道の駅情報
岐阜-04 花街道付知
1993年4月22日(第1回)登録、1990年開業
訪問:2026年5月6日
道の駅 花街道付知
岐阜県中津川市付知町8581-1
営業時間:
売店
9:00~18:00
農産物直売所
8:00~16:30
レストラン
9:00~16:00
なかつがわ森の木遊館
第1部:10:00~12:00
第2部:13:30~15:30
(※要予約)
定休日:毎月第1・第3火曜日
※2026年5月の訪問時点での情報です。
【スタンプ】

【記念きっぷ】
(2026/5/6)


※道の駅カード、記念指定券は取り扱っていません。
「元祖・道の駅」のひとつ
道の駅花街道付知(はなかいどう つけち)は、岐阜県中津川市(旧恵那郡付知町)の国道257号線沿いにある道の駅です。
登録番号で言うと岐阜県の4番目なのですが、ここは日本の道の駅の「元祖」とも呼べる場所です。1993年4月22日の第1回登録で道の駅に登録されているから…というだけではなく、1991年10月から1992年4月にかけて、栃木県と岐阜県と山口県にて実施された道の駅社会実験の会場の一つが正式に「道の駅」として登録されたものが、この道の駅花街道付知なのです1。

なお、新潟県新潟市北区の道の駅豊栄に「道の駅発祥の地」の石碑がありますが、これは道の駅社会実験とはまた別件です。

道の駅豊栄の前身である国道7号線豊栄PAは、1988年に当時の建設省が日本で初めて一般道路上に設置した道路情報ステーション兼休憩施設であり、言うなれば「道の駅の祖先」とも言える存在だったために「道の駅発祥の地」の石碑が設置されています2。


花街道付知は、広い敷地に様々な施設が揃う道の駅です。売店、レストラン、木製遊具のある屋内プレイルーム「なかつがわ森の木遊館」から構成されるメイン施設のほか、農産物直売所、軽食を食べられるフードコート的な「屋台村」、専門店の入居する「楽市楽座」があります。


さらに、24時間営業のローソン(道の駅花街道付知店)に、屋外ステージと遊具を備えた広い公園「裏木曽街道公園」も併設しています。
素朴な味わいの手作りせんべい「大山せんべい」
物産館では東濃地区および飛騨地区のお土産を中心に取り扱っています。また、木の食器や小物類も揃います。

何をお土産にするか迷っていたのですが、道の駅のサイトや店頭のポップで人気ナンバーワン商品として紹介されていた「大山せんべい」を買ってみることにしました。今回はピーナッツの練りこまれた「らっかせんべい」を買っていますが、何も入っていないプレーンタイプの「たまごせんべい」と「栗せんべい」もあります。
大山せんべいは、中津川市付知町に店舗を構えるせんべい店です。「せんべいを焼き始めて59年余り」だというベテランのご夫婦が切り盛りしており、手焼きで作り上げています。

封を切ると、甘い香りが漂ってきます。整っていない形も含めて、とても味わいを感じます。良いですね、こういうの!
早速一口、齧っていきます。
おぉん、ほんのり素朴な甘さ!!
らっかせんべいの原料は「小麦粉、落花生、砂糖、鶏卵、蜂蜜、マーガリン」のみです。せんべいの素朴な甘味と香りに、とても安心感があります。どこか、原体験的なおやつなんですよね…。食感はパリッとしていますが、密度は高い感じです。厚くてみっちりとした質感です。
練りこまれたピーナッツも、ポリっとした食感と香ばしい風味が絶妙なアクセントとして機能しています。せんべい生地とピーナッツの量のバランスが絶妙で、ピーナッツはたっぷりと入ってはいるけれども、食感や味わいの点で、主役であるせんべいを食ってしまわないような絶妙な塩梅です。大山せんべいのサイトによると、ご主人が完全な手作業でピーナッツを入れているので、その正確無比っぷりに驚きます。だって、1袋に入っている11枚全部に、ほぼ同じバランスでピーナッツが入っているのですから…。
素朴な味わいと同時に、匠の技も楽しめる一品です。これは人気なのも納得です。
なまこ、ピーナッツすき!
道の駅にモデルハウス!?
農産物直売所やローソンなどに混ざって、道の駅施設内にこんなものがありました。

なんと、モデルハウスです!東濃桧や木曽桧を使った木造住宅「付知峡ひのきの家」が展示されています。
付知地区もまた東濃桧の産地であり、いつぞやの海の日名古屋みなと祭で見た「おんぽい節」も付知の木遣り唄です。
見学自由だったため、中を覗いてみることにしました。

床はもちろん、柱、階段、建具などにふんだんにヒノキ材が使われており、木の温もりを感じます。

こちらは仏間や寝室などを兼ねた和室でしょうか。縁側がかなり良い感じですね。子供の頃には、無意味に部屋じゃなくて縁側の部分に居座りたくなりましたよね…。和モダンな雰囲気に、実に落ち着きます。

それにしても、当然ながら初めて訪れる場所のはずなのに、何故か既視感を覚えます。
これ、友達の家だ!!
このモデルハウス、おそらく平成初期に建てられています。白い壁紙に、ツヤツヤの床板…。こんな感じの家、地元の新興住宅街にたくさんありましたよ。既視感の正体は、子供の頃に遊びに行った友達の家に雰囲気が似ていたことでした。(実家にはあまり似ていないです)当時遊びに行った友達の家も、おそらくこのモデルハウスと同じような時期に建っています。
ところで、「僕が友達の家に遊びに行っていた子供時代」というのは、すなわち親が3,40代の頃ということでもあります。そして今は僕が30代です。

「同級生が持ち家を買った」とかいう話をちらほら聞いたりもする頃です。家業を継いで新築した友人もいました。
こういう、ちょっとしたことでも「僕も、もうそういう年齢かぁ!」としみじみ感じさせられますね…。
僕はまだ当分の間賃貸暮らしの予定ですが、買うなら断然、マンションよりも持ち家だと考えています。分譲マンションだと区分所有になるので、築年数が浅いときは良くても、今後数十年住む中で大規模な改修が必要になったときなどに、全住民との意思疎通が大変そうに感じます。
その点、自分の土地に建てる家なら、後の世代に引き継ぐときにももう少しシンプルだと思うんですよ。あとは改造やDIYの自由もききそうです。ガレージを思いっきりカスタマイズしたり、バレルサウナを置いたりしたいです。名古屋近郊に果たして本当に土地を持てるかというのはまた別の話です。
道の駅 花街道付知 まとめ
道の駅花街道付知は、岐阜県中津川市の国道257号線沿いにある道の駅です。
売店とレストランのみならず、農産物直売所や軽食コーナー、コンビニ(ローソン)、遊具公園、屋内プレイルーム(なかつがわ森の木遊館)などを備えた大規模な施設です。中津川市から下呂市にかけての国道257号線は、中央自動車道中津川ICと下呂温泉とを結ぶ主要なアクセス路ゆえ、花街道付知はドライブ中の休憩や気分転換にぴったりの道の駅だと言えます。
売店で一番人気の商品は付知名物の「大山せんべい」です。ベテランせんべい職人の大山夫妻が手作りで焼き上げており、素朴な甘味が美味しい一品です。
また、東濃桧の産地でもあり、売店にて木の製品を購入可能なほか、「付知峡ひのきの家」のモデルハウスもあります。「モデルハウスがある道の駅なんて全国でも唯一では!?」と思ったのですが、よく調べてみると、どうも、栃木県矢板市の道の駅やいたにもモデルハウスがあるらしいです3。「元祖・道の駅」の記事を書きながら、改めて道の駅の奥深さを思い知ったのでした。
道の駅花街道付知のWebサイトはこちら↓
- 山口県阿武町の道の駅阿武町も同様に、道の駅社会実験の後に正式に道の駅として登録されています。(参考)
- 道の駅豊栄もまた、1993年4月22日の第1回登録で道の駅として登録されています。
- 参考:道の駅やいたエコハウス


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