道の駅紹介
岐阜-44 月見の里南濃
2004年8月9日(第20回)登録、2004年12月開業
道の駅 月見の里南濃
岐阜県海津市南濃町羽沢673−1
営業時間:8:00〜18:00(テナントごとに異なる)
定休日:1月1日
【スタンプ】

【記念きっぷ】


※道の駅カード、記念指定券は取り扱っていません。
※訪問時点での情報です。
シリーズ・岐阜県南部 日帰り道の駅巡りの旅
2025年4月29日(昭和の日)に、ふと思い立って、岐阜県南部の道の駅を日帰りで巡ってきました。
元々、この日は道の駅とよはしへ行く予定でレンタカーを借りていたのですが…。特別記念きっぷ「負けヒロインが多すぎる!聖地登録記念」の焼塩檸檬バージョンが2025年5月3日に配布開始予定だということが、レンタカーを借りた後にわかってしまったんですよ。
豊橋へは5月3日以降に行くとして(結局5月3日当日に行ってきました)、となると、29日のレンタカーが宙ぶらりんとなってしまうわけですが…。それなら、日帰りで巡れそうな道の駅を巡れば良いと思い、駆け足でルートと計画を練りました。キャンセルという選択肢は端からありませんでした(え)
よって、道の駅の下調べもあまりせずに向かったのですが…果たして、どのような出会いが待っているのでしょうか。ハプニングもまた旅の醍醐味です。(起こる前提)
というわけで、しばらくの間、4月29日の道の駅巡りで巡った場所や道の駅を紹介する記事が続きます。
岐阜県最大級の道の駅。隙の無い布陣
道の駅月見の里南濃は、岐阜県海津市(旧海津郡南濃町)の国道258号線沿いにある道の駅です。
あじさいやツツジなどの四季折々の花が咲き、濃尾平野を一望できる森林公園「月見の森」の入口にあり、道の駅の名前も月見の森にちなんでいます。さらに言うと、月見の森はその名前の通り「日本百名月」「日本夜景遺産」に認定されており、月明かりが濃尾平野を照らす様子がよく見える場所でもあります。
道の駅の建物自体はそこまで大きく見えないものの、施設はかなり充実しています1。物販テナントは物産館「ふるさと館」と農産物直売所の豪華二本立てで、海津市内の品を中心とした農産物や農産加工品、東海エリアのお土産などが揃っているほか、飲食テナントはうどん・そばの「たちばな」、喫茶レストラン兼ファストフードコーナーの「月見茶屋」、ベーカリーの「やわら家」といったラインナップで、イートインもテイクアウトも充実しています。鶏ちゃんやもろこずしといった、ご当地の味を楽しめるのが嬉しいです。

さらに、道の駅施設から月見の森のほうへ入ると日帰り温泉施設「南濃温泉 水晶の湯」があります。スケジュール上入浴はできなかったのですが、パンフレットを見る限りでは、濃尾平野を見下ろせる展望風呂であるようで…。露天風呂の写真が魅力的すぎます。こんなに見えちゃって良いんですか!?
道の駅の情報コーナーに水晶の湯のパンフレットがあり、入浴料50円引きのクーポンが付いていました。

入浴できなかった代わりに、道の駅施設内の広場にある足湯に浸かってきました。お湯は水晶の湯から持ってきた天然温泉で、泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉です。

足湯は月見にちなんで、浴槽が三日月の形をしているほか、ジェットバスになっているので水流が楽しいです。足元から温まり、これからの道のりを駆け抜ける英気を養いました。
やわら家のやわらかコッペパン!

ベーカリー「やわら家」にてパンを購入し、遅めの朝食を頂くことにしました。やわら家は生食パンの店で、食パン以外にもメロンパン、ラスク、フルーツサンドなどが揃います。

その場で食べるのに食パン一斤はさすがにわんぱくすぎるので、人気メニューの「特製コッペパンたまご」を注文しました。コッペパンに切れ目を入れ、ハムとレタスと玉子サラダを挟んだ一品です。
かぶりついてみると、その食感に驚きます。表面の歯触りはしっかりとしていて香ばしくありつつも、中はとてもふかふかで、優しい味です。そして、玉子サラダは卵黄の味もマヨネーズの卵感も濃いです。マヨネーズの酸味がしっかりと効いていて、食欲を刺激する味わいです。とても元気の出る朝食になりました!
溶けないアイスにびっくり!?
岐阜県海津市は岐阜県唯一のみかんの産地です。「南濃みかん」というブランドで販売しています。その名の通り、みかんは旧南濃町エリアの特産品であり、道の駅月見の里南濃でもジュースやポン酢など、みかん関連の製品を多く取り扱っています。
例えば、飲食テナントのそば・うどん店「たちばな」には半分に切ったみかんが入った衝撃的なビジュアルの「みかんうどん」なるメニューがあるのだとか…。こんな面白撮れ高をスルーしてしまうとは!ノープラン旅の弊害です。まあ、どのみち訪問時は営業時間前だったわけなので、仮に事前に調べていたとしても食べられなかったと思いますが。

店内にはジュースなどの加工品が多く並ぶ中、冷凍庫の中に入った「南濃みかんくずバー」に目が留まりました。見た目は何の変哲も無いアイスバーなのですが、この南濃みかんくずバーには一つ、強烈な特徴があります。なんと、アイスなのに溶けないのです。食べ頃は半解凍になったタイミングだといいます。
ほんとぉ?
保冷などの対策も特にせず、車で約20分程度の距離の次の目的地(道の駅クレール平田)まで放置してみました。これがガリガリ君とかだったら目も当てられないことになっていると思いますが…。

はい!無事です!
購入から30分経過したわけですが、包装を剥いてみると、丁度、食べ頃の半解凍になっていたのでした。早速食べてみると、その食感はもっちり、ぷるぷるとしており、アイスキャンディーというよりはゼリーのそれです。まあ、葛粉を使っているわけなので、そういう食感になるのも自然な話です。だから溶けないのですね。学校の給食で出てきた、凍った状態のゼリーを思い出しました。
味のほうは、南濃みかんの甘味が凝縮された濃い味です。濃厚な甘さながらも、冷たさでさっぱりと頂けます。
道の駅月見の里南濃 まとめ
道の駅月見の里南濃は、岐阜県海津市の国道258号線沿いにある道の駅です。施設は豊富で、複数の物販テナントと飲食テナントがあるほか、足湯もあり、ドライブ中の休憩に最適です。
特産のみかんをはじめとした海津市の物産が豊富に揃っており、様々な形で楽しむことができます。みかんそのものを購入するのはもちろん、葛粉を使った南濃みかんの溶けないアイス「南濃みかんくずバー」や、みかんの入った衝撃的なビジュアルの「みかんうどん」などがあります。(みかんうどんについてはぜひリベンジしたいです…!)
濃尾平野を一望できる森林公園「月見の森」と、日帰り温泉施設「南濃温泉 水晶の湯」も隣接しており、ゆっくり楽しむこともできます!
道の駅月見の里南濃のWebサイトはこちら↓
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