(シリーズ・なまこマンの2泊3日静岡の旅【さわやか・サウナしきじ・清水港の海鮮丼】)
今、緊急で記事を書いております。YouTuberがよく言ってるやつです。一度言ってみたかったんです(え)
当初は一本の記事にする予定ではなく、別の記事の隅に「おまけ」程度に載せておこうかと思っていたものが想像以上に良い感じだったので、晴れて一本の記事として仕上がった次第です。
その「想像以上に良い感じ」だったものは、静岡旅のお土産に購入した缶詰とご当地ドリンクです。静岡市清水区のショッピングモール「エスパルスドリームプラザ」には缶詰専門店「清水かんづめ市場」に、ご当地ラムネ専門店「清水ラムネ博物館」があります。SNS投稿のネタになればと思いつつ買ったものが撮れ高を持っていたので、紹介していきます!
見た目で損をしている!?実はおいしい「しずおか茶コーラ」
予想を超えて特に良い感じであり、僕にこのネタをおまけから1本の記事へ昇格させることを決めさせたMVPは「しずおか茶コーラ」です。
静岡県内の道の駅や、なんなら愛知県の刈谷ハイウェイオアシスなんかでも見かけることがありつつ、手は出してこなかったブツです。皆様も、見たこと「は」あるのではないでしょうか。でも、飲んだことがある方は少ないのでは…?
だって、この名前にこの見た目ですからね!レトロなデザインのシールが貼られた瓶の中には、どこか濃く煮出しすぎてしまった緑茶のような色合いの液体が入っています。見えている地雷、お笑い担当、ジョークグッズ… 様々な言葉が脳裏をよぎります。お茶とコーラの出会いなんて、このしずおか茶コーラ以外だと、友達とファミレスに行ってテンションが上がっちゃった子供のドリンクバーぐらいしか思い当たりません。ビタミンウォーターと烏龍茶を混ぜたやつは不味かったなぁ…(え)
どう考えても美味しい未来が見えないのです。脳裏に浮かぶのはやはり、ふざけてドリンクバーのドリンクを混ぜまくった挙句、ラーメンのスープまで入れようとして、親に窘められたあの日の、青かった自分の姿です。
「飲んだら、SNSで笑い飛ばしてしまおう。」
そう思って、グイっと口に含むと… しずおか茶コーラは、こちらの予想を大きく裏切ってきたのでした。
うそやん!なんで美味しいのさ!!
なんと、しずおか茶コーラ、普通に美味しかったのです(笑)
その名の通り、味はコーラです。弾ける微炭酸の中に、カラメルのような甘さとほろ苦さをたたえた、僕たちのよく知っているコーラの味なのです。ですが、その奥に、緑茶の苦味と風味が軽いフレーバーとして乗っていて、確かに「茶コーラ」と言うことのできる味わいに仕上がっています。
その見た目と商品名のせいで、僕はずっとこれをネタ商品だと思っていました。北海道のジンギスカンキャラメルみたいに、不味さを面白がるものだと思っていました。(と言いつつ、ジンギスカンキャラメルも食べたことが無いのですが…)
何ですかこれ。普通に面白くて美味しいコーラじゃないですか!!
見た目がお茶そのもので、お茶の風味も独特の味わいを作っているので、手に取ってからと実際に味わってみてからの二度楽しいご当地ドリンクだと思います!
そんな静岡茶コーラを購入したのが、エスパルスドリームプラザのSEA-side1階にある「清水ラムネ博物館」です。静岡県島田市の飲料メーカー・木村飲料の店舗です。
この木村飲料という会社は、様々なラムネやサイダーを作っており、清水ラムネ博物館にも木村飲料のラムネとサイダーが実に40種以上揃っています。「富士山ラムネ」や、まる子とたまちゃんの描かれた「しずおかサイダー」「しずおかいちごサイダー」といった正統派のラムネとサイダーのみならず…
パクチーコーラに、うなぎコーラに、メロンパンサイダーに、カレーパンサイダーという「どうして作った!!」と言いたくなるものまで揃っています。パクチーコーラはともかく、うなぎコーラとかカレーパンサイダーとか、企画の通った状況が非常に気になります。ちゃんと寝ました?
ですが、しずおか茶コーラがあの美味しさだったことを思うと、うなぎコーラもカレーパンサイダーもああ見えて美味しく飲める仕上がりなのかもしれません。そう考えると、しずおか茶コーラ共々、非常に見た目で損をしていると思います。
静岡の缶詰のクオリティに感動!「駿河煮」&「静岡おでん缶」
清水区は、マグロの油漬け缶、いわゆるシーチキン1の発祥の地であり、マグロや鰹の缶詰の生産量が全国1位です。そのシェアは実に97%を誇っています。
先の清水ラムネ博物館と同じエリアにある「清水かんづめ市場」では、静岡のマグロ缶をはじめとした、実に120種類以上の缶詰を購入可能です。
「清水もつカレー缶」や「富士宮やきそば缶」(これは以前紹介しましたね)といった変化球の缶詰もあれば、お馴染みのはごろもフーズのシーチキン缶やほていの焼き鳥缶もあります。ですが、シーチキン缶ひとつとってみても「シーチキンとろ」のような、スーパーでは見たことの無いバリエーションも並んでいます。そんな缶詰パラダイスの中から選んだ缶詰は…
駒越食品株式会社の「駿河煮」と…
「静岡おでん缶」です!なるべく静岡のご当地のものを選びたいと思って吟味した結果、この2つになりました。
中身はこんな感じです。いやぁ、すごいな!茶色くて旨そう!!
駿河煮(写真右)は、キハダマグロと大豆、昆布、椎茸を醤油ベースで味付けした煮豆缶です。温めず、そのままでも美味しく食べられます。マグロの塊から出た旨味を大豆たちがよく吸っていますし、マグロもまた昆布や椎茸の旨味を吸っていて、かなり完成度の高い一品です。
結局ですね、こういうおかずが一番落ち着くんですよ!ご飯がしっかりと進むし、高たんぱく低脂肪で体にも優しい感じがします。名古屋のスーパーではなかなか見かけないので、ECサイトでの再購入を検討しています。
静岡おでん缶(写真左)については、道の駅宇津ノ谷峠の記事でも紹介したことがありましたが、今回購入したのは前回と別のメーカー(これも駒越食品が製造しています)のおでん缶です。うずら卵、黒はんぺん、ちくわ、こんにゃく、昆布、牛すじといった、色合いや食感の異なるタネが厳選されて詰まっています。つゆもしっかりと黒いです。
缶詰のおかずって、長期保存する都合上、火が芯までしっかりと通っているからか、ちょっとパサみがあったり、味が濃かったり等の「缶詰っぽさ」があると思うんですよ。もちろん、それが悪いとは言いません。ですが、この静岡おでん缶は中身を耐熱容器にあけてレンチンするだけで、しっかりと煮込まれたおでんと遜色ないクオリティに仕上がるのです。「缶詰っぽさ」を全く感じません。これはいつ食べても本当にすごいと思わされますね…
清水ラムネ博物館・清水かんづめ市場まとめ
静岡市清水区のショッピングモール「エスパルスドリームプラザ」のSEA-side1階、清水いりふね通りには、ラムネやサイダー飲料の専門店「清水ラムネ博物館」と、缶詰の専門店「清水かんづめ市場」があります。
清水ラムネ博物館には静岡県島田市の飲料メーカー・木村飲料の商品が揃っています。木村飲料は様々なご当地炭酸飲料を製造しており、王道のラムネから「しずおか茶コーラ」のような変わり種までが揃っています。しずおか茶コーラは一見するとゲテモノですが、その実態はお茶の風味がアクセントになった美味しいコーラです。ひょっとすると「うなぎコーラ」も実は美味しいのかもしれません…
清水かんづめ市場には、静岡県内で製造されたものを中心に、様々な缶詰が揃っています。スーパーでもお馴染みのシーチキン缶やほていのやきとり缶等は「こんな種類もあったんだ!」と驚いてしまうほどに豊富なバリエーションが揃っていますし、静岡おでん缶のような変わり種の缶詰もあります。
お土産を買えて、清水すしミュージアムやちびまる子ちゃんランドのような見所もあるエスパルスドリームプラザは、静岡観光の行先に訪れて損のない場所だと思います!近くの河岸の市で海鮮を買ったり、海鮮料理を楽しむのを併せても良いかもしれません。
エスパルスドリームプラザ
静岡県静岡市清水区入船町13-15
営業時間:10:00~20:00
※訪問時点での情報です。
エスパルスドリームプラザのWebサイトはこちら↓
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