【博多うどん】資さんうどん博多千代店

福岡出張 1日目

「憧れのチェーン店」ってありますよね。その店が出店している地域の方にとっては何気ない日常の一部かもしれませんが、出店地域外に住んでいる僕にとっては羨ましくて仕方がないんですよ。少し前まではスーパーマーケットのロピアがそんな感じでした。

福岡にも「資さんうどん（すけさんうどん）」という憧れのチェーン店があります。資さんうどんは福岡県北九州市発祥のうどんチェーン店で、讃岐うどんとは一味違う福岡のうどんを提供しています。資さんうどんは2009年頃より福岡県外への出店を開始し、2024年にはすかいらーくの傘下に入ったことで、日本全国への出店攻勢をより進めていくものと思われますが、まだ名古屋には到達していないんですよ！うどんの食べ歩きをされている、XやInstagramでのフォロワーさんが資さんうどんを積極的に追っていることもあり、僕もずっと資さんうどんに興味がありました。

そんなある日「資さんうどんデビュー」のチャンスが訪れました。2024年9月某日、博多へ出張することになったのです。博多駅から徒歩15分の場所にある「資さんうどん博多千代店」にて念願の資さんうどんデビューを果たしてきました！

初めての資さんうどんに感動！
憧れの「肉ごぼ天うどん」
資さんうどんまとめ

初めての資さんうどんに感動！

資さんうどん博多千代店は前述の通り博多駅から徒歩15分ほどの距離にありますが、最寄り駅は福岡市地下鉄祇園駅で、そこからは徒歩7分ほどの距離にあります。

それにしても、24時間営業ですか！これは博多駅前や天神で飲んだ後のシメにも使えそうですね！いや、遠回りか。

店の入口では、テイクアウトのぼたもちやかしわおにぎり¹が販売されています。特にぼたもちは、うどんと並ぶ資さんうどんの名物なのだとか！とはいえ今回は宿泊したホテルキャビナス福岡のレストランとハシゴしたかったので、ぼたもちは次回以降の宿題にしました。

資さんうどんはフルサービスのうどん店で、注文は席に着いてタブレットから行います。メニューはうどん以外にも、そば、丼物、カレー、おでんやフライ等の一品料理、おにぎり、デザート類が揃っています。また、朝の時間帯には鮭納豆定食やかしわうどん定食といった朝定食も注文できます。

卓上には無料トッピングの天かすと、とろろ昆布が備え付けられています。とろろ昆布が無料トッピングなのは珍しい気がします！

憧れの「肉ごぼ天うどん」

資さんうどんへ行ったら、ずっと注文したかったメニューがあったんですよ！北九州名物の「かしわうどん」や、これまた北九州発祥の「焼きうどん」といった、ご当地感満載なメニューもあったのですが、それ以上に心惹かれていたのが…

資さんうどん肉ごぼ天うどんミニたれカツ丼セット — 肉ごぼ天うどん（大盛り、ミニタレかつ丼セット）（税込760+110+400円）

こちらの「肉ごぼ天うどん」です！セットの「ミニたれカツ丼」も付けています。肉ごぼ天うどんは、資さんうどんの一番人気のメニューです。「資」と書かれたかまぼこに目を奪われます！

突き刺さる細長いごぼ天の迫力に思わず笑顔になってしまいます。卓上の天かすと、とろろ昆布をパイルダーオンし、肉ごぼ天うどんを完全体にして、早速頂いてみます！

これが…　これが福岡のうどん！

なるほど。はなまるうどんや丸亀製麺等で食べ慣れた讃岐うどんと比較すると、福岡のうどんは確かに弾力は少なく柔らかめです。かといって鳴ちゅるうどんほどふやふやなわけでもなく、ぷつんと切れる程度には弾力があります。のど越しやコシといった観点で見ると讃岐うどんに軍配が上がりますが、麺の主張が強すぎないことで、つゆや具材との一体感を強く感じることができるのです。

つゆの出汁は鯖や昆布、椎茸等からとったもので、じんわりと旨い、角の無い優しい口当たりです。この優しいつゆと、とろろ昆布がまたよく合うのなんのって！麺も良い具合につゆと馴染み、ちゅるちゅると心地よく啜れます。

そんなうどんの満足度を大幅に引き上げてくれているのが、トッピングの牛肉とごぼ天です。甘辛く、柔らかく煮つけられた牛肉は旨いに決まっています！ごぼ天も歯応えが楽しく、まあまあの長さのものが5本も入っていますからね。たっぷり楽しめて嬉しいです！

セットのミニたれカツ丼は、歯応えが良くサクサクのヒレカツに甘辛いタレが絡み、さらに敷かれたキャベツがカツを軽やかに食べさせてくれます。優しい味のうどんと、しっかりした味のたれカツは、一緒に食べたときの味のバランスも良い感じです。