銀座一福は徳島市内でも古くから営業していた老舗店の一つで、1950年代に中華そばのトッピングにバラ肉を使い始めた最初の店とされている。
メニューは中華そばにワンタンメン、月見そば、五目そば、焼きそば、焼き飯等中華食堂を思わせる雰囲気。
ワンタン麺(肉入り大)とライス(小)(1000+100円)
今回は銀座一福の人気メニュー「ワンタン麺(肉入り)を注文した。
茶色くやや濁ったスープは、ほんのり甘じょっぱさのある醤油ダレの味とコクのある豚骨スープが一体になっている。タレが濃すぎたり脂っこすぎたりということもなく、飲みやすい落ち着く味わいだ。
麺は柔らかめの低加水ストレート中細麺で、バラ肉は甘辛いタレの味が染みていてスープにもよく馴染む味だ。
そしてワンタンはつるんとした食感の皮の中に、うまみや肉汁がじわっと染み出てくるようなジューシーな餡が入っていて絶品だ!甘辛い味付けのバラ肉と比較すると、ワンタンの餡はしょっぱめに味付けがされている。
訪問時はあいにくの雨だったが、店内は多くのお客さんで賑わっていた。徳島で半世紀以上愛される中華そばの、丁寧な仕事ぶりを感じることができた!
ちなみに「焼きめし」も美味しいのでおすすめ。チャーハンというより昔ながらの焼き飯といった雰囲気の優しい味わいを楽しめる。
銀座一福 本店
徳島県徳島市銀座10
コメント