プール・筋トレ・読書!カルポート東(名古屋市東区大幸南)

カルポート東外観 気になるスポット

よく水泳をしに行っていた千種区香流橋の香流橋プールが、2023年9月に隣接するゴミ焼却場の猪子石工場1の稼働停止により閉鎖されていたので、代わりに泳ぎに行くプールを探す必要がありました。また、同じ頃にエニタイムフィットネスも退会したので、マシントレーニングができる新たな場所も探していました。

すると、バンテリンドームナゴヤの近くにある複合施設「カルポート東」が理想に近い場所だとわかりました。スポーツセンター、図書館、劇場、ギャラリーが一体となった、健康で文化的な一日を過ごせる施設です!

カルポート東とは?

カルポート東外観

地下鉄名城線をナゴヤドーム前矢田駅にて下車し、バンテリンドームナゴヤおよびイオンモールナゴヤドーム前方面へと通路を進んでいくと、左手方向にペデストリアンデッキと一体化した大きな建物が見えます。これが名古屋市東区の文化施設「カルポート東」です。東スポーツセンター、名古屋市東図書館、市民ギャラリー矢田、東文化小劇場の4施設が一体となって整備されています。カルポートとは「カルチャー」「スポーツ」「アート」を合わせた造語で、その名の通り文化や芸術に触れつつ運動もできる施設となっています。

何より利便性が魅力的ですね!地下鉄駅に隣接しているうえに、すぐ近くに大型ショッピングモールがあるため「カルポートを利用したついでに買い物」という過ごし方もできます。

有料駐車場もありますが、駐車台数は57台とあまり多くはありません。公共交通機関でのアクセスが推奨されています。

東スポーツセンター

東スポーツセンター外観

東スポーツセンターは、名古屋市の各区にあるスポーツセンターの一つです。カルポート東の1階から4階に、第1競技場(球技場)、第2競技場(武道場)、弓道練習場、軽運動室(卓球、ダンス室)、屋内プール、トレーニング室を備えており、様々なスポーツに対応した施設です。中でもトレーニング室、屋内プール、第2競技場、弓道練習場は個人利用が可能です。また、第1競技場はランニングコースとしても利用可能です。

回数券

僕の目的はマシントレーニングと水泳だったので、トレーニング室と屋内プールの回数券を購入しました。ダイエットには筋力トレーニングの後に有酸素運動に取り組むと効果的らしいので、トレーニング室でのマシントレーニングを終えた後で、流れるように有酸素運動である水泳へと移れるのは非常に理想的と言わざるをえません!

というわけで、まずはトレーニングルームから利用してみることにします。注意点として、利用時には屋内用の運動靴を準備する必要があるほか、初回利用時にはスタッフからのレクリエーションを受ける必要もあります。また、更衣室には10円玉が戻ってこないタイプのコインロッカー2があるため、利用する場合には10円玉を用意しておきましょう。

東スポーツセンタートレーニング室
トレーニング室内の写真は撮れないので案内図で内部の様子を紹介します

このトレーニングルームが、公共の施設として考えるとなかなか本格的なのです。多種多様なトレーニングマシンに、有酸素マシン、フリーウエイト、ストレッチ用ヨガマットが揃っています。エニタイムフィットネスなんかと比べても遜色がありません!なんなら徳島市の蔵本公園のトレーニング室よりも充実しています!さすが名古屋市!!

初心者向けのマシンには若葉マークが描かれているので、トレーニングに慣れていない人でもどれを使えば良いかわかりやすいです。基本的に、若葉マークのマシンを、大きな筋肉を使う順に使用すれば良い感じに全身の筋肉を鍛えられますね。利用者は多いですが、スペースが広いのでそこまで気になりません。そんなトレーニングルームを、大人の1回の利用料金は300円で、回数券の場合は1回あたり200円という破格で使えます。さらに言うと1ヶ月定期券は1600円です。当然ながらエニタイムフィットネスのようにいつでも利用可能というわけではないし、室内も混みがちではあるのですが、自分でメニューを決めてトレーニングできる方は、むしろ1回単位で使えるこのトレーニングルームのほうが使いやすいかもしれません(エニタイムはエニタイムでパーソナルトレーニングを使えるという良さもあります)。

マシントレーニングで筋肉を使った後は、プールで有酸素運動です!プールの更衣室のロッカーも10円玉が帰ってこないタイプなので10円玉を用意しておきましょう。

東スポーツセンタープール
プールの写真も撮れないので案内図で内部の様子を紹介します

プールは香流橋プールと同じく、小児用プールと25mプールから構成されています。25mプールには5つのレーンとウォーキングコース、児童用コースがあり、レーンは右手側からフリーコース(2レーン)、ターン禁止完泳コース(2レーン)、ターン可能完泳コースとなっています。

香流橋プールと比較して遅い時間(平日は夜9時)まで営業しているので、平日の仕事が終わった後でも行きやすい点が非常にありがたいです!あとは、サウナ(採暖室)もあるので泳いだ後の体を温めることもできます。

筋トレの後で500m泳ぐとまあまあ疲れますが、体に効いている感じはかなりしますね。これを週に2回続けることをノルマにした結果、リバウンドした体重をなんとか元に戻すことができました…

このように、東スポーツセンターには個人利用可能な本格的なスポーツ設備が多く揃っています。中でもトレーニング室の設備はかなり充実しており、それでいてリーズナブルな料金で利用可能なのでおすすめです!

名古屋市東図書館

名古屋市東図書館外観
東図書館紹介1

名古屋市東図書館は、名古屋市の市営図書館の一つです。カルポート東の2階と3階にあります。規模は高校の図書室よりは大きく、大学の図書館よりは小さいといった印象ですかね。あまり大きくはないですが、立地ゆえにかなり便利ですし、平日は夜7時まで開館しているので、仕事帰りに本を借りるといった使い方もできます。

閲覧室は3階にあり、2階には自習室があります。たくさんの学生が利用していました。

名古屋市東図書館内部
名古屋東図書館館内案内図

本の品揃えは、地図、郷土資料、専門書といった資料系から、小説やライトノベル等の娯楽系まで幅広いです。

東図書館紹介2

蔵書に、中日ドラゴンズや、プロバスケットボールチーム(B1リーグ)の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、女子バスケットボールの三菱電機コアラーズの応援コーナーがある点が特徴的で、スポーツ雑誌のバックナンバーが充実しています。

僕は中学の3年間ずっと図書委員だったぐらいには本が好きだったのですが、最近めっきり本とはご無沙汰になってしまっていました。ですが、時間潰しのつもりで久しぶりに入った東図書館にて、本が好きだったあの頃を思い出しましたね… 書店と違って、図書館は気軽に本を取り出して未知の本を試せるので「本との無限の出会いが待っている場所」だと思います。僕が小中学生の頃には、アナログなカードに借りた本の名前と番号と日付を書いて貸し借りを管理していましたが、2000年代後半あたりからはバーコードで貸し借りを管理するようになりましたよね。そのあたりまでの記憶はあったのですが、今時の図書館ではさらにスマホから借りた図書の延長処理をしたり、借りたい本の予約をしたり、電子書籍を借りたりできるらしいです。今のスマホ全盛の世の中は図書館にとって逆境かと思いましたが、うまいこと共存して便利になっているのですね。

2023年10月読書

イオンモールでの買い物や運動のついでに定期的に立ち寄っては、気になる本を探して借りています。新コーナー「なまこマンの読書メーター」を始めたきっかけもここに通うようになったことですね。長く続く企画にできるよう頑張ります(笑)

市民ギャラリー矢田、東文化小劇場

市民ギャラリー矢田外観

名古屋市東図書館の隣に「市民ギャラリー矢田」「東文化小劇場」があります。

市民ギャラリー矢田は7つの展示室から構成されるギャラリーで、東文化小劇場は349席を備えた小劇場です。

市民ギャラリー矢田予定
東文化小劇場予定

いずれの施設も、展示会や発表会の会場として普段から地域住民に活用されています。

リアルポートレート1

訪問日(2023年10月29日)には、ポートレート写真のイベント「リアルポートレート名古屋」が開催されていたので、覗いてきました(入場無料)。

リアルポートレート2
イベントの様子は撮影していないので代わりにサークル配置図で雰囲気を紹介します

会場はカメラを抱えた「撮影者」や、絢爛なドレス等のコスチュームに身を包んだ「被写体」で賑わっており、盛り上がっていました。

写真は「真を写す」という字の通り、現実に起きていることを切り抜いて一枚に収めている一方で、光やレンズ等の効果によって、現実とは異なる幻想的な一枚に仕上げることもできます。展示された作品の数々を見て、機材選び、衣装選び、シーンチョイス、照明効果等、こだわることのできる場所がたくさんあるのが面白いと思いました。

市民ギャラリー矢田は、このような芸術展示会を「イオンモールでの買い物帰り」や「バンテリンドームナゴヤでの野球観戦前」等に、ふらっと立ち寄って楽しめるのがポイントですね。立ち寄りやすい立地であるからこそ、芸術に親しむきっかけにもなりやすいです。

カルポート東 まとめ

カルポート東は地下鉄名城線ナゴヤドーム前矢田駅に隣接した、名古屋市東区の複合公共施設です。一つの敷地内に東スポーツセンター、名古屋市東図書館、市民ギャラリー矢田、東文化小劇場が併設されています。

東スポーツセンターには球技場や武道場、プール、トレーニングルーム等、幅広いスポーツ施設が揃っており、武道場、弓道練習場、プール、トレーニングルームはリーズナブルな料金で個人利用可能です。

料金は、

1回券

第2競技場(武道場):
大人(15歳以上、高校生以上)200円/高齢者(市内在住65歳以上)100円/子供(中学生以下)100円

弓道練習場:
大人200円/高齢者100円/子供100円

屋内プール:
大人500円/高齢者100円/子供200円

トレーニング室:
大人300円/高齢者100円/子供100円

回数券

第2競技場(11枚綴り):
大人2000円/高齢者1000円/子供1000円

屋内プール(11枚綴り・25枚綴り):
大人5000円・10000円/高齢者1000円・2000円/子供2000円・4000円

トレーニング室(5枚綴り):
大人1000円/高齢者300円/子供400円

定期券(1月・1年)

弓道練習場:
大人1600円・12800円/高齢者500円・4200円/子供800円・6400円

屋内プール(1月・1年):
大人4000円・32000円/高齢者1300円・10600円/子供2000円・16000円

トレーニング室(1月・1年):
大人1600円・12800円/高齢者500円・4200円/子供800円・6400円

となっています。

名古屋市東図書館には様々な本が揃っており、中でも中日ドラゴンズをはじめとした名古屋市のスポーツチームの資料の充実ぶりが印象的です。学生に嬉しい学習室もあります。

市民ギャラリー矢田や東文化小劇場では日々様々な市民の文化活動が行われています。

交通の便が良好で、イオンモールナゴヤドーム前からも近いので、買い物帰りに利用することも可能です。こういう施設が身近にあると、日々の暮らしが充実しますよね。

名古屋市民の健康で文化的な一日に寄り添う施設です!

カルポート東
愛知県名古屋市東区大幸南1丁目1

休館日:月曜日、年末年始(12月29日~1月3日)

名古屋市東スポーツセンターのWebサイトはこちら↓

名古屋市図書館のWebサイトはこちら↓

市民ギャラリー矢田と東文化小劇場を管理する、名古屋市文化振興事業団のWebサイトはこちら↓

  1. 香流橋プールの熱源
  2. 大きさによっては20円必要

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