道の駅紹介
岐阜-09(元・長野-07、長野南部-04、岐阜-45) 賤母
1994年8月4日(第6回)登録、1995年8月1日開業
訪問:2026年5月6日
道の駅 賤母
岐阜県中津川市山口1-14
営業時間:
売店
8:30~18:00
軽食
9:30~18:00
レストラン
9:30~17:00
定休日:水曜日(レストランのみ)
※2026年5月の訪問時点での情報です。
【スタンプ】

【記念きっぷ】
(2026/5/6)


※道の駅カード、記念指定券は取り扱っていません。
長野県から岐阜県へと所属変更された道の駅

道の駅賤母(しずも)は、岐阜県中津川市(旧長野県木曽郡山口村)の国道19号線沿いにある道の駅です。元々は長野県南部の道の駅でした。
岐阜県中津川市と長野県山口村は、平成の大合併にて、都道府県境を越えた「越境合併」を行った唯一の事例でした。ゆえに、山口村にあった道の駅賤母も合併に伴い、中津川市所在の岐阜県の道の駅となったわけです。
登録時期は1994年で、長野県平谷村の道の駅信州平谷と同時に道の駅として登録されています。かつての登録順は長野県の7番目、もしくは長野県南部の4番目でしたが、2005年の合併以降は岐阜県45番目の道の駅となり、後に実際の登録時期に合わせて登録順が岐阜県の9番目となりました。
道の駅施設は産直市場、売店、情報コーナー、軽食コーナー、レストランから構成されています。まるでたくさんの建物が連なったような外観で、どことなく、ここから車で10分程度の距離にある中山道の馬籠宿の街並みを連想します。

駅名の「賤母」は、道の駅の裏手にある賤母山にちなんだ名前です。そんな賤母山から湧き出た「しずも清水」は、道の駅賤母の飲料水としても使われているようです。


また、道の駅と同じ敷地に「東山魁夷 心の旅路館」という美術館があります。ここは昭和を代表する日本画家の東山魁夷氏が、山口村に所蔵のリトグラフや木版画を寄贈したことをきっかけに設立されました。山口村は東山氏にとって青春の思い出の地であり、「美術学校時代に賤母の山でたまたま夕立に遭い、地元の方に助けを求めたところ、温かくもてなしてもらえた」というエピソードがあるようです1。
大人気の「ごへーもち」
道の駅賤母の人気グルメは、軽食コーナーの「ごへーもち(五平餅)」です。スタンプの絵柄としてデザインされていますし、記念きっぷでも言及されています。
五平餅食いてぇ〜!!
軽食コーナーは現金決済の食券制です。そばや小鉢とセットの「ごへーもち定食」もありますが、今回は単品のごへーもちを注文しました。なお、単品のごへーもちを購入する場合は券売機ではなくカウンターで直接お金を支払います。

道の駅賤母のごへーもちは、細めの串に丸い餅が3つ刺さった、串団子のようなフォルムです。東海エリアの道の駅ではしばしば五平餅を見かける機会がありますが、地域によって形状が違うのが興味深いです。それぞれの地域内で製法が伝授され続けた結果生じた差異だと思うので。
丁度一口サイズの餅を、まずは1個頂きます。ごまやクルミや落花生を練りこんだ味噌ダレは、非常に濃厚な味わいです!甘辛く、香ばしく、餅に絡んでいます。餅もお米の粒感があることで、タレがよく馴染むんですよ。
サイズはみたらし団子を一回り大きくしたような感じで、1本から購入できるので、旅の小腹満たしにぴったりです。
賤母といえば賤母ラーメン!?

道の駅賤母の魅力のひとつに、売店の品揃えの豊富さが挙げられます。かつては長野県の道の駅だったこともあり、「美濃と木曽の境界」らしく、長野県と岐阜県の双方の物産が豊富に揃います。
ですが、その豊富な品揃えが僕を大いに悩ませたのです。

やばい。何買うか迷う…。

とろけるわらび餅美味しそうだなぁ!

日本酒の品揃えも良いなぁ!
あまり悩んでいると温泉に入る時間が無くなりますよ?
わかってるけど!もう一押し、ビビッと来る何かが欲しいんだ!!
よくわからない「ビビッと」で足止めを食らうのも、夜の中央道の渋滞に巻き込まれるのも嫌ですよ~!天龍峡温泉のときに中央道の渋滞でレンタカー返却遅れましたよね!!

道の駅賤母で扱われているお土産はいずれも魅力的です。「道の駅のご当地のものを何か1つは購入して帰る」というマイルールを設けて道の駅巡りをしている僕にとって、道の駅賤母の豊富なお土産を前に迷う時間は、楽しくありつつも、迫るタイムリミット(レンタカー返却時間)に緊張させられる時間でもありました!
「なるべくならご当地のもの(道の駅のある自治体で作られているものや、その道の駅で作られているもの)を買いたい」というポリシーもまた、優柔不断に拍車をかけていたように思います。
生そばはきりら坂下と被るもんなぁ…。

賤母ならではのもの、あったぁ!!!
ええっ!?

迷いに迷った挙句にたどり着いたのは、「賤母といえば賤母ラーメン おすすめ!!」という自信満々のポップと共に販売されていた、生麺タイプのラーメンです。道の駅賤母の軽食コーナーにて提供されているラーメンと同じもの(調理前)であり、別に「賤母ラーメン」というご当地ラーメンがあるわけではないです。
一周回って、逆にこれしか無い気がしました。だって「賤母といえば」とか「おすすめ!!」とか書いてあるわけですから。なまこマンはチョロいです(え)

今回購入したのは醤油ラーメンで、麺とスープが5食分セットになっています。調理方法は簡単で、麺を2分半茹で、スープ(液体スープにお湯300mL)を合わせるだけです。どうせなら道の駅賤母の軽食コーナーで提供されている醤油ラーメンと同じ具材を入れたいと思ったのですが、かまぼこと間違えて味玉を入れています(笑)
麺はプリッとした啜り心地で、スープは醤油のキリっとした辛みが立った、澄んだ味わいです。ドライブインやフードコートで食べるこういうラーメンって、妙に美味しいんですよね…。
道の駅賤母 まとめ
道の駅賤母は、岐阜県中津川市の国道19号線沿いにある道の駅です。
岐阜県と長野県、美濃国と木曽国の境界近くにあり、岐阜県および長野県の物産を幅広く取り扱っています。
軽食コーナーの「ごへーもち」が人気で、ごまやクルミや落花生の濃厚なコクが引き出されたタレが、非常にクセになる味わいです。
中津川以東の国道19号線は木曽川および旧中山道に沿って進むルートであり、御嶽山や奈良井宿などの観光地へのアクセスルートでもあります。レトロな長屋風の外観も相まって、「現代の宿駅」とでも言うべき道の駅です。
道の駅賤母のWebサイトはこちら↓


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