徳島市助任橋。徳島中央公園や徳島大学常三島キャンパスからほど近いところに、人気のつけ麺店がある。それが「つけ麺ぼうず」だ。
つけ麺ぼうずにはこれまでに何度かトライしてみたけれど、いっぱいで食べられなかったり、かといって時間をずらして行ってみたら売り切れていたりと、本当に人気の店だ。知り合いからも「あれ?なまこマンさん、まだぼうずに行ったことないんだ!意外!」という反応をされることが多かった。
そんなつけ麺ぼうずにようやく行くことが叶った。徳島駅のあたりで仕事をする用事があり、ちょうど昼前、開店時間の11時前に仕事が終わった。「もしかして今行けば、開店と同時に入店できるのでは!?」と思い、雨の中小走りで助任橋のつけ麺ぼうずへと向かった。
すると、シャッターが開く前だというのに既にたくさんの人が並んでいる!!並んでいる面々は若者が多かった。きっと近くの徳大の学生だろう。
その日は開店時間の11時より少し遅れてシャッターが開き、他の大勢のお客さんと一緒に店内に入った。
メニューは店名にもある「つけ麺」と、「柚子香りらぁ麺」「背油魚介らぁ麺」「激辛赤らぁ麺」の3種類のラーメンからなる。
看板メニューのつけ麺を注文し、カウンター席について出来上がるのを待つ。シャイな雰囲気の寡黙な店主が、ハンドミキサーでスープをかき混ぜる音がとても印象的だった。
つけ麺【大盛】(1000円)
こちらが看板メニューのつけ麺。これはすごい!スープが乳化している!!
太めの麺はもっちりとしていて、噛みしめると小麦の甘みがある。そんな麺をスープにつけると、まろやかなスープが麺にねっとりと絡みつく!これはずいぶんと濃厚そうなスープだ。スープの絡みついた麺を早速一口啜ってみる。
すごい!まろやか!!クリーミー!!!
甘辛く濃厚な魚介豚骨醤油ベースのスープが、舌にもねっとりと絡みつく。スープの上に散らされた一味唐辛子が舌の上をピリピリと刺激し、良いアクセントとなっている。濃厚なスープの中には甘辛く味付けられた豚バラ肉も入っていて、豚バラ肉の肉汁もまたスープに旨味を加えてくれている。
とても濃厚で美味しいつけ麺だった。パワーが出そうな濃厚な味、これは若い人に人気が出るのもよくわかる!
別の日に、再び訪問しました。
背脂魚介らぁ麺【大盛】(950円)
今度は「背脂魚介らぁ麺」を注文した。つけ麺のスープと同系統の甘辛い豚骨醤油スープに、ほんのりと魚介の旨味がきいている。背脂は塊になっているのではなく、スープの中に溶け込んでいるようだ。やや固めのストレート麺にも存在感があり、豚バラ肉にも歯ごたえがある。ボリュームがあり、最後まで楽しい一杯だった!!
徳島では貴重なつけ麺専門店ですが、豚骨と醤油の甘辛い味わいには、どこか徳島ラーメンに近しいものも感じます。それゆえに徳島の地でも受け入れられ、人気を博しているのだと思いました。濃厚なつけ麺でお腹いっぱいになれました。ごちそうさまでした!
徳島県徳島市助任橋1丁目1-11
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