道の駅紹介
岩手-26 かわさき
第18回(2002年8月)登録、2003年4月開業
所在地:岩手県一関市川崎町薄衣法道寺42-3
川と花火の道の駅
道の駅かわさきは、岩手県一関市(旧東磐井郡川崎村)の国道284号線沿いにある道の駅です。旧川崎村の中心部にほど近い場所にあり、道の駅かわさきの周辺には住宅や商店が多く並んでいます。
施設愛称は「川の灯」で、これは旧川崎村にて開催される大規模な花火大会「おらが自慢のでっかい花火大会」にちなんでいます。
道の駅施設は物産館、休憩スペース、カフェやレストラン等の複数の飲食店テナントから構成されています。
休憩スペースにはソファーと畳敷きのお座敷があり、体を投げだして運転の疲れをゆっくりと癒すことができます!
道の駅かわさきの近くには北上川と千厩川の分岐点があることから、旧川崎村の中心部はしばしば洪水の被害に見舞われてきたようで、道の駅には過去の洪水災害の浸水水嵩を記録した標識が立っています。ですが、川は災害をもたらす一方で、この地に恵みももたらしており、道の駅かわさきでは川のもたらした肥沃な土地が育んだ野菜や、川で取れたモクズガニなどを販売しています。ちなみにモクズガニというのは中国の有名な「上海ガニ」と近縁種の蟹です。
謎の「かにバット」
道の駅かわさきのレストラン「食の匠レストランぬくもり」にて、気になるメニューを見つけました。
その名も「かにバット」です。
北上川のモクズガニを使用した川崎エリアの郷土料理なのですが、その作り方はなかなかインパクト抜群です。モクズガニからかに味噌を取り出した後、そのままの状態(甲羅もはさみもそのまま)ですりつぶすのです。そして、すりつぶした後の「モクズガニだったもの」を取り出したかに味噌と併せて、汁の出汁にするのです。それゆえ、汁の具として蟹が入っているわけではありません。
蟹をバットで潰すから「かにバット」というわけではなく、かにを使って作った「はっと汁1」だからかにバットという名前のようです。
非常に興味深い郷土料理ではあったのですが、あいにく直前に訪問した道の駅はなまき西南にて頂いた焼肉がまだ尾を引いていたので今回は涙を呑んでスルーしました!
蟹の全てを余すことなく使用した、かにばっとの味わいにはとても興味があります。お取り寄せなどは残念ながら無いようなので、いつかリベンジしたいところです…!
レポートできなくてごめんなさい!「なまこバット」にはしないで!
しませんよ!
道の駅かわさき まとめ
道の駅かわさきは気仙沼と一関を結ぶ国道284号線沿いにあり、座敷の広い休憩スペースや、各種飲食テナントがあることからドライブ中の休憩に最適です。飲食テナントは郷土料理を提供するレストランから、ジェラートやカレー、コーヒーなどを楽しめるおしゃれなカフェまでよりどりみどりです。物産館では豊かな自然が育んだ根菜類などを中心に、多くの野菜や農産加工品を取り扱っています。
個人的にはスケジュールの都合上あまりゆっくりと回れなかったので、いつかリベンジしたい道の駅です!
仙台の花火大会「仙台七夕花火祭」を見物したときの記録はこちら↓
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