徳島ラーメンは大きく茶系、黄系、白系に分類することができる。小松島市の「岡本中華」は白系を代表する有名店だ。
小松島市出身の故・大杉漣さんも愛した味をいただいてきました。
午前11時のオープンよりも少し前に店頭に到着。店内からはとんこつの炊ける匂いが漂ってきて、食欲を刺激する。気が付くと僕の後ろにはあっという間に開店待ちの待機列ができていた。駐車場の車のナンバーを見たり、待機客同士の話を聞いたりした限りでは、徳島県外から来ている人も大勢いるようで、岡本中華の人気のほどがうかがえる。
秘密のケンミンSHOWでも取り上げられた
ラーメン屋のサイドメニューとしては珍しく「寿司」がある
注文したのは「中華そば(大)」。(700円)
白濁したスープは豚骨の旨味がじわじわと広がり、ほのかな甘味と塩気のバランスの良い、まろやかな口当たりの優しい味わい。豚骨の臭みもない。
麺は中細麺で、やや芯を残した感じで存在感がある。
トッピングはもやし、めんま、ネギ、チャーシューで、チャーシューは厚切りで歯応えがある。
濃厚なイメージの強い徳島ラーメンですが、小松島を中心に食べられている白系はじんわりと旨みの広がる優しい味わいです。
岡本中華は1951年に屋台として創業して以降、3代にわたって味を現代まで守り続けている。受け継がれた優しい味を、これからの未来にも伝えて行ってほしい!
ごちそうさまでした!
岡本中華
徳島県小松島市中田町奥林60-1
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