道の駅紹介
宮城-11 みなみかた
第20回(2004年8月)登録、2005年3月開業
※記念きっぷは販売していません
所在地:宮城県登米市南方町新高石浦150-1
もっこりの里
登米市の中心市街地・佐沼から大崎市方面に宮城県道1号線(古川佐沼線)を走っていると、旧迫町と旧南方町の境界付近で周囲の風景が町並みから一面の田園風景へと変わります。田園風景に変わってから、しばらく車を走らせると、程なくして右手方向に道の駅みなみかたが見えてきます。
道路標識に書かれた愛称は「もっこりの里」です。
……冴羽獠?
そんなわけないじゃないですか!
「もっこりの里」というのは、旧南方町のシンボルキャラクター「もっこりみなみかた」(上の写真)に由来しており、旧南方町が元気に盛り上がっている様子を、もっこりみなみかたの力こぶの盛り上がりで形容しています。なので決してシティーハンター的な意味ではありません(笑)
登米の特産!登米産和牛の牛串を味わう!
道の駅施設は物産館、レストラン、軽食コーナーより構成されています。道の駅みなみかたの周囲には広大な田園が広がっており、物産館の品揃えは野菜、米、農産加工品がメインです。特に、にらは南方エリアの特産品であり「もっこりニラ」という名前で売られています。
野菜以外に、注目すべきは牛肉です。登米市は宮城県のブランド黒毛和牛「仙台牛」の産地であり、道の駅みなみかたの軽食コーナーでは登米産の和牛の牛串を味わうことができます。
ちなみに仙台牛は現在日本のブランド牛の中で唯一、肉質等級12が「5」でなければ名乗ることを許されていません。道の駅みなみかたの軽食コーナーの牛串はあくまで「登米産牛串」「登米の最高の和牛」としか書かれていないので、おそらく仙台牛ではないと思うのですが、それでも「本当にうまい」という登米の牛肉に期待大です!
焼き上がるのを待つことおよそ7分。注文した小串がやってきました。
すごいです!脂と肉汁が滴っています!写真を撮ろうと容器から持ち上げる際には、服に付かないように注意してください(1敗)
そんなジューシーな牛串を、早速一口頂いてみます!
とろける!旨味が染み出す!
塩コショウが牛肉の美味しさを引き立てていますね。
サシがきめ細かく入っているんですよ。ゆえに、とても柔らかく口の中でほぐれ、とろけますし、肉汁と脂が口いっぱいに広がります!味付けはシンプルに塩コショウです。肉自体の旨味と脂の甘味が濃厚なので、素材の味を活かすシンプルな味付けがベストですね。山形県の道の駅米沢にて頂いた米沢牛の牛串と比べても遜色ない美味しさでした!
小腹満たしにちょっと贅沢な登米産和牛牛串。おすすめです!
名物!ごぼうチップス
物産館には登米市の野菜や農産加工品が多く揃っていますが、その中でもイチ押しなのは「ごぼうチップス」です。その名の通り、ささがきのごぼうを油でパリパリに揚げた食物繊維たっぷりのおやつで、ガーリック、塩コショウ、カレーなどフレーバーも非常に充実しています。
今回は「ビーフコンソメ味」を購入しました。
パリッと揚がったごぼうチップスは、噛みしめるとごぼう独特の香りと風味を程よく感じられますし、ビーフコンソメの味付けも絶妙です。お酒のおつまみにちょうどよさそうな味わいでした。
職場へのお土産に持っていきましたが「ごぼうのクセをあまり強く感じなくて美味しい」と好評でした。
おすすめの登米土産!麺ざくざく
最後に紹介するのは、登米市南方町の製麺所「二階堂製麺所」が製造する揚げ菓子の「麺ざくざく」です。登米市の人気のお土産として推されていたので、購入してみました。
名前の通り、うどんぐらいの太さの麺を油で揚げたお菓子です。フレーバーは宮城名物をイメージしたかき醤油、仙台辛味噌、藻塩、牛タン塩の4種類+ハローキティコラボの青森りんご蜂蜜味です。
今回購入したのはかき醤油味です。麺と一緒にパリパリ昆布が入っています。
味付けは控えめで、むしろ揚げ麺そのものの味を活かすような感じです。ほのかに牡蠣の旨味を纏った甘めの醤油味が、油の風味と小麦の甘み、香ばしさを際立たせていますね。噛みしめると細かく砕けていくような食感も良いです。この手の揚げ麺系のお菓子はどちらかというと味が濃いことが多いですが、麺ざくざくはむしろ味付けを控えめにして麺そのものの味を際立たせているのが印象的でした。老舗の製麺所がこだわって作っているだけありますね。
道の駅みなみかた まとめ
道の駅みなみかたには、登米市の農産物が幅広く揃っています。特産品のもっこりニラをはじめとした、登米市の野菜や農産加工品、お土産が多く揃った地産地消の道の駅です。
ジューシーでとろける味わいの和牛牛串や、様々なフレーバーの揃った手作りのごぼうチップスがおすすめです!
ブランド牛「米沢牛」を味わえる山形県の道の駅「米沢」の紹介記事はこちら↓
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