鈴鹿セブンマウンテンの一つ・鎌ヶ岳(動画編集に苦戦中なのでしばしお待ちを…年内には上げます)に挑戦した帰り道。登山を終えてくたびれた体は、安らぎと休息を求めていました。
鎌ヶ岳のふもとというのは、すなわち湯の山温泉です。ゆえに、ひとっ風呂浴びて汗を流してから帰ることができるわけです。
以前御在所岳に登山した際には、帰り道にアクアイグニスの日帰り温泉を利用しましたが、今回はせっかくなので別の日帰り温泉を利用してみることにしました。
訪問したのは、グリーンホテルの日帰り温泉です。庭園のように広々とした露天風呂で、濃厚な源泉成分に癒されてきました!
昭和の香りが残るリゾートホテル
グリーンホテルは、近鉄湯の山温泉駅から徒歩10分ほどの距離にあるリゾートホテルです。
鈴鹿スカイラインからも近く、150台駐車可能な無料駐車場があるので、自家用車でのアクセスも容易です。


緑に包まれた、レトロな佇まいの大きなホテルです。かなり大きくて、全景を写真に収めることができませんでした。
日帰り入浴の場合は、その旨を伝えたうえで、フロントにて入浴料を支払えば利用できます。日帰り利用に際し予約などは不要ですが、決済は現金オンリーです。


室内も「昔のリゾートホテル」といった感じの雰囲気です。色鮮やかなカーペット、豪勢なソファー、なんだかバーカウンターのような雰囲気の喫茶コーナー…。景気の良かった時代の名残を感じます。
それもそのはずで、グリーンホテルは1969年に開業しています。ちょうど、高度経済成長期の真っただ中ですね。

館内施設も充実していますが、特に目を引くのはテニスコートです。鈴鹿スカイライン方面から訪れる際にも目に入るのですが、非常に広いです。なにせ10面もありますからね…。名古屋市内でもこの規模のものはなかなかありません。
グリーンホテルが開業した頃には、上皇さま(当時は皇太子明仁親王)と上皇后さま(当時は正田美智子さん)の出会いのきっかけが軽井沢でのテニスだったこともあって、巷ではテニスブームが起きていたといいます。現在もこのテニスコートは、運動部の合宿などに活用されているようです。
露天風呂が広すぎる!ついでに飲める!
ロビーから「大露天温泉」の案内に従って、廊下を奥へと進んでいきます。いやはや、なんとも心躍る5文字です。
宴会場などの横を通り抜け、途中で階段を下ったり、渡り廊下を通ったりすると、大浴場のある別棟に到着します。

大浴場には「ひすいの湯」という別名があります。もちろん、ここも天然温泉です。大浴槽と源泉風呂の、2つの浴槽があります。サウナはありません。
大浴槽は広々としていて、お湯がとても温かいです。そして、ツルツル、すべすべとした触り心地です。泉質は美肌の湯としても知られる、アルカリ性単純泉です。
源泉風呂はややぬるめなのですが、匂いと質感から成分の濃さを感じられます。

続いて、露天風呂へと向かいました。「大露天風呂」と書いてあった通り、とても広く大きなスペースに、「いやしの湯」と「なごみの湯」の2種類の浴槽があります。
ひすいの湯を出てすぐの場所にあるのは、いやしの湯です。傘のような屋根で覆われた檜風呂で、こちらも源泉かけ流しです。グリーンホテルには源泉が複数あり、ひすいの湯といやしの湯で別々の源泉を使用しています1。
いやしの湯もまた、成分の濃厚さを感じられるお湯です。お湯が浴槽から溢れる、文字通りの「源泉かけ流し」を視覚と聴覚の両方で楽しめます。
また、いやしの湯の近くには飲泉コーナーがあります。こちらも専用の源泉を引いており、フレッシュなお湯を飲むことができます。ほんのわずかなしょっぱさと、金属の風味を感じられる、「いかにも」な味でした。フッ素が含有されているので、飲みすぎには注意が必要です。

そして、いやしの湯のあるあたりから、通路をさらに奥に進んでいくと、巨大な「なごみの湯」が待ち構えています。浴槽というよりは、もはやちょっとした池ぐらいある大きな岩風呂です。解放感どころの騒ぎじゃありません。既に解き放たれている気さえしてきます。
緑に囲まれた岩風呂から見える景色は、どこを切り取っても鮮やかです。四季と共に姿が変わる、まさしく日本庭園のごとき露天風呂ですね。


湯上りには、椅子とテーブルとテレビのあるロビーでゆっくり休憩できます。自販機のサーティーワン(ポッピングシャワー)でクールダウンしてから、名古屋に向けて出発したのでした。
湯の山グリーンホテル まとめ
グリーンホテルは、近鉄湯の山温泉駅の近くにあるリゾートホテルです。日帰り入浴利用も可能です。
源泉かけ流しのお風呂は、成分の濃さを肌で感じられます。しかも、そんな良いお湯を、豊かな自然を楽しめる広々とした浴槽で楽しめるときました。こういう、お湯の良さ以外のプラスアルファがある温泉は、湯上りの満足度がとても高いです。
入浴料は以下の通りです。
大人(中学生以上):700円(平日)/800円(土日祝)
小人(4歳以上):400円/500円
こんなに良いお湯に、1000円未満の入浴料で浸かれるのは、とてつもない破格と言わざるをえないですね…。
今回は利用しませんでしたが、11時から14時には日帰り利用客でもレストラン「たかの間」を予約無しで利用可能です。かけ流しの温泉と、リゾートホテルのちょっと豪華なランチを楽しむ休日も、穏やかで良さそうですね。お土産購入までホテル内で完結できるのも、休日のちょっとしたお出かけ先としてポイントが高いです。
グリーンホテル
三重県三重郡菰野町千草7054-173
日帰り入浴営業時間:10:00~19:30
定休日:金曜日
※2026年5月の訪問時点での情報です。
グリーンホテルのWebサイトはこちら↓




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