道の駅紹介
岐阜-56 パレットピアおおの
2017年4月21日(第47回)登録、2018年7月11日開業
道の駅 パレットピアおおの
岐阜県揖斐郡大野町大字下磯313-2
営業時間:
9:00〜18:00(直売所みのもんや)
9:00〜10:30/11:00〜14:00(レストランサイタバラス、うどん・そばkaninoki)
9:00〜17:00(カフェデリkaninoki)
9:00〜売り切れまで(ベーカリーみおぱ)
【スタンプ】

【記念きっぷ】


※道の駅カード、記念指定券は取り扱っていません。
※訪問時点での情報です。
すごく広い!
(シリーズ・岐阜県南部 日帰り道の駅巡りの旅)
道の駅パレットピアおおのは、岐阜県揖斐郡大野町の岐阜県道53号線(岐阜関ケ原線)沿いにある道の駅です。すぐそばには東海環状自動車道の大野神戸ICがあります。
敷地も建物も非常に広い道の駅で、当記事初版投稿時点(2025年5月)で岐阜県で最も広い、約2万7000平方メートルの敷地面積を誇ります。その広い敷地には防災備蓄倉庫や、自衛隊などが活動拠点にできる広場などの災害対策設備が備わっており、このことから災害時の拠点としての機能が期待される「防災道の駅」に認定されています。

ですが、普段の姿は気さくそのもので、特産品の柿と一緒に映え写真を撮れるフォトスポットがあったりします。

無性に腰を振りたくなってしまうパネルもありました。(サザエさんのタマ)
顔ハメやフォトスポットは、ぼっち旅で一番寂しさを覚える場所なんですわ…。
道の駅施設はレストラン「サイタバラス」、ベーカリー「みおぱ」、カフェ&デリ「kakinoki」、農産物直売所「みのもんや」から構成されています。これらのテナントは壁などで区切られることがなく、一つのフロア内にシームレスに配置されているので、ただでさえ広い道の駅が、さらに広く感じられます。
広い分、直売所みのもんやの品揃えもかなり豊富です。大野町や近隣市町村の特産品、農産物、花卉、お酒、農産加工品が揃っているだけではありません。大野町の特産品に関連したものであれば、他地域の商品も揃えているという充実ぶりです。本当に広い直売所なので、時間が許せばもっとゆっくり買い物したかったところです。
このように、大規模な施設内に西濃エリアの物産が集結しているうえに、東海環状自動車道大野神戸ICのすぐそばという好立地から、周辺地域から観光客を呼び込み地域情報を発信するゲートウェイ的な機能も期待されており「重点道の駅」にも認定されています。

道の駅の建物の目の前には芝生広場(ふわふわ広場)があり、それを取り囲むように大屋根リング…ならぬ「Oリング」というリング状の屋根が設けられ、道の駅パレットピアおおののシンボルとなっています。なお、この芝生広場こそが、災害時に自衛隊の活動拠点に転用できる場所だったりします。
野菜たっぷりミニカレーを添えて!地元塩麹使用「おおのうどん」
丁度お昼時だったので、kakinokiにて昼食をとることにしました。

注文したのは、道の駅の名前を冠した「おおのうどん」です。ミニカレーセットで注文しました。

おおのうどんは、かけうどんに鰹節とあおさとオニオンリングが乗ったシンプルな構成です。つゆには岐阜県産の塩麹が使用されています。澄んだ味わいのつゆは、まろやかで澄んだ味わいの中に、塩麹由来と思われるツンとした塩味がツボ押し棒のように尖っています。
それにしても、何故このシンプルなうどんが「おおのうどん」と呼ばれているのでしょうか。確かに岐阜県産の塩麹こそ使っていますが、言ったもの勝ちでは…?

……と思いきや、実は、道の駅パレットピアおおののシンボルであるOリングと、その内側の芝生広場を模しているのです。オニオンリングがOリング、あおさが芝生を表しています。

ミニカレーは、野菜の小鉢をドッキングさせることで完成します。野菜の小鉢の内容はオニオンリング、パプリカ、さつまいも、さやえんどうです。コクのあるカレーと、甘味の引き立った野菜の組み合わせが最高です。
kakinokiでは今回頂いたうどんやカレー以外にも、ソフトクリームやコーヒーやスイーツなどを味わうことが可能です。
バラのキャンディだなんて、そんなキザな…。「薔薇飴」
岐阜県大野町は、2つの特産品を推しています。

一つはフォトスポットにもなっていた柿なのですが、もう一つはバラの花です。道の駅パレットピアおおのがある岐阜県道53号線も、バラにちなんで「伊吹ばら街道」という別名で呼ばれています。
訪問時は4月で、当然ながら柿のシーズンではないので、そうなってくると撮れ高をバラに頼ることになりそうなのですが…。
いや、無理やろ…。なまこマンがバラは、無理やろ…。そういうキャラじゃないし…。それに、贈る相手がいないのに、バラの花束なんて買ってもなぁ…。
意外にロマンチストですね…?
いやぁ。なまこマンにバラ、似合いますかね!?バラはバラでもバラ肉のほうにテンションが上がります。未だに花より団子です。

いろいろ迷った末に、大野町産のバラの花を使った「薔薇飴」を購入しました。一粒にバラの花を3輪も使っているといいます。花は贈るよりも食べる方が僕のキャラだと思います!

それでも「やっぱりバラはキザすぎるんじゃなかろうか…。」と思いながらも、一粒舐めてみると…ゴージャスな香りが口いっぱいに広がりました!ぱっと明るく華やかで、それでいて背伸びしたかわいらしさもある香りです。

ナニコレ!癒される!超、いい香り!!
香りはとても華やかでありつつも、飴そのものの味は砂糖や水飴の素朴な甘さでした。薔薇飴はキザに見えて、意外に親しみやすい奴でした!
道の駅パレットピアおおの まとめ
道の駅パレットピアおおのは、岐阜県大野町の岐阜県道53号線沿いにある道の駅です。
東海環状自動車道大野神戸ICの近くという好立地から、西濃エリアのゲートウェイ的な機能が期待される道の駅で、国土交通省の「重点道の駅」に指定されているほか、防災関連設備も整備されており「防災道の駅」にも指定されています。
施設は非常に広く、特に物産館「みのもんや」には大野町の特産品である柿やバラ関連製品、西濃エリア広域の農産物および農産加工品などが揃っています。
飲食テナントも充実しており、今回訪問したカフェデリ「kakinoki」では岐阜県産の塩麹をつゆに使用した「おおのうどん」や、野菜をたっぷりと使った「ミニカレー」を味わえるほか、ベーカリー「みおぱ」には菓子パンも調理パンも揃っていますし、レストラン「サイタバラス」では地産地消メニューやジビエを使った料理を味わえます。
今回は滞在時間に縛りがあったのですが、ぜひともゆっくり見て回りたいと思えるほどに品ぞろえが豊富で、見どころがたっぷりの道の駅でした。
道の駅パレットピアおおののWebサイトはこちら↓
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