先日、久しぶりに鳴門公園を散策してきた。
鳴門公園では景観のみならず、グルメも満喫することができる。
特に千畳敷展望台近くにあるお土産屋兼お食事処の「うづ乃家」では鳴門名物の鯛をぜいたくに使った「鯛丼」を味わうことができる！
以前訪れたときには訪日外国人客も多かった鳴門公園だけど、このご時世ということもあり訪問者は地元住民が多かった。これはこれで、逆に「ゆっくり見られる」と考えることもできるかもしれない。どんな事象もポジティブに考えていきたいものだ。
さて、うづ乃家は1階がお土産屋、2階が食事スペースとなっている。入口で手指消毒をして、2階へと上がっていった。
うどんを中心に取り揃えてあるけれど、注文するのはもちろん「うづ乃家名物」と書かれた鯛丼。
鯛丼（1950円）
大きな鯛の漬け切り身が丼の上にたくさん乗っている！とても豪勢な一杯だ。
付け合わせにわかめの佃煮と、鯛のあら汁が付いてくる。あら汁は優しいうまみがじんわりと広がってくる。佃煮は程よい甘辛さの良い箸休めだった。
そしてお待ちかねの鯛丼。鯛の漬けは優しい薄口しょうゆ味。淡泊な味の鯛とよく合う。こりこりとした歯触りがとても良い。そして鯛の下にはわかめが敷き詰められている。
鯛もわかめも鳴門の名産品だ。鳴門鯛は鳴門海峡の速い潮流に揉まれ、身が引き締まっているのが特徴だ。鳴門海峡で泳いでいるうちに、早い潮流の中で泳ぐために骨にコブができている個体も多いのだとか。
そして鳴門のわかめは日本全国で3位の生産量を誇っており、こちらも鳴門海峡の潮流に揉まれて心地よい歯ざわりを持っている。
そんな鳴門の二大名物を使った贅沢な鯛丼はとても美味しかった。
うづ乃家
徳島県鳴門市鳴門町 鳴門公園千畳敷
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