(※2021/9/30追記)2021年9月4日をもって、店主の体調不良のため閉店したとのことです。
「屋台ラーメン 峰太郎」は根強いファンのいる有名店。徳島市南昭和町にある。また、お弟子さんは「タケちゃんラーメン」(三軒屋町)および「公太郎」(国府町桜間銭亀)という店を開いている。
非常勤の仕事の帰りに近くをよく通るけれど、営業時間内にお邪魔できたことは無かった。先日初めてお邪魔することができたけれど、いろいろすごかったので紹介したい(笑)
「屋台ラーメン」の店名の通り屋台を意識した構造になっていて、入り口は開け放たれている。しかしのれんをくぐると店内は暖かく、店員さんが元気よく出迎えてくれる。
大将はとても個性的な方のようで、店内にはこだわりについて書かれたユーモラスな掲示がたくさんある。
ラーメンは1杯1000円。この、ややお高い値段設定には理由がある。
ジョッキのように大きなグラスになみなみと注がれたお冷を飲んでいると、注文の品がやってきた。
肉入りラーメン(1200円)
こちらが注文した「肉入りラーメン」。
こいつを横から見ると…
見よ!このデカ盛りっぷり!
どのぐらい大きいか、わかりやすいようにスマホを並べてみようかと思ったけれど、よく考えてみたらスマホで写真を撮っているからそれは無理だった(笑)
後ろに写りこんでいるお冷のグラスが、先ほども書いたようにビールジョッキぐらいでかい。こう書けばこの肉入りラーメンもどのぐらい大盛りかわかっていただけるかと思う。とても大きな器になみなみとスープが注がれ、その上にネギがこれでもかと盛られているのだ。
盛り盛りのネギを避けようとして少しこぼしつつも、早速麺と対面。麺はやや硬めの細麺で、小麦の香り高く噛み心地が良い。
スープは醤油のしょっぱさ、辛さ、酸味が立っていて、その後にまろやかな豚骨のうまみがやってくる濃厚なスープだ。
たくさん入ったバラ肉は歯ごたえのある堅めの食感で、味が良くしみている。
ボリュームのある、甘くない徳島ラーメンといった印象の一杯だ。
ラーメンは卓上の「特製ピリ辛スパイス」で味変をすることができる。
いわゆる「食べるラー油」タイプのピリ辛スパイスは、結構ピリッと来る!
スープに溶かすと、より刺激的な味わいになる。食べ終わった頃には、汗が噴き出していた。
ちなみにこちらは峰太郎の名物メニュー。
大盛ラーメンの上にニラを山盛りにした「ニララーメン」、松の実を山盛りにした「松の実入りラーメン」、そして最後に控えるのはとんでもない問題児。ニラと生ニンニクをこれでもかと山盛りにした「ニラニンニクラーメン」…
ニラニンニクラーメンに関しては店側も「オーダーの前にしっかりとご検討を」「オーダー後は心してかかってください」と警告するほど。要するにものすごく口が臭くなるということだと思う(笑)
勇気と覚悟のある方は是非チャレンジを。
心も体も一杯になる、ボリュームたっぷりの店でした。ごちそうさまでした!
徳島県徳島市南昭和町3丁目50
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