【道の駅巡り】さんさん南三陸(宮城県本吉郡南三陸町)

さんさん商店街 道の駅

この記事は2023年5月17日にリライト致しました!

道の駅紹介

宮城-18 さんさん南三陸

第54回(2021年3月)登録、2022年10月開業

さんさん南三陸スタンプ
【スタンプ】
さんさん南三陸記念きっぷ表
さんさん南三陸記念きっぷ裏
【記念きっぷ】販売中

所在地:宮城県本吉郡南三陸町志津川五日町200-1

復興した志津川の新たな賑わい創出拠点

道の駅さんさん南三陸は、南三陸町(旧志津川町)の中心部に位置する道の駅です。南三陸町は2011年の東日本大震災で津波による大きな被害を受けた地域の一つです。そんな津波被害からの復興の過程で、志津川地域の事業者が開設した仮設商店街が、2017年に「南三陸さんさん商店街」として常設化しました。

そんなさんさん商店街に隣接して整備されたのが道の駅さんさん南三陸で、さんさん商店街も道の駅の施設の一部となっています。成立経緯も施設の形態も、女川町にある道の駅おながわと非常によく似ていますね。

道の駅「おながわ」の紹介記事はこちら↓

志津川駅

道の駅さんさん南三陸およびさんさん商店街は、JR気仙沼線BRTの志津川駅に隣接しています。気仙沼線は元々鉄道だったのですが、線路は東日本大震災によって被災したため、現在はバス路線として運用されています。(BRT=バス高速輸送システム)

さんさん商店街

さんさん商店街には28の店舗が軒を連ねています。海産物の直売所や海鮮食堂といった観光客向けの店のみならず、コンビニ(ミニストップ)やお菓子屋、整骨院、電器屋など、地域住民の普段使いの店舗もあります。

訪問日は平日だったので比較的空いていましたが、休日にはたくさんの来客で賑わうようです。

宝石のように輝く「南三陸海鮮丼」を味わう!

せっかくだから、海鮮丼を食べようよ!

良いですね!南三陸の美味しい海鮮、わたしも食べたいです!

食楽しお彩外観

さんさん商店街には飲食テナントが数多く軒を連ねており、その多くで南三陸町の海鮮を提供しています。今回は「食楽 しお彩」にお邪魔しました。

しおさいメニュー

しお彩では四季折々の海鮮丼や、名物のたこを使用した「たこめし」「たこつぼラーメン」などを提供していますが、その中でも特に心惹かれたのは「南三陸海鮮丼」です!

2700円、贅沢だ!でもこういう時には惜しみなく散財しよう!!

南三陸海鮮丼

宝石のようにきれいな海鮮丼ですね!

とっても旨そう!

南三陸海鮮丼には、その名の通り南三陸町の海の幸がたっぷりと乗っています。そのイカしたメンバーは、いくら、たこ、エビ、塩めかぶ、ほたて、バチまぐろ、備長まぐろ、たたきまぐろです。お米も宮城県産のものを使用しています。もう、オールスターですよ。ダルビッシュ有、大谷翔平、佐々木朗希、山本由伸、鈴木誠也、村上宗隆が一堂に会した侍ジャパンかっての!

早速一口、頂いてみます!

なまこヘブン

こりゃあ、とっても良い海鮮丼だ!!

食感が最高ですね!!

海鮮丼はどこで食べてもそれなりに美味しいものです。ですが、海に近い場所で活きの良いものを食べると、もう感動ものです!南三陸海鮮丼は、とにかく歯応えが違いましたね。ホタテはサクサクで、備長マグロはサクトロッとした口当たりです。そこにさっぱりとした塩めかぶが、ご飯を口の中にするすると流し込んでくれます!

しお彩の南三陸海鮮丼はとても旨い海鮮丼でしたが、さんさん商店街ではしお彩以外にも海鮮丼を楽しめる店がありますし、種類も非常に豊富です。四季折々の違った味わいを楽しめる「南三陸キラキラ丼」という新名物もあるので、食べ比べてみるのも楽しいかもしれませんね!

震災の記憶を伝える「南三陸311メモリアル」

震災伝承施設

志津川駅とさんさん商店街の間には、2022年10月の道の駅開業に合わせてオープンした「南三陸311メモリアル」という施設があります。こちらは建築家の隈研吾氏がデザインしており「海と山、過去と未来を繋ぐ船」というデザインコンセプトのようです。

復興まちづくりパノラマ

南三陸311メモリアルは、その名の通り東日本大震災の記録と記憶を伝承していく施設で、主に南三陸町の住民たちの震災の記憶や証言、復興の過程などが展示されています。無料エリアと有料エリアがあり、今回の訪問では無料エリアのみを見学しました。

無料エリアでは主に、震災直後から現在に至るまでの南三陸町の復興の過程の写真が多数展示されており、地震・津波被害のすさまじさと同時に、復興のために頑張る住民たちの姿や、県・国を越えたたくさんの善意、支援、交流の様子などが記録されていました。被害の大きさは言葉が出ないほど凄惨なものでしたが、同時に人と人の心の繋がりや善意の大きさも感じ取ることができ、温かい気持ちになれました。

有料エリアでは南三陸町の住民たちの震災当日の証言を知ることができたり、芸術家のクリスチャン・ボルタンスキー氏の「記憶」をテーマにした作品を見ることができたりするようです。

南三陸311メモリアルは、震災のことを「自分のこと」として考えるきっかけを作れる施設の一つです。

志津川の海鮮をお土産に!名物マダコ&鮭の燻製

干物1

お魚がたくさん売っていますね。

ほしいな…

えっ!?

干物2

お土産にお魚とかお刺身とか買おうよ!

日帰りならともかく、これから長旅なんですよ!?

クーラーボックス

大丈夫!秘密兵器があるから!

前に見た時からシールが増えてませんか!?

さんさん商店街には、南三陸町の鮮魚を扱っている良い感じの海鮮の店「山内鮮魚店」があります。

前回の冒険にて新たに加入した心強い仲間のクーラーボックスがあるので、お土産に気になった魚介を購入しました!

志津川たこ

こちらは南三陸町の特産のマダコです。以前見た宮城のローカル番組「OH!バンデス」によると、志津川のマダコはアワビを食べて育っているようで、それゆえにアワビの味がするのだとか。

宴

後々に別の記事で紹介したいものもたくさん写っていますが(笑)

冒険を終えた後、年末の晩酌のお供に食べてみました。アワビの味についてはよく知らないので何とも言えませんが(笑)、歯応えが良く、噛みしめるとほんのりと海の味と旨味が広がるのがとてもよかったです。

鮭の燻製

もう一つ、購入したのは鮭の燻製です。南三陸町の鮭で作った燻製は、塩気が程よく、心地よいスモークの香りと鮭の旨味が口いっぱいに広がります。以前頂いた、新潟県村上市の道の駅神林にて購入した「鮭ごころ」と比べると塩分が控えめなのでガツガツと食べられます(笑)

道の駅さんさん南三陸 まとめ

モアイとオクトパス君
南三陸町イメージキャラクター「オクトパス君」とモアイ像

道の駅さんさん南三陸は、JR志津川駅と南三陸さんさん商店街に隣接した道の駅です。

南三陸町の賑わいの中心にあり、南三陸町の復興を感じるのと同時に、魚介類を中心とした南三陸の味を楽しむこともできます。

2022年10月の道の駅開業と同時に、震災伝承施設「南三陸311メモリアル」も開業しており、南三陸町の震災の記憶と記録を見ることができます。

南三陸町の魅力が詰まった「旅の目的地」たりうる道の駅です!

ちなみに、南三陸さんさん商店街へは時間を見つけてもう一度行きたいと思っています!

クーポン券

なんたって、たわむれに応募してみた抽選企画「さんさん商店街年末キャンペーン」で、2等に当選したからね!

そこ!「今年の運全部使ったね」とか言わないで!!

誰も何も言ってませんよ!?

(※2023年5月17日追記)志津川のたこめしを味わう!

2023年2月に、例の商品券を使うためにさんさん商店街に再訪しました!

たこめし

鮮魚店「マルセン」にて志津川名物のたこめしを購入しました。醤油と生姜の味わいが絶妙な釜飯でした!たこの歯ごたえと旨味が、シンプルながら味わい深い一品でした。

のり汁

そして、鮮魚店「ロイヤルフィッシュ」にてサービスの海苔汁も頂きました。醤油味のおすまし汁は旨味たっぷりで、シャキシャキの海苔の食感が最高でした!

宴

さんさん商店街では水だこ、中トロ、生牡蠣を購入して、後日の晩酌のあてにしました。

志津川の新鮮な海鮮を満喫できました!

しめて5000円、商品券で4000円!

足が出てるじゃないですか!

旨い海鮮(しらす丼)を楽しめる兵庫県の道の駅「あわじ」の紹介記事はこちら↓

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