京都食べ歩記 2.総本家にしんそば 松葉 本店(四条大橋)

にしんそば1 そば・うどん

9月のお彼岸の時期に行った京都旅行の記録です。用事の合間を縫っての京都見物・食べ歩きでした。

京都名物といえばいろいろあるけれど、僕が食べてみたかったのはにしんそば

にしんそば発祥の店である、四条大橋すぐそばの「総本家にしんそば 松葉 本店」にお邪魔した。

老舗で味わうにしんそば

にしんそば3

冷凍・冷蔵技術が未発達だった江戸時代において、ニシンは水揚げされてから頭と内臓を取り除いた状態で乾燥させ、「身欠きにしん」という干物として日本全国に流通していた。

京都においても身欠きにしんは人々のタンパク源として親しまれており、明治15年に「松葉」二代目の松野与三吉が身欠きにしんとそばを合わせて「にしんそば」を世に送り出した。

にしんのタンパク質と、そばの良質なビタミンとミネラルが一気に取れる栄養食というわけだ。

にしんそば2

四条大橋のたもとに松葉本店がある。客席は二階にあり、窓から鴨川を見下ろすことができる。

にしんそば1

にしんそば(1300円)

注文したのはもちろんにしんそば。

鰹の風味が上品な出汁に、香りのよいそば。全体的に優しい味わいだ。

ニシンには甘露煮の甘辛く深い味が芯までしっかりとしみこんでいて、骨まで軟らかく頂ける。

食べ進めて行くにつれてニシンから脂や甘露煮の味、旨味が溶けだして行って、出汁の味が変わっていくのもまた楽しい。

上品だけど、どこかファストフードのような気軽さも感じられるような一杯でした。京都らしいものを食べられて満足です。ごちそうさまでした!

以下おまけ 京都写真ギャラリー②

にしんそば4

小学校の修学旅行以来、15年ぶりぐらいに清水寺に行きました。

にしんそば7

修学旅行生、カップル、外国人観光客… とにかく大賑わいでした。清水の舞台は工事中でした。

にしんそば6

清水坂のてっぺんから。京都市内をいっぺんに見渡せます。

にしんそば5

ヒガンバナにアゲハチョウが止まっていました。思わずカメラを向けてしまいました。

にしんそば8

バニラの求人も京都では装飾を抑えた「京都仕様」…(苦笑)例の歌も控えめに流していました(笑)

総本家にしんそば 松葉 本店
京都府京都市東山区四条大橋東入ル川端町192

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