店で食べる寿司も良いですが、お持ち帰りの寿司も良いですよね。僕の実家では、実家から離れて過ごす僕や弟が年末年始に帰省すると、大晦日にお持ち帰りの寿司でちょっとしたパーティーをするのが恒例行事でした。いわばハレの日の特別なメニューですね。
今回は、そんな誰もが心躍るお持ち帰り寿司を楽しめる、地元徳島の頑張る店「吉野ずし」を紹介したいと思います！
イートインもあるお持ち帰り寿司の店
吉野ずしは徳島市庄町の国道192号線沿い、徳島名西警察署の西にあります。
近くを通る機会は多かったのですが、大抵営業時間を過ぎてから近くを通っていたので「あっ、お持ち帰りの寿司屋があるなぁ」と思いながらも立ち寄ることができていませんでした。ですが今回、たまたまランチタイムに近くを通りかかったので初めて利用してみました。
店に入るとお母さんが注文を聞いてくれます。
メニューには一人前からパーティー握り、ちらし寿司まで揃っているほか、徳島の郷土料理である「ぼうぜの姿寿司」や、いろいろな具を入れた極太の巻き寿司「特製ごちゃ巻」などもあり、バラエティに富んでいます。また、寿司以外にもから揚げやエビフライといったおかずもあります。
吉野ずしにはイートインもあり、麺とセットのランチメニューもあるのですが、今回は「詰め合せ」をテイクアウトしました。
柚子の香る寿司
こちらが今回注文した「詰め合せ」です。いなり寿司、握り寿司（まぐろ、いか、サーモン、エビ）、かっぱ巻き、太巻きのセットとなっています。
ちなみに割りばしの袋の裏面には、吉野ずしの場所がよくわかる簡単な地図が描かれています。
それでは早速、頂いてみましょう！
＼ﾊﾟｶｧ／
それにしてもたくさんの種類があって迷います。まずはどれから食べましょうか。
ふと一番左のいなり寿司と目が合った気がしたので、最初はいなり寿司から頂きました。
甘いつゆのしみた油揚げと、ごまの混ぜ込まれた酢飯。シンプルゆえに心落ち着く、オーソドックスないなり寿司なのですが。酢飯の酸味の中にどこか柚子の香りのような爽やかな柑橘の風味と香気を感じました。
続いては握り寿司も行っておきましょう。エビを頂きます。あっ、すごいぞ。シャリがすごく大きい。回転寿司の1貫分のシャリの量と比較すると1.5倍でしょうか。ちなみにわさびは最初から塗られています。
一口頂きます。ぷりぷりのエビの旨さは安定しています。あっ、やっぱりシャリに柚子がいる！これはもう間違いないですね！ゆず酢を使っているのでしょうか。柚子の風味は主張しすぎず、奥ゆかしさがあります。
巻き寿司にはかんぴょうがたくさん入っているのが特徴です。甘辛く煮たかんぴょうの食感が楽しい田舎巻きでしたね。
かっぱ巻きや、その他の握り寿司も、柚子の風味を感じつつ、最後まで美味しく頂きました！
ちなみに、吉野ずしのメニューには「柚漬けにぎり」というものもあり、そちらはより強く柚子の風味を感じられるものと思います！
いつまでもお元気で頑張ってください
食べログに投稿されたレビューによると、吉野ずしを経営されているご夫婦は、柚子の産地である木屋平出身なのだそうです。寿司に柚子を使っているのも、地元の柚子へのこだわりゆえなのかもしれませんね。ご主人とお母さんには、これからもぜひお元気で店を続けて行ってほしいものです。
吉野ずしの寿司は、ランチにも、行楽やパーティー用にも幅広く利用できるお持ち帰り寿司です。爽やかな柚子の風味が特徴で、他とは一味違った味わいを楽しめます。皆様もぜひ利用してみてください！
ごちそうさまでした。
徳島県徳島市庄町4丁目3-4
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