWebサイトはこちら↓
- 先日紹介した道の駅富士川楽座もハイウェイオアシスにあたります。
- 北海道の道央自動車道八雲パーキングエリアなど。
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