【24時間無人販売】50年餃子 春日井松河戸店(愛知県春日井市)

50年餃子春日井松河戸店外観 グルメ

世は餃子戦国時代です。コロナ禍以降店舗数を増やしていった餃子無人直売所は、全国各地にて店舗網を拡大しています。餃子無人直売所のパイオニアの餃子の雪松のみならず、様々な企業や飲食店が餃子の無人販売に参入しています。

ラーメン屋チェーンの一刻魁堂を運営するJBイレブンも、餃子無人販売の世界で戦う企業の一つです。東海エリアを中心に「50年餃子」という餃子無人販売所を展開しています。

餃子は作り手によって様々な個性の出る食べ物です。肉汁を重視したタイプや、皮の食感を重視したタイプなど、一口に餃子と言っても様々なものがあるので、食べ比べるのがとても楽しいです。各地の餃子を食べ比べるのが、最近の僕の密かな楽しみにもなっています。

東海エリアで愛される50年餃子の餃子は、果たしてどのような味わいなのでしょうか?買いに行ってきました!

店舗は小さめ。4種類の餃子を販売中

50年餃子春日井松河戸店外観

今回お邪魔したのは、名古屋市のお隣の春日井市にある「50年餃子 春日井松河戸店」です。近隣にある日帰り温浴施設「湯ごころ ゆるり」からの帰り道にお邪魔しました。一刻魁堂松河戸店の駐車場の片隅に、プレハブ小屋のような小さな店舗として設けられています。

「50年餃子」という印象的な店名ですが、これは運営元のJBイレブンの創業が昭和46年(1971年)で、これまで50年以上餃子を作り続けてきたことを示しているだけでなく、これからの50年も美味しい餃子を作り続けていくという決意も含まれているのだそうです。

50年餃子内部1
50年餃子内部3
50年餃子内部2

店内は餃子の入った冷凍庫とタレの入った冷蔵庫、お馴染みのお賽銭スタイルの料金箱のみが設置された、必要最小限の構成となっています。

店舗自体は省スペースの小規模なのですが、販売している餃子の種類は豊富です。定番の「元祖肉餃子」「野菜増し肉餃子」、ビールに合う「あらびき黒胡椒餃子」、にんにく不使用の「にんにくナシナシ餃子」の4種類が販売されています。にんにくナシナシ餃子のみ700円で、それ以外は1000円で販売されています。オリジナルのタレは300円で販売されているほか、春日井松河戸店にはさらに、チャーシューの端材詰め合わせもありました。(500円)

特筆すべき点はコスパの良さですね!元祖肉餃子と野菜増し肉餃子はいずれも40個入りで1000円です1。雪松の餃子が36個入りで1000円、大阪王将の50個入りの冷凍餃子が税込で1590円であることを考えると、1個当たりの単価がとても安いと言えます。

自宅の冷凍庫のキャパの都合上、全種類を一度に購入するのは難しかったので、まずは定番の元祖肉餃子と野菜増し肉餃子を購入しました。

あっさりとした口当たりの一口餃子!元祖肉餃子&野菜増し肉餃子

50年餃子

雪松や徳島の餃子香月では、餃子がプラパックに入っていましたが、50年餃子の餃子は袋に入った状態で販売されています。外袋の中に、1袋20個入りの餃子が2袋入っています。

50年餃子焼き方
50年餃子調理1

焼き方は一般的な冷凍餃子と同じです。フライパンに油をひいて温めた後、いったん火を止めてフライパンに餃子を並べます。その後熱湯を100cc注ぎ、蓋をして5分間蒸し焼きにし、注いだお湯がなくなるまで焼いたら完成です。

50年餃子調理2

ちなみにどちらの餃子も形状がほぼ一緒なので、混ざってしまった場合は食べるまで判別が困難です(笑)

50年餃子完成1
50年餃子完成2

焼けたので、早速食べてみることにしましょう!まずは野菜増し肉餃子から頂きます。

50年餃子野菜増し肉餃子

なるほどなるほど。まず、餃子の大きさは少し小さめの一口サイズです。餡は生姜の効いたあっさりとした塩味ですね。雪松と比べると薄味な印象です。キャベツが大きめに切られており、食感と自然な甘味が楽しいです。玉ねぎが良い仕事をしていそうな甘さです。どちらかというとご飯のおかずにしたい餃子でした。あっさりとしているゆえに、タレで美味しさが引き立ちます。

皮は程よくもっちりとしており、中の肉汁を封じ込めています。タレも良い感じにキャッチしてくれますね。

50年餃子肉餃子

続いては、元祖肉餃子を頂きました。

肉の比率が野菜増し肉餃子より高いゆえに、染み出す肉汁も多めでジューシーです!味はやはり、野菜増し肉餃子と同様にあっさりめですね。こちらも、ご飯のおかずで食べたい餃子でした。

ちなみに、元祖肉餃子と野菜増し肉餃子の材料はほとんど同じで、主に豚肉、キャベツ、玉ねぎ、にんにく、生姜が使われているのですが、使用されている量が違います。元祖肉餃子のほうには豚肉とにんにくが、野菜増し肉餃子にはキャベツと生姜が多く入っています。

50年餃子に使われている素材は全て国産であり、特に玉ねぎは淡路島の専用農場にて栽培されたものを、そしてキャベツは愛知県産を中心に季節ごとに一番美味しいものを使用しています。こういう細かいこだわりを知ると、より美味しく感じますね!

濃厚なあらびき黒胡椒餃子と、肉野菜の旨味だけで勝負するにんにくナシナシ餃子

50年餃子2

後日、今度はあらびき黒胡椒餃子(黄色の袋)と、にんにくナシナシ餃子(ピンクの袋)を購入しました。あらびき黒胡椒餃子は1000円、にんにくナシナシ餃子は700円で、いずれも30個入りです。

50年餃子調理3
50年餃子調理4

元祖肉餃子や野菜増し肉餃子と同じように焼いていきます。やはりビジュアルが一緒で見分けがつきません(笑)

50年餃子完成3
50年餃子完成4

良い感じに焼けたので、食べ比べてみます!

50年餃子あらびき黒胡椒餃子

あらびき黒胡椒餃子は、名前の通り豚肉たっぷりでジューシーな餃子にたくさんのこしょうを効かせた餃子です。こしょうはかなり強めに効いていますが、元祖肉餃子のように肉汁がしっかりと出るので、餃子としての味わいが完全にこしょうの辛さ一辺倒になっていないのが好印象でした。むしろこしょうの味が肉汁を引き立てている感じがします。これはあっさりとした他の餃子と一緒に食べると、こしょうの辛さがアクセントになってより美味しいですね。

50年餃子にんにくナシナシ餃子

にんにくナシナシ餃子もその名の通り、にんにくの全く使用されていない餃子です。餡はさながら生姜の効いた肉団子のような味わいです。どちらかというとにんにくの効いた餃子のほうが好きだったのですが、これはこれで非常にあっさりとしていて美味しいですね。塩味のあっさりとした鍋に入れたら美味しそうだと思いました!

50年餃子 まとめ

50年餃子の餃子は、全体的にあっさりとした味わいの食べやすい餃子でした。4種類食べた中での個人的なお気に入りは野菜増し肉餃子ですね。生姜の風味と野菜の自然な甘味が美味しい一品でした。

定番の元祖肉餃子と野菜増し肉餃子に関しては特に、40個入りで1000円とコスパも良好です!

今回は焼きで頂きましたが、公式ホームページでは水餃子や揚げ餃子、鍋のトッピングへのアレンジも推奨されていました。この記事の執筆時点ではまだ冷凍庫の中にたくさん残っているので、キムチ鍋あたりにアレンジしてみたいですね。

ちなみに、50年餃子の元祖肉餃子と野菜増し肉餃子は名古屋市のふるさと納税返礼品にも指定されています。東海エリア以外の方で、興味のある方はぜひともふるさと納税でお試しください!

50年餃子 春日井松河戸店
愛知県春日井市松河戸町4丁目3-7

50年餃子のWebサイトはこちら↓

自販機で買った肉汁餃子「餃包」の紹介記事はこちら↓

  1. あらびき黒胡椒餃子は30個入りで1000円

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この記事を書いた人

日本各地を渡り歩くさすらいのなまこ。食べ歩き、道の駅巡り、スーパー銭湯巡りが好き。流れ着いた地域の飲食店、道の駅、スーパー銭湯情報をブログにて発信中。【これまでの拠点】徳島、仙台、名古屋

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