ひものと和めし処 をかし 名古屋伏見店（テラッセ納屋橋）

愛知県内の様々な場所へ行きましたが、名古屋市内に関して言うとまだまだ未踏の場所が多くあります。なまじ街が大きいため、わざわざ中心部に出向かずとも、住居の周辺で生活が完結してしまうんですよ。千種区に住んでいて買い物のためにわざわざ緑区や西区まで行くというようなシチュエーションはありません。（港区へは行ったことがありますが…。）

そんな感じで意外に行ったことが無かったのが、地下鉄伏見駅周辺でした。栄へはしょっちゅう行きますし、名駅へも最近行く機会が増えてきたのですが、行くときは地下鉄や名鉄バスで移動しがちなので、栄と名駅の中間、すなわち伏見周辺を散策することはあまりないんですよ。

今回お邪魔したのは、そんな伏見エリアにある商業施設「テラッセ納屋橋」のレストラン街の海鮮料理店「ひものと和めし処 をかし」です。北海道や南知多の豊浜漁港で獲れた魚の干物を使った定食を楽しめます！

好きな丼と干物を組み合わせるスペシャル定食！

をかし名古屋伏見店は、テラッセ納屋橋のレストラン街に2025年3月にオープンしたばかりの新しい店舗です。なお、本店は春日井市の春日井市民病院の近くにあります。

店名の通り、干物定食を中心とした海鮮メニューが幅広く揃います。とろさば、鱈、鮭ハラス、北海道礼文島産のほっけなど、ご飯によく合う干物の定食が1000円台から揃ううえに、ご飯と味噌汁のお変わりが無料という太っ腹ぶりです。干物定食以外には、からあげや味噌カツといった肉類の定食、海鮮丼、季節のおばんざいなどもあります。

今回は「海鮮丼とひもの定食」を注文することにしました。好きな海鮮丼と干物を選んで組み合わせることのできるスペシャル定食で、海鮮丼はサーモンアボカド丼、まぐろ丼、釜揚げしらす丼、ねぎとろ丼、ねぎとろしらす丼、日替わりのおまかせ丼の6種類から、干物は真ほっけの開き、トロさばの開き、銀鮭の西京焼き、銀たらの西京焼き、サーモンハラスステーキの5種類から選ぶことができます。

今回はおまかせ丼とトロさばの開きを選びました。おまかせ丼には刺身の切り落としが乗っており、訪問時にはマグロ、ねぎとろ、しらす、鯛といった盛りだくさんのラインナップでした。干物、海鮮丼、味噌汁以外には茶碗蒸しと漬物も付属します。

まずはトロさばの開きから頂きます。身に青魚の濃い旨味が凝縮されていますし、塩加減も抜群です！脂もたっぷり乗っていて「トロさば」の名前に納得ができます。

何がすごいって、血合いがとても美味しいんですよ。魚の血合いといえば、背中とお腹の間にある黒っぽい色合いの身です。生臭さも出やすい場所なのですが、をかしのトロさばの干物は血合いに嫌な生臭さが無く、魚の旨味が強く凝縮されています。こういう臭みの出やすい箇所を美味しく食べられるのは本当に嬉しいです！

おまかせ丼は、温かい普通のご飯の上に刺身が乗っているタイプの海鮮丼です。醤油を垂らして頂きます。柔らかな歯触りがとても楽しく、ご飯が進みます。

その他、定食を注文するとセルフサービスコーナー「ごはんBAR」の惣菜を無料・取り放題で楽しめます。訪問時にはこんにゃくきんぴら、キムチ、卯の花、高菜漬けといった、ご飯の進む素朴なものが勢ぞろいしていました。訪問の後日、メーテレの朝の情報番組「ドデスカ！」にて、をかしが紹介されたのですが、その特集によると火曜日と土曜日には惣菜に加えて、数量限定で刺身の取り放題まで実施されるのだとか！これはいくら何でも太っ腹がすぎます！

ひものと和めし処 をかし 名古屋伏見店 まとめ

ひものと和めし処をかしは中区の商業施設「テラッセ納屋橋」のレストラン街にある海鮮料理の店です。

北海道産の真ほっけの干物や、南知多豊浜漁港の朝どれ魚介を使った海鮮定食を、1000円台から提供しています。定食はご飯と味噌汁のおかわりが自由なほか、手作り惣菜のサービスもあるので、美味しい干物を楽しむだけでなく、お腹いっぱいになるまで楽しむこともできます。火曜日と土曜日には総菜コーナーに数量限定で刺身も並びます。

今回注文した「海鮮丼とひもの定食」は、好きな海鮮丼と好きな干物を組み合わせて楽しめる定食です。おまかせ丼は刺身が日替わりで乗りますし、トロさばの干物は旨味も脂の乗りも最高です。

その他、ランチ限定定食や、お酒の肴にぴったりの漁師料理などが揃うほか、日本酒利き酒飲み放題コースもあります。ランチにも、仕事終わりの晩酌にも活用できます！

※訪問時点での情報です。