なまこマンの小豆島旅行記【3. ホテル~小豆島ふるさと村~ヤマロク醤油~高松】

小豆島旅行第3回1 日記

前回の記事に引き続いて、今回は小豆島旅行最終日の様子をお伝えします!

(前回の記事はこちら↓)

なまこマンの小豆島旅行も、気が付けばあっという間に最終日となりました。最終日は弟のおすすめの小豆島グルメを頂きながら、小豆島町(旧内海町)の醤油蔵を見学してきました!

意外に穴場な道の駅 小豆島ふるさと村

小豆島旅行第3回2

ホテルを早めに発ち、最初に向かった目的地は、小豆島町の旧池田町エリアにある道の駅小豆島ふるさと村です。

宿泊施設やスポーツ施設、体験施設などを備えた大規模な道の駅ですが、訪問したのは開店直後だったので売店のみが営業していました。

レンタサイクルや電動小型レンタカーなどの基地にもなっているので、観光の拠点にもできるかもしれないですね。機会があればゆっくりと巡ってみたい道の駅でした!

道の駅 小豆島ふるさと村
香川県小豆郡小豆島町室生2084-1

人気の小豆島グルメを求めて…

今回ホテルを早めに発った理由はずばり、弟一押しの小豆島グルメを頂くためでした。人気店ゆえ早々と売り切れてしまう可能性があるため、開店時間に合わせて行くことにしたわけなのです。

弟からは、

穴子丼とローストビーフ丼のどっちが食べたい?

と聞かれましたが、答えは決まっています。

どっちも!!

……しかし、そうは問屋が卸してくれないもので。目的地の一つであった、ローストビーフの店「サクラヰ」は、訪問日にはなんと貸し切り営業だったため、僕らが利用することはできなかったのです…

小豆島のブランド牛「オリーブ牛」を使ったローストビーフ丼「オリーブ牛のひしお丼」。ぜひ食べておきたかったです…

ちくしょう。小豆島にリベンジする理由がまたできちまったな…

うめもと1

ちりめん家1

結局、2日目に小豆島で頂くことができたグルメは穴子丼とラーメンだったのでした。こちらについては後日、別の記事で改めて紹介させていただきます。

※投稿しました↓↓

木桶での醤油造りを現代に伝えるヤマロク醤油

小豆島町の旧内海町エリアには、マルキン醤油等、醤油工場が数多く立ち並んでいます。観光客向けの見学も受け付けていたりするのですが、弟が車を走らせたのはそこではなく、住宅地の奥深くでした。

細い路地を走る事しばらく。本当にこんなところに醤油蔵があるのかと思っていると…

小豆島旅行第3回3

ありました。

今回の目的地、ヤマロク醤油です。

内海エリアの中心市街地から少し離れた、入り組んだ場所にある穴場的なスポットなのですが、実は全国区のメディアでも紹介されたことのある有名な醤油蔵でもあるのです。

小豆島旅行第3回4

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一部の写真が思い切り手振れしておりますが(笑)

実はこちらのヤマロク醤油、昔ながらの木桶仕込みの醤油を現代も生産し続けているのです。

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そして、醤油が工場にて生産されるようになった現代では途絶えつつある、仕込み用の巨大木桶を作る技術と共に、未来に残そうと試みています。

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木桶や、蔵の木材をよく見ると胞子のようなものがたくさん付着していますが、これは木桶に住み着いた天然の麹菌なのです。この天然の麹菌が、醤油を作っていくわけですね。それゆえに昔は、醤油蔵ごとにそれぞれの麹菌が住み着いていて、それが蔵ごとの醤油の味わいの違いに繋がっていたのだとか。

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この巨大な木桶1杯で、およそ4000本分の醤油を作ることができるそうです。

発酵の仕組みを知って、うまく使いこなして食文化を豊かにした先人たちは本当に偉大ですね…

小豆島旅行第3回13

最後に木桶仕込みの醤油を少しだけ試食してみました。

こういう食べ物や調味料って、どのように作られているかを知った上で味わうと、とても美味しく感じられますよね。

あの木桶に住み着いた麹菌たちが作り上げた醤油の味は、角の取れたまろやかな味わいでした。

小豆島旅行第3回14

また、ヤマロク醤油では他にも、醤油を使ったメニューを提供する醤油カフェ(僕はお腹を壊して食べられず)があるほか、醤油の搾りかすを肥料として使用して育てた野菜「醤菜」の生産も行っています。

内海の醤油工場は見学のために事前の予約が必要な場所も多いのですが、ヤマロク醤油では飛び込みでの見学も受け付けているので、小豆島旅行の日程に組み込みやすいスポットですね。

ただし一つだけ、少し変わった注意点があります。それは事前に納豆を食べて行ってはいけないということ。なんでも納豆菌は非常に強い菌らしく、蔵に住み着いた麹菌が負けてしまうのだとか… なので見学を希望する際には納豆にお気をつけてください!

ヤマロク醤油
香川県小豆郡小豆島町安田甲1607

リベンジを誓う

ヤマロク醤油の見学を終え、昼過ぎに高松行きのフェリーに乗って弟の部屋に帰還しました。

小豆島は山や渓谷や入り組んだ海岸線などが美しく、153.30平方キロメートルに日本の原風景が凝縮されていますね。美しい自然を美しく魅せる工夫がたくさん集まっているし、漁業や製造業など様々な産業も人を集める観光基盤になっている、観光の島でした。それでいて土庄や内海は町の中心部も大きく、便利な場所でした。

兄のわがままを聞いて、小豆島を満喫させてくれた弟に感謝です!

ただ、これは弟もまた強く感じていたところかもしれないけれど、小豆島は女の子とのデート先として行きたい場所かもしれないですね(苦笑)

かなり楽しめた一方で、お腹を壊したり、立ち寄れなかった場所があったりなど、リベンジしたいことがいくつもあるので、ぜひともまた行きたいです!

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