このコーナー、打ち切りにはなっていませんよ!(え)
仙台でもやります。なまこマンの『名物侵略』アレンジクッキングのコーナーです!
今回侵略していく名物は、以前紹介した仙台名物「せり鍋」です。特産の仙台せりをふんだんに使用したせり鍋は、家庭でも簡単に作ることができます。
スーパーマーケットで仙台せりとせり鍋スープを見つけたなまこマンは、せり鍋の侵略を試みたのでした!
仙台のスーパーマーケットにはせりとせり鍋スープがある
なまこマンさん、見てください!せり鍋のスープが売っていますよ!
へぇ。家でも簡単に作れるんだね!
せりも売っているし、うちでもせり鍋を作ってみようよ!
良いですね。作り方は以前頂いたときのものを覚えていますし、やってみましょう!
スーパーマーケットの品揃えは、各地域で少しずつ異なっています。まあ当たり前ではあるのですが、例えば仙台のスーパーマーケットの味付け海苔のコーナーには大野海苔がありません(笑) 一方で、徳島ではまず見かけないような商品が売っていたりもして、例えば鮮魚コーナーにはほやが殻付きの状態で売っていたりします。
春先のスーパーマーケットの青果コーナーには、仙台せりとせり鍋スープが売っていました。今回はこれを使ってせり鍋を作ってみました!
使用した材料(3人前)
鶏肉・・・・・・300g
豆腐・・・・・・1丁
きりたんぽ・・・3本
袋そば・・・・・2袋
作り方
1. せり鍋スープを鍋で沸かす。
使い方は一般的な鍋スープと同じです。
2. 煮立ったら、鶏肉に火を通す。
まずは鶏肉から火を通しておきます。
3. 鶏肉に火が通ったら、きりたんぽと豆腐に火を通す。
せりとせり鍋スープを見つけたのと同じスーパーマーケットで、きりたんぽも見つけました(笑) アレンジとして、一緒に煮込んでおきます。そういえば、きりたんぽもあまり食べたことがないんですよね。
4. せりの茎を入れ、少し火を通す。
あまり火を通しすぎるとしなしなになってしまいますが、かといってまったく火を通さなくても食べにくいので、加減が難しいです!
5. せりの葉の部分にわずかに火を通す。(しゃぶしゃぶする程度)
せりの「クセ」が苦手な場合はもう少し火を通して良いと思いますが、あのクセがせりの美味しさだと思うので、以前訪問した「漁亭 浜や」さんにて教えてもらったように葉っぱはしゃぶしゃぶする程度にしておきました。
6. 完成!
盛り付けのセンスが無いのは見逃してください(笑)
せり鍋スープは濃い茶色で、いかにも関東風の出汁といった印象の見た目ですが、味わいはほんのり甘くとても優しいです。このスープ単体でもかなり美味しいのですが、せりの香気が加わることでより味わい深くなります。例えるならせり鍋スープは「ベースのソロパート」で、それだけでもかなり心地よいのですが、そこにせりの香りというリードギターが乗っかることでより素敵なハーモニーになる感じです。せり鍋スープの、せりの香気と喧嘩しない絶妙な味が見事です。
試しに入れてみたきりたんぽも、スープを良い感じに吸ってくれました。淡泊な味わいのものなので合わないことは無いだろうと思っていましたが、想像以上に良い仕事をしてくれましたね。
〆は、日本そばです。一般的な鍋ではご飯(雑炊)やうどんを〆にすることが多いですが、せり鍋の〆には日本そばを使うことも多いのだとか。
甘く優しいせり鍋スープと、日本そばの相性は抜群でした!
ちなみに、鍋物といえば「作り置き」のきく一人暮らしの味方でありますが、せり鍋に関しては基本的に作り置きはききません。なぜなら、せり鍋の主役はせりの香りであり、それを万全の状態で満喫するには切りたてにさっと火を通すのが一番だからです!
栄養豊富なせりを、その強みである香りを活かしながら美味しくたっぷり食べられるせり鍋は、やはり食べながら体を労わっている気分になれますね(笑) 今回せりを購入したスーパーマーケットでは1束298円とややお高めではありましたが、せりを安価に入手することができたら、また作ってみたいと思いました!
せり鍋は、どれだけ食べてもゼロカロリーだからね!
ちょっと何言ってるかわからないです。
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